1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
2.監査証明について
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
|
|
(単位:千円) |
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前連結会計年度 (2024年1月31日) |
当連結会計年度 (2025年1月31日) |
資産の部 |
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流動資産 |
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|
現金及び預金 |
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|
受取手形、売掛金及び契約資産 |
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商品及び製品 |
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仕掛品 |
|
|
その他 |
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|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
流動資産合計 |
|
|
固定資産 |
|
|
有形固定資産 |
|
|
建物及び構築物 |
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
建物及び構築物(純額) |
|
|
機械装置及び運搬具 |
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
機械装置及び運搬具(純額) |
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
工具、器具及び備品(純額) |
|
|
その他 |
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
無形固定資産 |
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のれん |
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ソフトウエア |
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|
無形資産 |
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|
その他 |
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|
無形固定資産合計 |
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|
投資その他の資産 |
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|
投資有価証券 |
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|
敷金及び保証金 |
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繰延税金資産 |
|
|
その他 |
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|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
投資その他の資産合計 |
|
|
固定資産合計 |
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
(単位:千円) |
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前連結会計年度 (2024年1月31日) |
当連結会計年度 (2025年1月31日) |
負債の部 |
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流動負債 |
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|
短期借入金 |
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|
1年内返済予定の長期借入金 |
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未払金 |
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|
未払費用 |
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未払法人税等 |
|
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賞与引当金 |
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|
その他 |
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|
流動負債合計 |
|
|
固定負債 |
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|
長期借入金 |
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退職給付に係る負債 |
|
|
繰延税金負債 |
|
|
その他 |
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固定負債合計 |
|
|
負債合計 |
|
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純資産の部 |
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株主資本 |
|
|
資本金 |
|
|
資本剰余金 |
|
|
利益剰余金 |
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
株主資本合計 |
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
その他有価証券評価差額金 |
△ |
|
為替換算調整勘定 |
|
|
その他の包括利益累計額合計 |
|
|
非支配株主持分 |
|
|
純資産合計 |
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
売上高 |
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|
売上原価 |
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|
売上総利益 |
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|
販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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|
営業外収益 |
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|
受取利息 |
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|
為替差益 |
|
|
助成金収入 |
|
|
貸倒引当金戻入額 |
|
|
保険解約返戻金 |
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債務勘定整理益 |
|
|
その他 |
|
|
営業外収益合計 |
|
|
営業外費用 |
|
|
支払利息 |
|
|
為替差損 |
|
|
投資有価証券運用損 |
|
|
貸倒引当金繰入額 |
|
|
自己株式取得費用 |
|
|
その他 |
|
|
営業外費用合計 |
|
|
経常利益 |
|
|
特別利益 |
|
|
固定資産売却益 |
|
|
投資有価証券売却益 |
|
|
特別利益合計 |
|
|
特別損失 |
|
|
固定資産売却損 |
|
|
固定資産除却損 |
|
|
投資有価証券評価損 |
|
|
減損損失 |
|
|
特別損失合計 |
|
|
税金等調整前当期純利益又は 税金等調整前当期純損失(△) |
△ |
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
法人税等調整額 |
△ |
△ |
法人税等合計 |
|
|
当期純損失(△) |
△ |
△ |
非支配株主に帰属する当期純利益又は 非支配株主に帰属する当期純損失(△) |
△ |
|
親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
△ |
△ |
|
|
(単位:千円) |
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
当期純損失(△) |
△ |
△ |
その他の包括利益 |
|
|
その他有価証券評価差額金 |
△ |
|
為替換算調整勘定 |
|
|
その他の包括利益合計 |
|
|
包括利益 |
△ |
△ |
(内訳) |
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
△ |
△ |
非支配株主に係る包括利益 |
△ |
|
前連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
|
|
|
(単位:千円) |
||
|
株主資本 |
||||
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
会計方針の変更による累積的影響額 |
|
|
△ |
|
△ |
会計方針の変更を反映した当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△ |
|
△ |
親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
|
|
△ |
|
△ |
自己株式の取得 |
|
|
|
△ |
△ |
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
△ |
|
|
△ |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
△ |
△ |
△ |
△ |
当期末残高 |
|
|
|
△ |
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|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||
|
その他有価証券 評価差額金 |
為替換算 調整勘定 |
その他の 包括利益 累計額合計 |
||
当期首残高 |
|
|
|
|
|
会計方針の変更による累積的影響額 |
|
|
|
|
|
会計方針の変更を反映した当期首残高 |
|
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
△ |
親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
|
|
|
|
△ |
自己株式の取得 |
|
|
|
|
△ |
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
|
|
|
△ |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
△ |
|
|
△ |
|
当期変動額合計 |
△ |
|
|
△ |
△ |
当期末残高 |
△ |
|
|
|
|
当連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
|
|
|
(単位:千円) |
||
|
株主資本 |
||||
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△ |
|
△ |
親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
|
|
△ |
|
△ |
自己株式の取得 |
|
|
|
△ |
△ |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
△ |
△ |
△ |
当期末残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||
|
その他有価証券 評価差額金 |
為替換算 調整勘定 |
その他の 包括利益 累計額合計 |
||
当期首残高 |
△ |
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
△ |
親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
|
|
|
|
△ |
自己株式の取得 |
|
|
|
|
△ |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
|
△ |
当期末残高 |
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) |
△ |
|
減価償却費 |
|
|
減損損失 |
|
|
のれん償却額 |
|
|
貸倒引当金の増減額(△は減少) |
|
|
賞与引当金の増減額(△は減少) |
△ |
|
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) |
|
△ |
受取利息及び受取配当金 |
△ |
△ |
助成金収入 |
△ |
△ |
支払利息 |
|
|
為替差損益(△は益) |
△ |
△ |
投資有価証券運用損益(△は益) |
|
|
固定資産売却損益(△は益) |
|
△ |
固定資産除却損 |
|
|
投資有価証券評価損益(△は益) |
|
|
投資有価証券売却損益(△は益) |
△ |
|
売上債権及び契約資産の増減額(△は増加) |
|
△ |
棚卸資産の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
未収入金の増減額(△は増加) |
△ |
|
未払金の増減額(△は減少) |
△ |
|
未払費用の増減額(△は減少) |
|
|
未払消費税等の増減額(△は減少) |
|
|
預り金の増減額(△は減少) |
△ |
|
その他 |
|
|
小計 |
|
|
利息及び配当金の受取額 |
|
|
助成金の受取額 |
|
|
利息の支払額 |
△ |
△ |
法人税等の支払額 |
△ |
△ |
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
有形固定資産の売却による収入 |
|
|
無形固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
投資有価証券の取得による支出 |
△ |
△ |
投資有価証券の売却による収入 |
|
|
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 |
△ |
|
事業譲受による支出 |
|
|
貸付けによる支出 |
△ |
|
貸付金の回収による収入 |
|
|
敷金及び保証金の差入による支出 |
△ |
△ |
敷金及び保証金の回収による収入 |
|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
△ |
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
短期借入金の純増減額(△は減少) |
|
|
長期借入金の返済による支出 |
△ |
△ |
配当金の支払額 |
△ |
△ |
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出 |
△ |
|
自己株式の取得による支出 |
△ |
△ |
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
|
現金及び現金同等物に係る換算差額 |
|
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
△ |
△ |
現金及び現金同等物の期首残高 |
|
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
|
|
1.連結の範囲に関する事項
すべての子会社を連結子会社としております。
連結子会社の数
主要な連結子会社の名称(2025年1月31日現在)
ポールトゥウィン株式会社
株式会社MIRAIt Service Design
PTW International Holdings Limited
PTW America,Inc.
PTW Canada Solutions, Inc.
PTW International UK Limited
PTWジャパン株式会社
PTWI India Private Limited
Side UK Limited
株式会社HIKE
株式会社アクアプラス
前連結会計年度において連結子会社でありましたVibe Avenue Inc.は、2024年12月1日付でPTW Canada Solutions, Inc.へ吸収合併したため、連結の範囲から除いております。
2.持分法の適用に関する事項
持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社はありません。
持分法適用の関連会社数
会社名 Altered Ltd
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、株式会社しいたけデジタルの決算日は3月31日であり、連結財務諸表の作成に当たっては、連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎としております。
また、連結子会社のうち、PTWジャパン株式会社、株式会社アクアプラス、株式会社フィックスレコード及び主要な在外子会社の決算日は12月31日であり、連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しており、連結決算日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
主に時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
主に移動平均法による原価法を採用しております。
② 棚卸資産
主に個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
当社及び国内子会社は、主に定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
また、在外子会社は、主に定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 5~18年
工具、器具及び備品 2~10年
② 無形固定資産
主に定額法によっております。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(3~5年)に基づいております。
また、無形資産については、効果の及ぶ期間(3~10年)に基づいております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
主に債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
一部の連結子会社は、従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度に負担すべき額を計上しております。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっており、数理計算上の差異及び過去勤務費用については、発生年度に一括で費用処理しております。
また、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
当社及び連結子会社はサービス・ライフサイクルソリューション事業を行っており、業務区分別の顧客との契約から生じる収益に関する主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
① 国内ソリューション及び海外ソリューション
主にデバッグ、カスタマーサポート、ソフトウェアテスト及びモニタリング等の業務を行っており、顧客への役務提供が完了した時点で収益を認識しております。
なお、ローカライズ及び音声収録等の業務において、顧客との契約により履行義務が一定の期間にわたり充足される一部の受託契約については、期間がごく短いものを除き、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した原価が、予想される原価の総額に占める割合に基づいて行っております。
② メディア・コンテンツ
主にグラフィック開発、アニメ制作・製作出資、ゲームパブリッシング、PRマーケティング支援、バリアフリー字幕・音声ガイド制作等の業務を行っており、資産を顧客に引き渡した時点又は顧客への役務提供が完了した時点で収益を認識しております。
(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
なお、在外子会社等の資産及び負債は連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。
(7) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの効果の発現する期間を合理的に見積り、当該期間にわたり均等償却しております。
なお、金額の僅少なものについては発生時に一括で償却しております。
(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的投資からなっております。
前連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
(のれん及び無形資産の評価)
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
|
金額 |
のれん |
1,064,982千円 |
無形資産(顧客関連資産等) |
735,000 |
のれん及び無形資産に係る減損損失 |
316,677 |
上記計上額には、株式会社MSDホールディングス(以下、「MSD」という。)の取得に係るのれん610,326千円及び顧客関連資産735,000千円が含まれております。
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する事項
① 算出方法
買収時の超過収益力を当該対象会社ののれん、既存顧客との継続的な取引関係により生み出すことが期待される超過収益の現在価値を無形資産(顧客関連資産)として認識しております。
当該のれん及び無形資産(顧客関連資産)を含む資産グループに減損の兆候があると判断した場合には、減損損失の認識の判定を行うこととしております。
なお、のれん及び無形資産(顧客関連資産)については、以下の観点から減損の兆候の有無を検討しております。
・営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなっていないこと、または継続してマイナスとなる見込みでないこと
・経営環境が著しく悪化していないこと
当連結会計年度におけるMSDの業績は、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなっていないこと、または継続してマイナスとなる見込みでないことを確認しております。また、経営環境について、期末日時点の事業計画上の売上高及び営業利益に関する想定が、支配獲得時点のものと比較して重要な乖離が生じていないことを確認しております。そのため、MSDに対するのれん及び顧客関連資産について減損の兆候は生じていないと判断しております。
② 主要な仮定
無形固定資産の測定にあたっては、のれん及び無形資産(顧客関連資産)の算定の基礎となる事業計画に含まれる将来の売上高成長率、顧客関係に係る将来キャッシュ・フローにおける既存顧客減少率及び顧客関連資産から発生する将来キャッシュ・フローの不確実性を考慮した割引率を主要な仮定としております。
③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
主要な仮定である事業計画に含まれる将来の売上高成長率、顧客減少率、割引率は、見積りの不確実性があるため、事業計画との乖離が生じることにより、翌連結会計年度において、減損損失が発生する可能性があります。
当連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
(株式会社MSDホールディングスの取得に係るのれん及び無形資産の評価)
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
|
金額 |
のれん |
528,949千円 |
無形資産(顧客関連資産) |
637,000 |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する事項
① 算出方法
買収時の超過収益力を当該対象会社ののれん、既存顧客との継続的な取引関係により生み出すことが期待される超過収益の現在価値を無形資産(顧客関連資産)として認識しております。
当該のれん及び無形資産(顧客関連資産)を含む資産グループに減損の兆候があると判断した場合には、減損損失の認識の判定を行うこととしております。
なお、のれん及び無形資産(顧客関連資産)については、以下の観点から減損の兆候の有無を検討しております。
・営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなっていないこと、または継続してマイナスとなる見込みでないこと
・経営環境が著しく悪化していないこと
当連結会計年度における株式会社MSDホールディングスの業績は、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなっていないこと、または継続してマイナスとなる見込みでないことを確認しております。また、経営環境について、期末日時点の事業計画上の売上高及び営業利益に関する想定が、支配獲得時点のものと比較して重要な乖離が生じていないことを確認しております。そのため、株式会社MSDホールディングスに対するのれん及び顧客関連資産について減損の兆候は生じていないと判断しております。
② 主要な仮定
無形固定資産の測定にあたっては、のれん及び無形資産(顧客関連資産)の算定の基礎となる事業計画に含まれる将来の売上高成長率、顧客関係に係る将来キャッシュ・フローにおける既存顧客減少率及び顧客関連資産から発生する将来キャッシュ・フローの不確実性を考慮した割引率を主要な仮定としております。
③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
主要な仮定である事業計画に含まれる将来の売上高成長率、顧客減少率、割引率は、見積りの不確実性があるため、事業計画との乖離が生じることにより、翌連結会計年度において、減損損失が発生する可能性があります。
(在外子会社の収益及び費用の本邦通貨への換算方法の変更)
在外子会社の収益及び費用については、従来、決算日の直物為替相場により円貨に換算しておりましたが、為替相場が著しく変動する中で在外子会社の業績の重要性が増しており、また、一般消費者向け海外プロダクトビジネスの拡大によって今後もその重要性が増すことが見込まれることから、一時的な為替相場の変動による期間損益への影響を緩和し、在外子会社の業績をより適切に連結財務諸表に反映させるため、当連結会計年度より期中平均相場により円貨に換算する方法に変更しております。
なお、当社は第7期(2016年1月期)において新たに連結会計システムを導入しており、第6期(2015年1月期)以前の期間については会計方針の変更による影響額が軽微であるため、2015年2月1日より期中平均相場により円貨に換算する方法を適用しております。
当該会計方針の変更は遡及適用され、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表となっております。
この結果、遡及適用を行う前と比べて、前連結会計年度の連結損益計算書は、売上高が255,381千円減少し、営業利益が41,407千円、経常利益が16,370千円増加し、税金等調整前当期純損失が43,150千円、親会社株主に帰属する当期純損失が46,799千円減少しており、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書は、営業活動によるキャッシュ・フローが9,103千円、投資活動によるキャッシュ・フローが18,372千円増加しております。
また、前連結会計年度の期首の純資産に累積的影響額が反映されたことにより、前連結会計年度の利益剰余金の遡及適用後の期首残高は2,798千円減少し、為替換算調整勘定の遡及適用後の期首残高は同額増加しております。
なお、1株当たり情報に与える影響は、当該箇所に記載しております。
(法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準等)
・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
(1) 概要
2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。
・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)
・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果
(2) 適用予定日
2026年1月期の期首から適用します。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(リースに関する会計基準等)
・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)
・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会) 等
(1)概要
企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。
借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。
(2)適用予定日
2029年1月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「棚卸資産の増減額」及び「未収入金の増減額」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた65,179千円(会計方針の変更を反映した遡及修正後の数値)は、「棚卸資産の増減額」△332,126千円、「未収入金の増減額」△112,895千円、「その他」510,201千円として組み替えております。
※1 顧客との契約から生じた債権及び契約資産
顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)3.当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報 (1) 契約資産及び契約負債の残高等」に記載のとおりであります。
※2 無形資産の内容は次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (2024年1月31日) |
当連結会計年度 (2025年1月31日) |
顧客関連資産 |
735,000千円 |
933,793千円 |
マーケティング関連資産 |
- |
253,078 |
計 |
735,000 |
1,186,871 |
※3 契約負債
契約負債の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)3.当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報 (1) 契約資産及び契約負債の残高等」に記載のとおりであります。
4 医療関連人材紹介サービス(その他事業)において、次の債務保証を行っております。
|
前連結会計年度 (2024年1月31日) |
当連結会計年度 (2025年1月31日) |
医療関連人材(奨学金) |
66,130千円 |
5,750千円 |
計 |
66,130 |
5,750 |
※1 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
役員報酬 |
|
|
給料手当 |
|
|
※3 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
建物及び構築物 |
-千円 |
7,718千円 |
計 |
- |
7,718 |
※4 固定資産売却損の内容は次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
機械装置及び運搬具 |
1,805千円 |
-千円 |
工具、器具及び備品 |
- |
589 |
計 |
1,805 |
589 |
※5 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
建物及び構築物 |
9,437千円 |
11,413千円 |
工具、器具及び備品 |
578 |
101 |
計 |
10,015 |
11,515 |
※6 減損損失
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
前連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
場所 |
用途 |
種類 |
金額(千円) |
株式会社Ninjastars (東京都千代田区) |
- |
のれん |
222,378 |
PTW International UK Limited (英国ロンドン) |
事業用資産 |
建物及び構築物 工具、器具及び備品 ソフトウエア |
5,948 39,276 8,925 |
PTW Korea Co., Ltd (韓国羅州市) |
事業用資産 |
建物及び構築物 工具、器具及び備品 ソフトウエア |
261 5,870 1 |
PTW Romania SRL. (ルーマニアブカレスト) |
事業用資産 |
建物及び構築物 工具、器具及び備品 ソフトウエア |
564 5,714 39 |
OneXP LLC (米国ロサンゼルス) |
事業用資産 |
ソフトウエア |
6,988 |
OneXP UK Limited (英国ロンドン) |
事業用資産 |
ソフトウエア |
572,048 |
株式会社HIKE (東京都新宿区) |
- |
のれん (グラフィック事業) |
94,299 |
(1) 減損損失の認識に至った経緯
営業活動から生じる損益が継続してマイナス又は継続してマイナスとなる見込みである資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(962,317千円)として特別損失に計上しております。
(2) 資産のグルーピングの方法
当社グループは管理会計上の区分を基準に資産のグルーピングを行っております。
(3) 回収可能価額の算定方法等
回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスであるため、回収可能価額は零としております。
当連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
場所 |
用途 |
種類 |
金額(千円) |
株式会社ポールトゥウィン ホールディングス (東京都新宿区) |
事業用資産 |
建物及び構築物 工具、器具及び備品 |
31,434 10,164 |
1518 Studios, Inc. (米国ロサンゼルス) |
- |
のれん |
26,502 |
株式会社HIKE (東京都新宿区) |
事業用資産 |
建物及び構築物 工具、器具及び備品 のれん(ステージ事業) ソフトウエア |
28,379 42,542 26,504 8,003 |
株式会社アクアプラス (東京都新宿区) |
- |
のれん |
102,736 |
(1) 減損損失の認識に至った経緯
営業活動から生じる損益が継続してマイナス又は継続してマイナスとなる見込みである資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(276,266千円)として特別損失に計上しております。
(2) 資産のグルーピングの方法
当社グループは管理会計上の区分を基準に資産のグルーピングを行っております。
(3) 回収可能価額の算定方法等
回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスであるため、回収可能価額は零としております。
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
その他有価証券評価差額金: |
|
|
当期発生額 |
△23,544千円 |
1,343千円 |
組替調整額 |
△26,511 |
44,436 |
税効果調整前 |
△50,055 |
45,779 |
税効果額 |
17,320 |
△15,781 |
その他有価証券評価差額金 |
△32,735 |
29,997 |
為替換算調整勘定: |
|
|
当期発生額 |
311,424 |
513,347 |
持分法適用会社に対する持分相当額: |
|
|
当期発生額 |
- |
- |
その他の包括利益合計 |
278,689 |
543,345 |
前連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
当連結会計年度期首 株式数 (株) |
当連結会計年度 増加株式数 (株) |
当連結会計年度 減少株式数 (株) |
当連結会計年度末 株式数 (株) |
発行済株式 |
|
|
|
|
普通株式 |
38,156,000 |
- |
- |
38,156,000 |
合計 |
38,156,000 |
- |
- |
38,156,000 |
自己株式 |
|
|
|
|
普通株式(注)1.2. |
829,830 |
1,981,900 |
16,000 |
2,795,730 |
合計 |
829,830 |
1,981,900 |
16,000 |
2,795,730 |
(注)1.普通株式の自己株式の株式数の増加1,981,900株は、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づく自己株式の取得による増加であります。
2.普通株式の自己株式の株式数の減少16,000株は、2023年5月23日開催の取締役会決議に基づく譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分によるものであります。
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
(決 議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (千円) |
1株当たり 配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
2023年4月27日 定時株主総会 |
普通株式 |
559,892 |
15 |
2023年1月31日 |
2023年4月28日 |
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(決 議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (千円) |
配当の原資 |
1株当たり 配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
2024年4月25日 定時株主総会 |
普通株式 |
565,764 |
利益剰余金 |
16 |
2024年1月31日 |
2024年4月26日 |
当連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
当連結会計年度期首 株式数 (株) |
当連結会計年度 増加株式数 (株) |
当連結会計年度 減少株式数 (株) |
当連結会計年度末 株式数 (株) |
発行済株式 |
|
|
|
|
普通株式 |
38,156,000 |
- |
- |
38,156,000 |
合計 |
38,156,000 |
- |
- |
38,156,000 |
自己株式 |
|
|
|
|
普通株式(注) |
2,795,730 |
21 |
- |
2,795,751 |
合計 |
2,795,730 |
21 |
- |
2,795,751 |
(注)普通株式の自己株式の株式数の増加21株は、単元未満株式の買取りによる増加であります。
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
(決 議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (千円) |
1株当たり 配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
2024年4月25日 定時株主総会 |
普通株式 |
565,764 |
16 |
2024年1月31日 |
2024年4月26日 |
2024年9月10日 取締役会 |
普通株式 |
282,881 |
8 |
2024年7月31日 |
2024年10月8日 |
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(決 議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (千円) |
配当の原資 |
1株当たり 配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
2025年4月24日 定時株主総会 |
普通株式 |
282,881 |
利益剰余金 |
8 |
2025年1月31日 |
2025年4月25日 |
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
現金及び預金勘定 |
7,843,562千円 |
7,012,693千円 |
現金及び現金同等物 |
7,843,562 |
7,012,693 |
※2 事業の譲受けにより増加した資産及び負債の主な内訳
前連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
当連結会計年度において、Ghostpunch Games, LLCからの事業の譲受けにより増加した資産及び負債の主な内訳は次のとおりであります。
流動資産 |
95,391千円 |
固定資産 |
543,866 |
資産合計 |
639,257 |
流動負債 |
9,701 |
負債合計 |
9,701 |
内容の重要性が乏しく、リース契約1件当たりの金額が少額なリース取引のため、記載を省略しております。
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については安全性の高い短期的な預金等に限定し、また、資金調達については主に株式発行及び銀行借入により行っております。なお、デリバティブ取引は行っておりません。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形、売掛金及び契約資産は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、当社グループの与信管理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握することでリスク低減を図っております。
投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式等であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価や発行体の財務状況を把握する体制としております。
短期借入金は運転資金及び設備投資等を目的としたものであり、金利変動リスクに晒されておりますが、金利動向を随時把握し、適切に管理しております。
未払金は、そのほとんどが3ヶ月以内の支払期日であります。また、その決済時において流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)に晒されておりますが、当社グループ各社が適時に資金繰計画を作成する等の方法により管理しております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。
前連結会計年度(2024年1月31日)
|
連結貸借対照表計上額 (千円) |
時価(千円) |
差額(千円) |
投資有価証券(※2) |
56,945 |
56,945 |
- |
資産計 |
56,945 |
56,945 |
- |
当連結会計年度(2025年1月31日)
|
連結貸借対照表計上額 (千円) |
時価(千円) |
差額(千円) |
投資有価証券(※2) |
18,063 |
18,063 |
- |
資産計 |
18,063 |
18,063 |
- |
(※1)「現金」並びに短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似する「預金」、「受取手形、売掛金及び契約資産」、「短期借入金」及び「未払金」については、記載を省略しております。
(※2)市場価格のない株式等及び連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合その他これに準ずる事業体への出資については記載を省略しております。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分 |
前連結会計年度(千円) |
当連結会計年度(千円) |
非上場株式 |
284,921 |
221,617 |
投資事業組合等への出資金 |
282,169 |
387,426 |
(注)1.金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2024年1月31日)
|
1年以内 (千円) |
1年超 5年以内 (千円) |
5年超 10年以内 (千円) |
10年超 (千円) |
現金及び預金 |
7,839,213 |
- |
- |
- |
受取手形、売掛金及び契約資産 |
6,448,144 |
- |
- |
- |
合計 |
14,287,358 |
- |
- |
- |
当連結会計年度(2025年1月31日)
|
1年以内 (千円) |
1年超 5年以内 (千円) |
5年超 10年以内 (千円) |
10年超 (千円) |
現金及び預金 |
7,009,894 |
- |
- |
- |
受取手形、売掛金及び契約資産 |
9,357,920 |
- |
- |
- |
合計 |
16,367,815 |
- |
- |
- |
(注)2.社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2024年1月31日)
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
短期借入金 |
4,505,970 |
- |
- |
- |
- |
- |
合計 |
4,505,970 |
- |
- |
- |
- |
- |
当連結会計年度(2025年1月31日)
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
短期借入金 |
7,000,000 |
- |
- |
- |
- |
- |
合計 |
7,000,000 |
- |
- |
- |
- |
- |
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2024年1月31日)
区分 |
時価(千円) |
|||
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
投資有価証券 |
|
|
|
|
その他有価証券 |
|
|
|
|
株式 |
55,545 |
- |
- |
55,545 |
その他 |
- |
1,400 |
- |
1,400 |
資産計 |
55,545 |
1,400 |
- |
56,945 |
当連結会計年度(2025年1月31日)
区分 |
時価(千円) |
|||
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
投資有価証券 |
|
|
|
|
その他有価証券 |
|
|
|
|
株式 |
16,663 |
- |
- |
16,663 |
その他 |
- |
1,400 |
- |
1,400 |
資産計 |
16,663 |
1,400 |
- |
18,063 |
(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
該当事項はありません。
(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しており、活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方で、その他は市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。
1.その他有価証券
前連結会計年度(2024年1月31日)
|
種類 |
連結貸借対照表 計上額(千円) |
取得原価(千円) |
差額(千円) |
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの |
(1) 株式 |
- |
- |
- |
(2) 債券 |
- |
- |
- |
|
(3) その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
- |
- |
- |
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
(1) 株式 |
55,545 |
99,981 |
△44,436 |
(2) 債券 |
- |
- |
- |
|
(3) その他 |
1,400 |
1,400 |
- |
|
小計 |
56,945 |
101,381 |
△44,436 |
|
合計 |
56,945 |
101,381 |
△44,436 |
当連結会計年度(2025年1月31日)
|
種類 |
連結貸借対照表 計上額(千円) |
取得原価(千円) |
差額(千円) |
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの |
(1) 株式 |
- |
- |
- |
(2) 債券 |
- |
- |
- |
|
(3) その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
- |
- |
- |
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
(1) 株式 |
16,663 |
16,663 |
- |
(2) 債券 |
- |
- |
- |
|
(3) その他 |
1,400 |
1,400 |
- |
|
小計 |
18,063 |
18,063 |
- |
|
合計 |
18,063 |
18,063 |
- |
2.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
種類 |
売却額(千円) |
売却益の合計額(千円) |
売却損の合計額(千円) |
その他 |
88,972 |
27,429 |
- |
小計 |
88,972 |
27,429 |
- |
当連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
該当事項はありません。
3.減損処理を行った有価証券
前連結会計年度において、有価証券について690,861千円(その他有価証券の株式690,861千円)減損処理を行っております。
当連結会計年度において、有価証券について246,621千円(その他有価証券の株式246,621千円)減損処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には、全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。また、市場価格のない株式等の減損処理にあたっては、発行会社の財政状態の悪化により実質価格が著しく低下していると判断したものについて減損処理を行っております。
1.採用している退職給付制度の概要
一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。
退職給付企業年金制度(積立型制度)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給します。
退職一時金制度(非積立型制度)では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給します。
なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
退職給付債務の期首残高 勤務費用 利息費用 数理計算上の差異の発生額 簡便法で計算した退職給付費用 退職給付の支払額 確定拠出年金制度への移行に伴う減少額 その他 |
234,065千円 36,140 4,171 14,494 5,068 △23,830 △21,267 4,542 |
253,384千円 24,003 5,703 8,811 9,967 △28,633 △19,047 6,950 |
退職給付債務の期末残高 |
253,384 |
261,138 |
(注)簡便法を適用した制度を含めております。
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
年金資産の期首残高 期待運用収益 事業主からの拠出額 退職給付の支払額 その他 |
160,901千円 12,573 5,316 △2,941 △1,532 |
174,318千円 13,460 5,451 △70 △1,628 |
年金資産の期末残高 |
174,318 |
191,532 |
(注)簡便法を適用した制度を含めております。
(3) 退職給付債務と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
積立型制度の退職給付債務 |
99,831千円 |
109,798千円 |
年金資産 |
△174,318 |
△191,532 |
|
△74,487 |
△81,734 |
非積立型制度の退職給付債務 |
153,553千円 |
151,340千円 |
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
79,065 |
69,606 |
|
|
|
退職給付債務に係る負債 |
153,553千円 |
151,340千円 |
退職給付資産に係る資産 |
△74,487 |
△81,734 |
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
79,065 |
69,606 |
(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の発生額 簡便法で計算した退職給付費用 |
36,140千円 4,171 △12,573 14,494 5,068 |
24,003千円 5,703 △13,460 8,811 9,967 |
退職給付制度に係る退職給付費用 |
47,300 |
35,024 |
(5) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (2024年1月31日) |
当連結会計年度 (2025年1月31日) |
債券 |
43% |
42% |
株式 |
37 |
38 |
その他 |
20 |
20 |
合 計 |
100 |
100 |
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(6) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
|
前連結会計年度 (2024年1月31日) |
当連結会計年度 (2025年1月31日) |
割引率 長期期待運用収益率 予想昇給率 |
7.5% 2.5 7.5 |
7.2% 2.5 7.5 |
3.確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度46,554千円、当連結会計年度56,204千円であります。
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
前連結会計年度 (2024年1月31日) |
|
当連結会計年度 (2025年1月31日) |
繰延税金資産 |
|
|
|
税務上の繰越欠損金(注)2 |
1,198,809千円 |
|
2,029,846千円 |
貸倒引当金 |
111,735 |
|
127,414 |
未払事業税 |
39,424 |
|
37,090 |
未払事業所税 |
16,162 |
|
17,286 |
賞与引当金 |
8,932 |
|
15,656 |
有給休暇引当金 |
19,238 |
|
25,805 |
減価償却超過額及び減損損失 |
383,500 |
|
193,981 |
一括償却資産 |
61,126 |
|
38,071 |
投資有価証券評価損 |
260,710 |
|
311,208 |
資産除去債務 |
26,429 |
|
30,992 |
退職給付に係る負債 |
53,970 |
|
51,249 |
その他有価証券評価差額金 |
15,323 |
|
- |
その他 |
133,070 |
|
135,469 |
繰延税金資産小計 |
2,328,428 |
|
3,014,067 |
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 |
△1,145,506 |
|
△1,938,998 |
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△721,368 |
|
△643,428 |
評価性引当額小計(注)1 |
△1,866,874 |
|
△2,582,426 |
繰延税金資産合計 |
461,554 |
|
431,641 |
繰延税金負債 |
|
|
|
無形資産 |
△254,236 |
|
△220,338 |
その他有価証券評価差額金 |
- |
|
△406 |
その他 |
△71,440 |
|
△58,880 |
繰延税金負債合計 |
△325,676 |
|
△279,624 |
繰延税金資産の純額 |
135,877 |
|
152,017 |
(注)1.評価性引当額の変動の主な内容は、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額の増加であります。
(注)2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2024年1月31日)
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
合計 (千円) |
税務上の繰越 欠損金(※2) |
9,882 |
18,483 |
- |
11,207 |
30,171 |
1,129,066 |
1,198,809 |
評価性引当額 |
△9,882 |
△18,483 |
- |
△11,207 |
△30,171 |
△1,075,763 |
△1,145,506 |
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
53,303 |
53,303 |
(※2)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
当連結会計年度(2025年1月31日)
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
合計 (千円) |
税務上の繰越 欠損金(※2) |
29,396 |
12,312 |
17,527 |
- |
32,815 |
1,937,796 |
2,029,846 |
評価性引当額 |
△29,396 |
△12,312 |
△17,527 |
- |
△32,815 |
△1,846,948 |
△1,938,998 |
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
90,848 |
90,848 |
(※2)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
前連結会計年度 (2024年1月31日) |
|
当連結会計年度 (2025年1月31日) |
法定実効税率 |
-% |
|
30.62% |
(調整) |
|
|
|
交際費等損金不算入額 |
- |
|
26.71 |
住民税均等割 |
- |
|
5.46 |
税額控除 |
- |
|
△39.70 |
評価性引当額 |
- |
|
272.62 |
連結子会社との税率差異 |
- |
|
50.02 |
のれん償却額及び減損損失 |
- |
|
61.51 |
その他 |
- |
|
△5.45 |
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
- |
|
401.79 |
(注)前連結会計年度は、税金等調整前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。
3.決算日後における法人税等の税率の変更
税法の改正に伴い、2026年4月1日以後に開始する連結会計年度から防衛特別法人税が課されることとなりました。これに伴い、2027年2月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、計算に使用する法定実効税率が30.62%から31.52%に変更となります。
この税率変更による影響は軽微であります。
取得による企業結合
1.企業結合の概要
(1) 事業譲渡企業の名称及びその事業の内容
事業譲渡企業の名称 Ghostpunch Games, LLC
事業の内容 ゲーム開発に関わるアウトソーシングサービス
(2) 企業結合を行った主な理由
海外ソリューション業務にGhostpunch Games, LLCのゲーム開発アウトソーシングサービスを加えることで、従来のゲーム開発に付随するサービスの他、ゲーム開発そのもののアウトソーシングサービスの提供が可能となり、ワンストップで幅広く顧客企業の要望に対応可能な体制を築くことができ、また、同社の顧客に対して当社グループが行っているローカライズやQAデバッグ、ユーザーサポートサービスの提供も行い、相互送客による売上の向上を目指すためであります。
(3) 企業結合日
2024年9月1日
(4) 企業結合の法的形式
事業譲受
(5) 結合後企業の名称
変更はありません。
(6) 取得企業を決定するに至った主な根拠
連結子会社PTW America, Inc.による現金を対価とする事業譲受であるため。
2.連結財務諸表に含まれている譲受事業の業績の期間
2024年9月1日から2024年12月31日まで
3.譲受事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 |
2,098,890千円 |
取得原価 |
2,098,890 |
なお、取得の対価には、譲受事業の将来の一定期間の業績に応じて支払う可能性のある条件付対価の金額(最大4,000千米ドル)は含めておりません。
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等 65,367千円
5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1) 発生したのれんの金額
1,469,335千円
(2) 発生原因
主として当社グループの中核サービスと組み合わせることによって期待される超過収益力であります。
(3) 償却方法及び償却期間
7年間にわたる均等償却
6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産 |
95,391千円 |
固定資産 |
543,866 |
資産合計 |
639,257 |
流動負債 |
9,701 |
負債合計 |
9,701 |
7.のれん以外の無形固定資産に配分された金額及び種類別の内訳並びに償却期間
無形資産(マーケティング関連資産) |
260,014千円 |
(償却年数3~5年) |
無形資産(顧客関連資産) |
283,851 |
(償却年数 10年) |
8.企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法
当事業年度における概算額の算定が困難であるため、記載しておりません。
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
国内ソリューション |
23,523,615千円 |
24,590,790千円 |
海外ソリューション |
16,096,820 |
20,241,898 |
メディア・コンテンツ |
7,104,322 |
7,393,101 |
顧客との契約から生じる収益 |
46,724,757 |
52,225,791 |
その他の収益 |
- |
- |
外部顧客への売上高 |
46,724,757 |
52,225,791 |
(注)1.在外子会社の収益及び費用の換算方法は、従来、決算日の直物為替相場により円貨に換算しておりましたが、当連結会計年度より期中平均相場により円貨に換算する方法に変更したため、当該会計方針の変更を反映した遡及修正後の数値を記載しております。
2.前連結会計年度において、「国内ソリューション」に含めていたPTWジャパン株式会社及び株式会社デルファイサウンドの収益は、会社の所在地ではなく、経営管理上の区分を基準に分類する方法に変更したため、当連結会計年度においては、「海外ソリューション」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の顧客との契約から生じる収益を分解した情報の組替えを行っております。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
連結財務諸表「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。
3.当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報
(1) 契約資産及び契約負債の残高等
前連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
|
当連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
|
期首残高 |
期末残高 |
|
顧客との契約から生じた債権(売掛金) |
6,029,660千円 |
6,157,051千円 |
契約資産 |
319,706 |
291,092 |
契約負債 |
292,935 |
501,713 |
契約資産は、主に請負契約に基づく受託業務について、その履行義務の充足に応じて認識する収益の未請求の対価に対する当社及び連結子会社の権利に関するものであり、対価の請求が可能となり当社及び連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。
契約負債は、主に支払条件に基づき顧客から受け取った前受金に関するものであり、収益の認識に伴い取り崩されます。契約負債の期首残高は、概ね当連結会計年度の収益として認識しており、翌連結会計年度以降に繰り越される金額に重要性はありません。
当連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
|
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
|
期首残高 |
期末残高 |
|
顧客との契約から生じた債権(売掛金) |
6,157,051千円 |
9,007,816千円 |
契約資産 |
291,092 |
350,104 |
契約負債 |
501,713 |
760,594 |
契約資産は、主に請負契約に基づく受託業務について、その履行義務の充足に応じて認識する収益の未請求の対価に対する当社及び連結子会社の権利に関するものであり、対価の請求が可能となり当社及び連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。
契約負債は、主に支払条件に基づき顧客から受け取った前受金に関するものであり、収益の認識に伴い取り崩されます。契約負債の期首残高は、概ね当連結会計年度の収益として認識しており、翌連結会計年度以降に繰り越される金額に重要性はありません。
(2) 残存履行義務に配分した取引価格
当社及び連結子会社では、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、残存履行義務に配分した取引価格の注記を省略しております。
【セグメント情報】
【関連情報】
前連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループは、「サービス・ライフサイクルソリューション事業」の単一セグメントであり、単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 |
アジア |
米国 |
欧州 |
その他 |
合計 |
31,668,407 |
1,436,262 |
8,371,579 |
4,597,441 |
651,066 |
46,724,757 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:千円)
日本 |
アジア |
米国 |
欧州 |
その他 |
合計 |
1,637,064 |
223,014 |
328,511 |
51,328 |
125,780 |
2,365,699 |
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高の10%以上である顧客がないため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループは、「サービス・ライフサイクルソリューション事業」の単一セグメントであり、単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 |
アジア |
米国 |
欧州 |
その他 |
合計 |
32,738,438 |
4,473,173 |
8,906,245 |
5,075,920 |
1,032,014 |
52,225,791 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:千円)
日本 |
アジア |
米国 |
欧州 |
その他 |
合計 |
1,348,692 |
174,944 |
325,042 |
181,044 |
102,165 |
2,131,888 |
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高の10%以上である顧客がないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
当社グループは、「サービス・ライフサイクルソリューション事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
当社グループは、「サービス・ライフサイクルソリューション事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
1.関連当事者との取引
前連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
該当事項はありません。
(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
該当事項はありません。
(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
該当事項はありません。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
該当事項はありません。
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
1株当たり純資産額 |
379.97円 |
351.75円 |
1株当たり当期純損失 |
53.27円 |
19.58円 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) |
1株当たり当期純損失 |
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親会社株主に帰属する当期純損失(千円) |
1,920,991 |
692,472 |
普通株主に帰属しない金額(千円) |
- |
- |
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(千円) |
1,920,991 |
692,472 |
普通株式の期中平均株式数(株) |
36,059,821 |
35,360,259 |
3.在外子会社の収益及び費用の換算方法は、従来、決算日の直物為替相場により円貨に換算しておりましたが、当連結会計年度より期中平均相場により円貨に換算する方法に変更したため、当該会計方針の変更を反映した遡及修正後の数値を記載しております。この結果、遡及適用を行う前と比べて、前連結会計年度の1株当たり当期純損失は1円30銭減少しております。
該当事項はありません。
会社名 |
銘柄 |
発行年月日 |
当期首残高 (千円) |
当期末残高 (千円) |
利率(%) |
担保 |
償還期限 |
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年月日 |
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年月日 |
㈱アクアプラス |
第3回無担保社債(注)1 |
2020.12.25 |
40,000 (20,000) |
20,000 (20,000) |
0.29 |
なし |
2025.12.25 |
㈱アクアプラス |
第4回無担保社債(注)1 |
2021.6.23 |
50,000 (20,000) |
30,000 (20,000) |
0.20 |
なし |
2026.6.23 |
合計 |
- |
- |
90,000 (40,000) |
50,000 (40,000) |
- |
- |
- |
(注)1.( )内書は、1年以内の償還予定額であります。
2.連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。
1年以内 (千円) |
1年超2年以内 (千円) |
2年超3年以内 (千円) |
3年超4年以内 (千円) |
4年超5年以内 (千円) |
40,000 |
10,000 |
- |
- |
- |
区分 |
当期首残高 (千円) |
当期末残高 (千円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
短期借入金 |
4,505,970 |
7,000,000 |
0.6 |
- |
1年以内に返済予定の長期借入金 |
248,227 |
33,643 |
1.0 |
- |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) |
240,666 |
62,100 |
0.9 |
2026年~2030年 |
合計 |
4,994,863 |
7,095,743 |
- |
- |
(注)1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
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1年超2年以内 (千円) |
2年超3年以内 (千円) |
3年超4年以内 (千円) |
4年超5年以内 (千円) |
長期借入金 |
20,400 |
20,400 |
18,060 |
3,240 |
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。
当連結会計年度における半期情報等
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中間連結会計期間 |
当連結会計年度 |
売上高(千円) |
24,288,314 |
52,225,791 |
税金等調整前中間(当期)純利益(千円) |
329,354 |
228,786 |
親会社株主に帰属する中間(当期)純損失(△)(千円) |
△184,643 |
△692,472 |
1株当たり中間(当期)純損失(△)(円) |
△5.22 |
△19.58 |