1【財務報告に係る内部統制の基本的枠組みに関する事項】

 代表取締役社長渡部直樹は当社の財務報告に係る内部統制の整備及び運用に責任を有しており企業会計審議会の公表した財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の改訂について(意見書)に示されている内部統制の基本的枠組みに準拠して財務報告に係る内部統制を整備及び運用している

 なお内部統制は内部統制の各基本的要素が有機的に結びつき一体となって機能することでその目的を合理的な範囲で達成しようとするものであるこのため財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある

 

 

2【評価の範囲、基準日及び評価手続に関する事項】

 財務報告に係る内部統制の評価は当事業年度の末日である2023年11月30日を基準日として行われており評価に 当たっては一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠した

 本評価においては連結ベースでの財務報告全体に重要な影響を及ぼす内部統制(全社的な内部統制)の評価を行った上でその結果を踏まえて評価対象とする業務プロセスを選定している当該業務プロセスの評価においては選定された業務プロセスを分析した上で財務報告の信頼性に重要な影響を及ぼす統制上の要点を識別し当該統制上の要点について整備及び運用状況を評価することによって内部統制の有効性に関する評価を行った

 財務報告に係る内部統制の評価の範囲は会社及び連結子会社について財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性の観点から必要な範囲を決定した財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性は金額的及び質的影響の重要性を考慮して決定しており会社を対象として行った全社的な内部統制の評価結果を踏まえ業務プロセスに係る内部統制の評価範囲を合理的に決定したなお連結子会社については金額的及び質的重要性の観点から僅少であると判断し全社的な内部統制の評価範囲に含めていない

 業務プロセスに係る内部統制の評価範囲については各事業拠点の前連結会計年度の売上高(連結会社間取引消去後)の金額が高い拠点から合算していき前連結会計年度の連結売上高の概ね2/3に達している事業拠点を重要な事業拠点とした選定した重要な事業拠点においては企業の事業目的に大きく関わる勘定科目として売上高売掛金、棚卸資産及びソフトウェアに至る業務プロセスを評価の対象としたさらに選定した重要な事業拠点にかかわらずそれ以外の事業拠点をも含めた範囲について重要な虚偽記載の発生可能性が高く見積りや予測を伴う重要な勘定科目に係る業務プロセスやリスクが大きい取引を行っている事業又は業務に係る業務プロセスを財務報告への影響を勘案して重要性の大きい業務プロセスとして評価対象に追加している

 

 

3【評価結果に関する事項】

 上記の評価の結果当事業年度末日時点において当社の財務報告に係る内部統制は有効であると判断した

 

 

4【付記事項】

 付記すべき事項はありません。

 

 

5【特記事項】

 特記すべき事項はありません。