第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

 

回次

第98期
第3四半期
連結累計期間

第99期
第3四半期
連結累計期間

第98期

会計期間

2022年4月1日
2022年12月31日

2023年4月1日
2023年12月31日

2022年4月1日
2023年3月31日

売上収益

(第3四半期連結会計期間)

(百万円)

5,961,682

6,641,816

7,975,586

(2,087,275)

(2,229,394)

事業利益

(百万円)

761,844

692,371

916,456

親会社の所有者に帰属

する四半期(当期)利益

(第3四半期連結会計期間)

(百万円)

517,144

440,914

694,016

(144,771)

(140,679)

四半期(当期)包括利益

(百万円)

808,131

710,549

926,920

親会社の所有者に帰属

する持分

(百万円)

4,074,179

4,689,980

4,181,155

資産合計

(百万円)

9,480,209

10,697,637

9,567,099

基本的1株当たり

四半期(当期)利益

(第3四半期連結会計期間)

(円)

561.58

478.82

753.66

(157.21)

(152.77)

希薄化後1株当たり

四半期(当期)利益

(円)

501.09

423.94

671.89

親会社所有者帰属持分

比率

(%)

43.0

43.8

43.7

営業活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

437,041

635,591

661,274

投資活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

253,143

414,841

366,580

財務活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

272,223

333,093

197,655

現金及び現金同等物

の四半期末(期末)残高

(百万円)

492,203

585,421

670,410

 

(注) 1 当社は要約四半期連結財務諸表を作成しているので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載していない。

   2 上記指標は、国際会計基準(以下、「IFRS」という。)により作成した要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいている。

3 △はマイナスを示す。

4 事業利益とは、持続的な事業活動の成果を表し、当社グループの業績を継続的に比較・評価することに資する連結経営業績の代表的指標であり、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費、並びにその他費用を控除し、持分法による投資利益及びその他収益を加えたものである。その他収益及びその他費用は、受取配当金、為替差損益、固定資産除却損等から構成されている。

 

 

2 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び436社の連結子会社並びに112社の持分法適用関連会社等により構成され、その事業は製鉄事業、エンジニアリング事業、ケミカル&マテリアル事業及びシステムソリューション事業です。

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。

また、主要な関係会社の異動は以下のとおりです。

 

(製鉄事業)

当社は、当社の主要な持分法適用関連会社であった日鉄物産㈱の普通株式を金融商品取引法に基づく公開買付けにより取得し、2023年4月14日、同社は当社の主要な連結子会社となりました(以下、「本子会社化」)。また、本子会社化に伴い、日鉄物産㈱の子会社であるNS建材薄板㈱が当社の連結子会社となったため、同社は当社の主要な持分法適用関連会社ではなくなりました。なお、本子会社化に伴い、当社の関係会社の数も大幅に増加しました。

 

当社の主要な連結子会社であった日鉄鋼線㈱は、松菱金属工業㈱を存続会社、日鉄鋼線㈱及び日鉄精鋼㈱を消滅会社とする吸収合併(以下、「本合併」)により、2023年10月1日をもって解散しました。また、本合併により、日鉄プロセッシング㈱(松菱金属工業㈱から商号変更)が新たに当社の主要な連結子会社に加わりました。