【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1  連結の範囲に関する事項

連結子会社の数 5

主要な連結子会社名

OKWave Inc.

株式会社OK Style

株式会社OK ALL

株式会社ブリックス

株式会社ワールドマーケティング

従来、連結子会社であった株式会社オーケーライフ及びOKMusic, Inc.は、保有する株式の一部を譲渡したことにより、当連結会計年度より連結の範囲から除外しております。

 

2  持分法の適用に関する事項

持分法を適用した関連会社数 1

会社名

株式会社アピタル朝日新聞OKWave

上記1社については、平成26年6月30日に設立したことにより、当連結会計年度より持分法の適用の範囲に含めております。

 

3  連結子会社の事業年度等に関する事項

OKWave Inc.、株式会社OK Style、株式会社OK ALL、株式会社ブリックス及び株式会社ワールドマーケティングの決算日は3月31日のため、同決算日現在の財務諸表を使用しております。

なお、連結決算日までに発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

 

4  会計処理基準に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

①  有価証券

その他有価証券

時価のあるもの

連結決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

時価のないもの

移動平均法による原価法

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

①  有形固定資産(リース資産を除く)

定率法を採用しています。ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については定額法を採用しています。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物及び構築物        5~18年

工具、器具及び備品    4~15年

②  無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しています。

なお、自社利用ソフトウェアについては、社内における利用可能期間に基づき、サービス提供目的のソフトウェアは1~3年、それ以外は5年以内としております。

 

(3) 重要な引当金の計上基準

①  貸倒引当金

債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

②  賞与引当金

従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。

 

(4) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社の資産、負債、収益及び費用は、在外子会社の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。

 

(5) のれんの償却方法及び償却期間

原則として5年間で均等償却しております。

 

(6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

消費税等の会計処理

税抜方式によっております。

 

(未適用の会計基準等)

・「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)

・「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日)

・「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日)

・「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号 平成25年9月13日)

・「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成25年9月13日)

・「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号 平成25年9月13日)

 

(1)概要

本会計基準等は、子会社株式の追加取得等において支配が継続している場合の子会社に対する親会社の持分変動の取扱い、取得関連費用の取扱い、当期純利益の表示及び少数株主持分から非支配株主持分への変更、暫定的な会計処理の取扱いを中心に改正されたものであります。

 

(2)適用予定日

2015年7月1日以後開始する連結会計年度の期首より適用予定です。

 

(3)当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1  非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(平成25年6月30日)

当連結会計年度
(平成26年6月30日)

投資有価証券(株式)

150,000千円

 

 

※2  担保に供している資産及び担保にかかる債務

当連結会計年度において、現金及び預金8,300千円を子会社の銀行借入(短期借入金41,660千円)のための担保として差し入れております。

 

(連結損益計算書関係)

※1  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  平成24年7月1日

至  平成25年6月30日)

当連結会計年度

(自  平成25年7月1日

至  平成26年6月30日)

役員報酬

113,471

千円

110,679

千円

給与手当

327,570

千円

469,730

千円

支払報酬・手数料

128,753

千円

135,129

千円

広告宣伝費

37,611

千円

160,030

千円

貸倒引当金繰入額

25,282

千円

 

 

※2  一般管理費に含まれる研究開発費は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  平成24年7月1日

至  平成25年6月30日)

当連結会計年度

(自  平成25年7月1日

至  平成26年6月30日)

 

23,015

千円

 

※3  固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  平成24年7月1日

至  平成25年6月30日)

当連結会計年度

(自  平成25年7月1日

至  平成26年6月30日)

工具、器具及び備品

1,963千円

904千円

特許権

261千円

商標権

470千円

1,115千円

ソフトウェア

4,635千円

7,330千円

2,020千円

 

 

 

※4 減損損失

前連結会計年度(自  平成24年7月1日  至  平成25年6月30日)

当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

場所

用途

種類

減損損失(千円)

東京都渋谷区

ソーシャルメディア事業の
画像共有サービス

ソフトウェア

9,915

 

合計

 

9,915

 

当社グループは、管理会計上の区分、投資の意思決定を基礎として継続的に収支の把握がなされている単位でグルーピングを実施しております。
 当社にて展開するポータル事業の画像共有サービスにつきまして、営業活動から生じるキャッシュ・フローが継続してマイナスとなっているため、固定資産の帳簿価額全額を回収不能とし、減損損失として特別損失に計上しております。
 なお、当社グループの回収可能価額は使用価値を使用しておりますが、継続して営業活動から生じるキャッシュ・フローがマイナスとなっているため、使用価値は零として算定しております。

当連結会計年度(自  平成25年7月1日  至  平成26年6月30日)

当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

場所

用途

種類

減損損失(千円)

東京都渋谷区

ソーシャルメディア事業の
音声ソフトウェア

ソフトウェア仮勘定

1,500

東京都渋谷区

ソーシャルメディア事業の

簡易投稿サイトサービス

ソフトウェア仮勘定

2,574

東京都渋谷区

ソーシャルメディア事業の

Q&Aシステム

ソフトウェア等

63,345

東京都渋谷区

ソーシャルメディア事業の

多言語サービス

ソフトウェア等

5,752

米国カリフォルニア州

ソーシャルメディア事業の

SNSサービス

のれん

45,253

東京都渋谷区

エンタープライズ
ソリューション事業の

コミュニティサービス

ソフトウェア等

3,267

東京都渋谷区

ナレッジマーケット事業の
eコマースサービス

ソフトウェア等

11,199

東京都渋谷区

ナレッジマーケット事業の

SNSサービス

ソフトウェア

23,153

東京都渋谷区

ナレッジマーケット事業の

個人課金サービス

ソフトウェア仮勘定等

16,389

東京都渋谷区

データマイニングシステム

ソフトウェア

15,650

合計

188,086

 

当社グループでは、管理会計上の区分、投資の意思決定を基礎として継続的に収支の把握がなされている単位でグルーピングを実施しております。
 当社グループにて展開する上記資産につきまして、営業活動から生じるキャッシュ・フローが継続してマイナスとなっているため、固定資産の帳簿価額全額を回収不能とし、減損損失として特別損失に計上しております。
 なお、当社グループの回収可能価額は使用価値を使用しておりますが、継続して営業活動から生じるキャッシュ・フローがマイナスとなっているため、使用価値は零として算定しております。

 

 

※5 連結子会社(株式会社ブリックス)に係わる特別損失

連結子会社(株式会社ブリックス)における不適切な会計処理に関連して発生したものであります。

当社は、平成24年10月に株式譲受及び第三者割当増資の引受けにより同社を連結子会社化しましたが、その後の社内調査により当社が投資する以前から同社において増資や借り入れを円滑に進める目的として、不適切な会計処理が行われていたことが判明しました。

この不適切な会計処理を修正したことに伴い、同社は平成24年9月30日現在で債務超過の状況にあり企業価値が毀損していたことから、前連結会計年度においては、当社の投資額とこれに対応する同社の資本の相殺消去にあたって発生した差額を「関係会社投資損失」として計上しております。

また、同社連結子会社化後の不適切な取引について、見込まれる損失を特別損失の「貸倒引当金繰入額」として計上しております。

 

(連結包括利益計算書関係)

※1  その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  平成24年7月1日

至  平成25年6月30日)

当連結会計年度

(自  平成25年7月1日

至  平成26年6月30日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 当期発生額

104千円

15千円

 組替調整額

  税効果調整前

104千円

15千円

  税効果額

△37千円

△5千円

 その他有価証券評価差額金

66千円

9千円

為替換算調整勘定

 

 

 当期発生額

10,327千円

3,132千円

 組替調整額

  税効果調整前

10,327千円

3,132千円

  税効果額

 為替換算調整勘定

10,327千円

3,132千円

その他の包括利益合計

10,394千円

3,142千円

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自  平成24年7月1日  至  平成25年6月30日)

1.発行済株式及び自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

発行済株式

 

 

 

 

  普通株式(株)

85,985

8,522,015

8,608,000

自己株式

 

 

 

 

  普通株式(株)

60

60

 

(注)1  当社は平成24年7月1日付で株式1株につき100株の株式分割を行っており、これにより発行済株式総数は8,512,515株増加しております。また、平成24年7月1日から平成25年6月30日までの間に、新株予約権の行使により、発行済株式総数が9,500株増加しております。

(注)2 普通株式の自己株式の増加は、単元未満株の買取による増加であります。

 

2  新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的となる
株式の種類

目的となる株式の数(株)

当連結会計
年度末残高
(千円)

当連結会計
年度期首

増加

減少

当連結会計
年度末

提出会社

ストック・オプションとしての新株予約権

1,531

連結子会社

合計

1,531

 

 

3  配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

平成24年9月22日
定時株主総会

普通株式

21,496

250

平成24年6月30日

平成24年9月25日

 

(注)当社は、平成24年6月1日開催の取締役会決議に基づき、平成24年7月1日付で株式1株につき100株の株式分割を行っております。
なお、株式分割は平成24年7月1日を効力発生日としておりますので、平成24年6月期の期末配当金につきましては、株式分割前の株式数を基準に配当を実施いたします。

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当効力発生日が翌連結会計年度となるもの

  該当事項はありません。

 

 

当連結会計年度(自  平成25年7月1日  至  平成26年6月30日)

1.発行済株式及び自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

発行済株式

 

 

 

 

  普通株式(株)

8,608,000

91,000

8,699,000

自己株式

 

 

 

 

  普通株式(株)

60

60

 

(注)   平成25年7月1日から平成26年6月30日までの間に、新株予約権の行使により、発行済株式総数が91,000株増加しております。

 

2  新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的となる
株式の種類

目的となる株式の数(株)

当連結会計
年度末残高
(千円)

当連結会計
年度期首

増加

減少

当連結会計
年度末

提出会社

ストック・オプションとしての新株予約権

1,876

連結子会社

合計

1,876

 

 

3  配当に関する事項

(1) 配当金支払額

  該当事項はありません。

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当効力発生日が翌連結会計年度となるもの

  該当事項はありません。

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  平成24年7月1日

至  平成25年6月30日)

当連結会計年度

(自  平成25年7月1日

至  平成26年6月30日)

現金及び預金

819,400千円

656,733千円

取得から3ヵ月以内に償還期限の
到来する短期投資(有価証券)

300,000千円

預入期間が3ヵ月を超える定期預金

△1,900千円

現金及び現金同等物

1,119,400千円

654,833千円

 

 

※2  株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自  平成24年7月1日  至  平成25年6月30日)

株式の取得により新たに株式会社ブリックスとその子会社である株式会社ワールドマーケティングを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と取得のための支出との関係は、次のとおりであります。

 

流動資産

423,403

千円

固定資産

37,398

関係会社投資損失

247,362

流動負債

△470,886

固定負債

△3,767

新規連結子会社株式の取得価額

233,509

千円

支配獲得前の既取得持分

△10,000

新規連結子会社の現金及び現金同等物

△206,155

差引:取得のための支出

17,353

千円

 

 

当連結会計年度(自  平成25年7月1日  至  平成26年6月30日)

該当事項はありません。

 

※3  株式の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自  平成24年7月1日  至  平成25年6月30日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  平成25年7月1日  至  平成26年6月30日)

株式売却により株式会社オーケーライフ及びOKMusic, Inc.を連結範囲から除外したことに伴う連結除外時の資産及び負債の内訳並びに株式の売却価額と売却による収入との関係は、次のとおりであります。

 

流動資産

58,416

千円

固定資産

46,335

流動負債

△55,870

固定負債

△93,880

為替換算調整勘定

△1,556

株式売却後の投資勘定

△12,047

連結子会社の減少による利益剰余金の増加高

14,202

株式売却益

224,398

連結除外子会社の売却価額

180,000

千円

連結除外子会社の現金及び現金同等物

△31,048

差引:売却による収入

148,951

千円

 

 

 

※4 現金及び現金同等物を対価とする事業譲受により増加した資産及び負債の主な内訳

連結子会社であるOKWave Inc.におけるバースデーカレンダーなどのウェブサイト(Davia.com)及び有料アプリなどのデジタルグリーティングカード事業の譲受に伴う資産及び負債の内訳、当該事業の譲受対価及び事業譲受による支出(純額)との関係は次のとおりであります。

 

のれん

53,725

千円

事業譲受価額

53,725

千円

当該事業の現金及び現金同等物

差引:事業譲受による支出

53,725

千円

 

 

(金融商品関係)

(1) 金融商品の状況に関する事項

①金融商品に対する取組方針

余剰資金は安全性の高い短期的な銀行預金等に限定して運用しております。

②金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である売掛金は顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの経理規程に従い、経理担当部門が取引先ごとの期日管理及び残高確認を行うとともに、回収遅延のおそれがあるときは営業部門と連絡を取り、速やかに適切な処理を行っております。
 有価証券は、容易に換金可能でありかつ価格変動について僅少なリスクしか負わない1ヶ月内に満期が到来する短期投資に限定しており、1ヶ月満期の譲渡性預金であります。
 投資有価証券である株式及び債券は、市場価格の変動リスク及び発行体の信用リスクに晒されております。株式及び債券は、主に業務上の関係を有する企業のものであり、定期的に時価や発行体企業の財務状況等を把握し、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
 差入保証金は、建物の賃借時に差し入れているものであり、差し入れ先の信用リスクに晒されております。長期貸付金については、貸付先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
 買掛金、未払金及び短期借入金は、1年以内の支払期日であります。
 長期借入金は主に子会社における運転資金の調達を目的としたものであり、最終返済日は決算日後、最長で7年以内であります。

③金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

 

(2) 金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください)。

前連結会計年度(平成25年6月30日)

項 目

連結貸借対照表計上額(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(1)現金及び預金

819,400

819,400

(2)受取手形及び売掛金

516,407

 

 

  貸倒引当金(※)

△1,360

 

 

 

515,047

515,047

(3)有価証券

300,000

300,000

(4)差入保証金

106,611

104,927

△1,684

(5)長期貸付金

73,723

 

 

  貸倒引当金(※)

△45,380

 

 

 

28,343

28,246

△96

資産計

1,769,402

1,767,621

△1,781

(1)買掛金

205,621

205,621

(2)未払金及び未払費用

227,239

227,239

(3)短期借入金

113,610

113,610

(4)長期借入金

27,445

27,445

負債計

573,916

573,916

 

(※)受取手形及び売掛金、長期貸付金については対応する貸倒引当金を控除しております。

 

当連結会計年度(平成26年6月30日)

項 目

連結貸借対照表計上額(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(1)現金及び預金

656,733

656,733

(2)受取手形及び売掛金

425,695

 

 

  貸倒引当金(※)

△1,143

 

 

 

424,551

424,551

(4)差入保証金

106,600

 

 

  貸倒引当金(※)

△516

 

 

 

106,084

105,132

△951

(5)長期貸付金

55,437

 

 

  貸倒引当金(※)

△48,668

 

 

 

6,768

6,732

△36

資産計

1,194,138

1,193,150

△988

(1)買掛金

71,881

71,881

(2)未払金及び未払費用

208,481

208,481

(3)短期借入金

11,000

11,000

(4)長期借入金

55,192

55,162

△29

負債計

346,555

346,525

△29

 

(※)受取手形及び売掛金、差入保証金、長期貸付金については対応する貸倒引当金を控除しております。

 

(注1) 金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項

資 産

(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金、(3)有価証券(譲渡性預金)

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

 

 (4)差入保証金

差入保証金の時価は、回収可能性を反映した将来キャッシュ・フローを合理的に見積もりをした差入保証金の返還予定時期に基づき、国債の利率で割り引いた現在価値により算定する方法によっております。

 (5)長期貸付金

長期貸付金の時価については、与信管理上の信用リスク区分ごとに、信用リスクを反映させた将来キャッシュ・フローを国債の利率で割り引いた現在価値により算定する方法によっております。なお、短期貸付金は、長期貸付金に含めて時価を表示しております。

負 債

 (1)買掛金、(2)未払金及び未払費用、(3)短期借入金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

 (4)長期借入金

長期借入金の時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額

(単位:千円)

区分

平成25年6月30日

平成26年6月30日

非上場株式

37,686

314,046

 

上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、含めておりません。

 

(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(平成25年6月30日)

 

1年以内(千円)

1年超5年以内
(千円)

5年超(千円)

現金及び預金

819,400

受取手形及び売掛金

516,407

有価証券

300,000

差入保証金

14,829

72,367

19,414

長期貸付金

25,862

33,600

14,260

合計

1,676,500

105,967

33,675

 

 

当連結会計年度(平成26年6月30日)

 

1年以内(千円)

1年超5年以内
(千円)

5年超(千円)

現金及び預金

656,733

受取手形及び売掛金

425,695

差入保証金

5,258

79,111

22,230

長期貸付金

8,085

28,882

18,469

合計

1,095,772

107,993

40,700

 

 

 

(注4)長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(平成25年6月30日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

長期借入金

13,908

12,812

725

合計

13,908

12,812

725

 

 

当連結会計年度(平成26年6月30日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

長期借入金

17,192

7,200

7,200

7,200

7,200

9,200

合計

17,192

7,200

7,200

7,200

7,200

9,200

 

 

 

(有価証券関係)

1 その他有価証券

前連結会計年度(平成25年6月30日)

区分

種類

連結貸借対照表計上額

(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

株式

286

280

6

小 計

286

280

6

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

その他

300,000

300,000

小 計

300,000

300,000

合 計

300,286

300,280

6

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額37,686千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

当連結会計年度(平成26年6月30日)

区分

種類

連結貸借対照表計上額

(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

株式

301

280

21

小 計

301

280

21

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

小 計

合 計

301

280

21

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額314,046千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

2 連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 平成24年7月1日 至 平成25年6月30日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 平成25年7月1日 至 平成26年6月30日)

区分

売却額(千円)

売却益の合計額(千円)

売却損の合計額(千円)

株式

3,492

3,492

合 計

3,492

3,492

 

 

3 減損処理を行った有価証券

前連結会計年度において、有価証券について2,714千円(その他有価証券の株式2,714千円)減損処理を行っております。

 

(デリバティブ取引関係)

当社グループは、デリバティブ取引を全く行っておりませんので、該当事項はありません。

 

(退職給付関係)

該当事項はありません。

 

 

(ストック・オプション等関係)

1  費用計上額及び科目名

 

前連結会計年度

当連結会計年度

販売費及び一般管理費

―千円

1,680千円

 

 

2  権利不行使による失効により利益として計上した金額

 

前連結会計年度

当連結会計年度

新株予約権戻入益
(特別利益)

473千円

1,302千円

 

 

3  ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

①  ストック・オプションの内容

 

当社
第1回新株予約権

当社
第3回新株予約権

当社
第4回新株予約権

付与対象者の区分及び人数

当社取締役  4名
当社従業員  20名

外部協力者  2名

当社従業員  4名

ストック・オプション数(注)

普通株式  204,000株

普通株式  6,000株

普通株式  9,000株

付与日

平成16年7月28日

平成16年9月17日

平成17年4月18日

権利確定条件

権利確定条件は付されておりません。

同左

同左

対象勤務期間

対象勤務期間の定めはありません。

同左

同左

権利行使期間

平成18年7月1日から
平成26年5月31日まで

平成16年10月1日から
平成26年5月31日まで

平成19年5月1日から
平成27年3月31日まで

 

 

 

当社
第5回新株予約権

当社
第7回新株予約権

当社
第8回新株予約権

付与対象者の区分及び人数

外部協力者  1名

外部協力者  1名

当社従業員  12名

ストック・オプション数(注)

普通株式  10,000株

普通株式  10,000株

普通株式  14,000株

付与日

平成17年9月27日

平成17年10月17日

平成18年2月20日

権利確定条件

権利確定条件は付されておりません。

同左

同左

対象勤務期間

対象勤務期間の定めはありません。

同左

同左

権利行使期間

平成17年10月1日から
平成27年8月31日まで

平成17年11月1日から
平成27年8月31日まで

平成19年10月1日から
平成27年8月31日まで

 

(注)  株式数に換算して記載しております。

 

 

 

 

当社
第11回新株予約権

当社
第12回新株予約権

付与対象者の区分及び人数

当社従業員  11名

当社従業員  5名
当社子会社取締役  1名

ストック・オプション数(注)

普通株式    19,000株

普通株式    7,500株

付与日

平成19年9月14日

平成20年10月28日

権利確定条件

新株予約権者は、権利行使時においても当社の取締役、監査役、従業員または顧問の地位にあることを要するものとする。ただし、当社取締役会において承認を得た場合にはこの限りではない。

この他、新株予約権の行使の条件は、当社取締役会決議に基づき、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約に定めることによる。

新株予約権者は、権利行使時においても当社または当社子会社若しくは関連会社の取締役、監査役、従業員または顧問の地位にあることを要するものとする。ただし、任期満了による退任、定年退職その他正当な理由のある場合はこの限りではない。

この他、新株予約権の行使の条件は、当社取締役会決議に基づき、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約に定めることによる。

対象勤務期間

対象勤務期間の定めはありません。

同左

権利行使期間

平成20年10月1日から
平成25年9月30日まで

平成22年10月1日から
平成25年9月30日まで

 

(注)  株式数に換算して記載しております。

 

 

 

当社
第13回新株予約権

当社
第14回新株予約権

㈱ブリックス

第1回新株予約権

付与対象者の区分及び人数

取締役  4名

監査役 3名

従業員      151名

当社子会社取締役 2名

同社取締役 3名

同社従業員 4名

ストック・オプション数(注)

普通株式  98,000株

普通株式  140,000株

普通株式 450株

付与日

平成26年5月15日

同左

平成23年7月1日

権利確定条件

①新株予約権者は、当社が金融商品取引法に基づき提出した有価証券報告書に記載された平成27年6月期乃至平成30年6月期の各事業年度に係る連結損益計算書における営業利益の額にのれん償却額を合計した額が次の(a)乃至(e)に掲げる水準を超過した場合に限り、各新株予約権者に割り当てられた新株予約権のうち、それぞれ定められた割合(以下、「行使可能割合」という。)の個数を上限として権利行使することができる。なお、国際財務報告基準の適用等により参照すべき営業利益等の概念に重要な変更があった場合には、別途参照すべき指標を取締役会にて定めるものとする。

(a)営業利益の額にのれん償却額を合計した額が一度でも1億円を超過した場合: 行使可能割合20%

(b)営業利益の額にのれん償却額を合計した額が一度でも2億円を超過した場合: 行使可能割合40%

(c)営業利益の額にのれん償却額を合計した額が一度でも3億円を超過した場合: 行使可能割合60%

(d)営業利益の額にのれん償却額を合計した額が一度でも4億円を超過した場合: 行使可能割合80%

(e)営業利益の額にのれん償却額を合計した額が一度でも5億円を超過した場合: 行使可能割合100%

②新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社または当社関係会社の取締役、監査役または従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。

③新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

④本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

⑤各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

①新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社または当社関係会社の取締役、監査役または従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。

②新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

③本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

④各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

新株予約権の割当を受けた者(以下「新株予約権者」という。)は、権利行使時までの間、同社または同社子会社の取締役、監査役、執行役員、従業員または社外協力者のいずれかの地位を有していることを要し、それ以外の場合には新株予約権を行使できないものとする。ただし、任期満了、定年退職その他同社が正当な理由があると認めた場合は、この限りではない。
 新株予約権者が死亡した場合、その者の相続人による新株予約権の行使は認めないものとする。

対象勤務期間

対象勤務期間の定めはありません。

同左

同左

権利行使期間

平成28年5月1日から
平成31年4月30日まで

同左

平成25年7月2日から
平成33年6月29日まで

 

(注)  株式数に換算して記載しております。

 

 

②  ストック・オプションの規模及びその変動状況

当連結会計年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

 

(ア)ストック・オプションの数

 

当社
第1回
新株予約権

当社
第3回
新株予約権

当社
第4回
新株予約権

当社
第5回
新株予約権

当社
第7回
新株予約権

当社
第8回
新株予約権

権利確定前(株)

 

 

 

 

 

 

期首

付与

失効

権利確定

未確定残

権利確定後(株)

 

 

 

 

 

 

期首

96,000

6,000

4,000

10,000

10,000

1,000

権利確定

権利行使

81,000

6,000

1,000

失効

15,000

未行使残

4,000

10,000

10,000

 

 

 

当社
第11回
新株予約権

当社
第12回
新株予約権

当社
第13回
新株予約権

当社
第14回
新株予約権

㈱ブリックス第1回
新株予約権

権利確定前(株)

 

 

 

 

 

期首

450

付与

98,000

140,000

失効

権利確定

450

未確定残

98,000

140,000

権利確定後(株)

 

 

 

 

 

期首

5,500

3,000

権利確定

450

権利行使

3,000

失効

5,500

375

未行使残

75

 

 

(イ)単価情報

 

当社
第1回
新株予約権

当社
第3回
新株予約権

当社
第4回
新株予約権

当社
第5回
新株予約権

当社
第7回
新株予約権

権利行使価格(円)

200

200

200

200

200

行使時平均株価
(円)

390

390

公正な評価単価
(付与日)(円)

 

 

 

当社
第8回
新株予約権

当社
第11回
新株予約権

当社
第12回
新株予約権

当社
第13回
新株予約権

当社
第14回
新株予約権

㈱ブリックス
第1回
新株予約権

権利行使価格(円)

200

715

521

374

374

50,000

行使時平均株価
(円)

370

566

公正な評価単価
(付与日)(円)

237

76

2

144

 

 

4  当連結会計年度に付与されたストック・オプションの公正な評価単位の見積方法

 

当社
第13回新株予約権

使用した評価技法

モンテカルロ・シミュレーション

株価変動制(注)1

70.64%

満期までの期間

4.96年

配当利回り(注)2

0%

無リスク利子率(注)3

0.19%

 

(注) 1  株価情報収集期間は満期までの期間に応じた直近の期間によります。

2  直近の配当実績によります。

3 満期までの期間に対応した償還年月日(平成31年3月20日)の中期国債117(5)の流通利回りによります。

 

 

当社
第14回新株予約権

使用した評価技法

モンテカルロ・シミュレーション

株価変動制(注)1

78.19%

予想残存期間(注)2

3.46年

配当率(注)3

0%

無リスク利子率(注)4

0.12%

 

(注) 1  平成22年11月28日から平成26年5月15日の株価実績により算定しました。

2  合理的な見積りが困難であるため、権利行使期間の中間点において行使されるものとして見積もっております。

3 直近の配当実績によります。

4  評価基準日における償還年月日(平成29年9月20日)の超長期国債37の国債のレートによります。

 

 

5  ストック・オプションの権利確定数の見積方法

基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

 

6  ストック・オプションの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度に権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額

①当連結会計年度末における本源的価値の合計額     ―円

②当連結会計年度に権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額                        ―円

 

(税効果会計関係)

1  繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(平成25年6月30日)

当連結会計年度
(平成26年6月30日)

繰延税金資産

 

 

減価償却費超過額

118,178千円

125,352千円

減損損失

16,003千円

34,541千円

関係会社投資損失

88,159千円

88,159千円

未払事業税否認

219千円

2,418千円

未払事業所税否認

1,149千円

1,205千円

投資有価証券評価損

19,521千円

5,580千円

企業結合による子会社株式の簿価修正額

2,045千円

―千円

貸倒引当金

23,229千円

33,073千円

賞与引当金

3,799千円

―千円

税務上の繰越欠損金

149,929千円

207,383千円

資産除去債務

10,175千円

11,577千円

未実現利益

―千円

522千円

その他

3,671千円

―千円

繰延税金資産小計

436,082千円

509,817千円

評価性引当額

△289,196千円

△463,384千円

繰延税金資産合計

146,885千円

46,432千円

繰延税金負債

 

 

資産除去債務に対応する除去費用

△2,472千円

△2,235千円

その他有価証券評価差額金

△11千円

△7千円

繰延税金負債合計

△2,484千円

△2,243千円

繰延税金資産の純額

144,401千円

44,189千円

 

 

2  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因になった主な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(平成25年6月30日)

当連結会計年度
(平成26年6月30日)

法定実効税率

38.0%

38.0%

(調整)

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

△0.9%

△1.9%

住民税均等割

△0.9%

△1.6%

未実現利益の税効果未認識額

0.2%

0.3%

のれん償却額

△1.3%

△2.8%

評価性引当額の増減

△29.6%

△108.1%

連結修正による影響額

―%

37.2%

連結除外による影響額

―%

5.4%

その他

△0.1%

△1.2%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

5.4%

△34.7%

 

 

3  法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

平成26年3月31日に「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が公布され、平成26年4月1日以後開始する連結会計年度より、復興特別法人税が課されないこととなりました。これに伴い、平成26年7月1日以後開始する連結会計年度において解消が見込まれる一時差異等について、その繰延税金資産及び繰延税金負債を計算する法定実効税率は、38.01%から35.64%に変更されます。
 なお、この変更に伴う損益に与える影響は軽微であります。

 

 

(企業結合等関係)

事業分離

(1)事業分離の概要

①分離先企業の概要

株式会社オーケーライフ

②分離した事業の内容

 楽曲配信と楽曲やアーティストへの口コミ投稿、閲覧のほか、音楽ニュースを配信するソーシャルミュージックメディア事業

③事業分離を行った主な理由

 株式会社オーケーライフは、当社グループにおいて、「OKMusic」を運営している連結子会社です。

 「OKMusic」は、楽曲配信と楽曲やアーティストへの口コミ投稿、閲覧のほか、音楽ニュースを配信するソーシャルメディアとして利用者の支持を得てまいりました。

 この度の株式譲渡におきましては、株式の譲渡先が「OKMusic」に積極的に関与することを前提に、当社にて慎重に検討した結果、株式会社フェイスに資本参加いただくことが、「OKmusic」の今後の発展に寄与すると判断し、当社が保有する株式の一部を譲渡することとしたものであります。

④事業分離日

平成26年1月28日

⑤法的形式を含むその他取引に関する事項

受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡

(2)実施した会計処理の概要

①移転損益の金額

関係会社株式売却益 224,398千円

②移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳

流動資産

58,416千円

固定資産

46,335千円

資産合計

104,752千円

流動負債

55,870千円

固定負債

93,880千円

負債合計

149,750千円

 

③会計処理

 当該分離持分の連結上の帳簿価額と売却価額との差額を「関係会社株式売却益」として特別利益に計上しております。

(3)分離した事業が含まれていた報告セグメント

ソーシャルメディア事業

(4)当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額

売上高

40,318千円

営業損失(△)

△10,850千円

 

 

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

 

1 当該資産除去債務の概要

建物の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

2 当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を当該契約期間に応じて5年と見積り、割引率は0.3%~0.5%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

3 当該資産除去債務の総額の増減

 

前連結会計年度

(自  平成24年7月1日

至  平成25年6月30日)

当連結会計年度

(自  平成25年7月1日

至  平成26年6月30日)

期首残高

28,425千円

32,329千円

時の経過による調整額

136千円

156千円

連結子会社の増加に伴う増加額

5,809千円

―千円

資産除去債務の履行による減少額

△2,042千円

―千円

期末残高

32,329千円

32,485千円