第2 【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

 

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社。以下同じ。)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態、経営成績の状況

当グループは、横須賀店では2024年9月25日に「ファッションプラザ パシオス」が開店、藤沢店では2024年10月16日に食品スーパー「ライフ」が開店したことにより、新たな顧客の獲得と共に、継続的なテナントよりの賃料収入も増加いたしました。また百貨店主催の1月・2月の横須賀店と藤沢店で厳選したチョコレートをご用意したバレンタイン企画「チョコレートフェスティバル」においては多くのお客様にご来店いただく等、テナントゾーンと百貨店ゾーンの相乗効果がでてきております。加えて、2024年11月1日に取得した藤沢店8階レストラン街の一部区画に、グループシナジー効果を活用し開店した「静岡うなぎ」もご好評をいただいております。又、更なる事業の拡大を目指すべく不動産事業(アパート事業等)を開始、業務区分を追加いたしました。1月末にて町田ジョルナのテナント運営管理業務が期間満了に伴い終了しましたが、当中間連結会計期間の業績については計画通りに進捗しております。

経費面につきましては、賃貸スペースが増加したことによるコスト削減効果を含め、ローコストオペレーション推進を継続しております。

以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高2,360百万円(前年同期比89.3%)、営業利益59百万円(前年同期比89.6%)、経常利益103百万円(前年同期比178.5%)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

①百貨店事業

 売上高は2,355百万円(前年同期比89.2%)、営業利益は332百万円(前年同期比90.9%)となりました。

 

②不動産事業(アパート事業等)

 売上高は4百万円、営業損失は△1百万円となりました。

 なお、不動産事業(アパート事業等)に関しては、当中間連結会計期間より開始しております。

 

 当中間連結会計期間末の財政状態に関しましては、総資産については、前連結会計年度末に比べ117百万円増加し

11,924百万円となりました。

 負債については、前連結会計年度末に比べ35百万円減少し11,153百万円となりました。

 純資産については、前連結会計年度末に比べ153百万円増加し770百万円となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ263百万円減少し、1,385百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、288百万円の収入(前中間連結会計期間は186百万円の収入)となりました。主な収入項目は、減価償却費171百万円、主な支出項目は、棚卸資産の増減額△97百万円等によるものです。

投資活動によるキャッシュ・フローは、550百万円の支出(前中間連結会計期間は212百万円の支出)となりました。主な支出項目は、有形固定資産の取得による支出460百万円等によるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、1百万円の支出(前中間連結会計期間は1百万円の支出)となりました。主な支出項目は、リース債務の返済による支出1百万円等によるものであります。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。