【注記事項】
(連結の範囲の重要な変更)

 

当第2四半期連結累計期間
(自  2023年9月1日 至  2024年2月29日)

連結の範囲の重要な変更

第1四半期連結会計期間において、株式会社ゼロフィールドの全株式を取得したことに伴い、同社を連結の範囲に含めております。

なお、当該連結の範囲の変更は、当第2四半期連結累計期間の属する連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与えることが見込まれます。影響の概要は、連結貸借対照表の資産合計及び負債合計の増加、連結損益計算書の売上高等の増加になると考えられます。

 

 

(会計方針の変更等)

 

当第2四半期連結累計期間
(自 2023年9月1日  至  2024年2月29日)

(棚卸資産の評価方法の変更)

当社は棚卸資産のうち商品及び製品の評価方法について、従来、個別法による原価法を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間の期首より、総平均法による原価法へ変更しております。

この評価方法の変更は、主に取り扱う商品及び製品の変更に合わせたものであります。従来は、案件毎に個別に商品を仕入れ、管理を行っておりましたが、第1四半期連結会計期間より、同一規格の商品及び製品を販売する案件が大多数を占めるようになったことから、期間損益計算及び棚卸資産の評価額の計算をより適正に行うことを目的に棚卸資産の評価方法の変更を行うものであります。

なお、この変更による影響額は軽微であるため、遡及適用は行っておりません。

 

 

(追加情報)

 

当第2四半期連結累計期間
(自 2023年9月1日  至  2024年2月29日)

(グループ通算制度の適用)

グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱いの適用

当社及び連結子会社は、第1四半期連結会計期間から、単体納税制度からグループ通算制度へ移行しております。これに伴い、法人税及び地方法人税並びに税効果会計の会計処理及び開示については、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従っております。

 

 

 

(四半期連結損益計算書関係)

※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

 

 

前第2四半期連結累計期間
(自 2022年9月1日
 至 2023年2月28日)

当第2四半期連結累計期間
(自 2023年9月1日
  至 2024年2月29日)

役員報酬

23,325

千円

50,835

千円

給料手当

119,353

186,803

 〃

支払手数料

44,505

131,995

 〃

賞与引当金繰入額

11,850

28,588

 〃

のれん償却額

1,419

46,324

 〃

貸倒引当金繰入額

377

303

 〃

 

 

※2 減損損失

前第2四半期連結累計期間(自  2022年9月1日  至  2023年2月28日)

当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

場所

用途

種類

金額(千円)

株式会社トリプルアイズ

(東京都千代田区)

事業用資産

ソフトウエア

322,108

その他

2,765

 

当社グループは、当社資産については管理会計上の事業区分を基準に、子会社資産については子会社ごとにグルーピングの単位としております。事業の用に直接供していない遊休資産についてはそれぞれの資産を単位としております。また、のれんについては会社単位でグルーピングしております。

当社グループの「AIソリューション事業」セグメントにおいて、新型コロナウイルス感染症対策として提供してきた自動検温装置と画像認識技術を結合したサービスの需要の低下が顕在化しております。また、当社グループは、顔認証AIが世の中に欠かせないテクノロジーとして社会に広く実装されるよう、大手企業含むパートナーとも協働し取り組んでおりますが、人々の生活や行動を変えるシステム実装には当初の想定以上に丁寧に時間をかけることが必要であり、あわせて、これらに関するシステム実装の規模拡大や収益化も短期の見込み数値として織り込むべきではないと判断いたしました。それらを踏まえ、当該事業に供用する固定資産(主にソフトウエア)について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額324,873千円を減損損失として特別損失に計上しております。なお、回収可能価額は、使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローが見込まれないことから零として評価しております。

 

当第2四半期連結累計期間(自  2023年9月1日  至  2024年2月29日)

該当事項はありません。

 

※3 ソフトウエア評価損

前第2四半期連結累計期間(自  2022年9月1日  至  2023年2月28日)

当第2四半期連結累計期間において、AIソリューション事業で開発した市場販売目的のソフトウエア(AIZE Ver.2)について、見込販売収益を見直したことに伴う評価損を計上しております。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年9月1日 至 2024年2月29日)

該当事項はありません。

 

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自  2022年9月1日

 至  2023年2月28日)

当第2四半期連結累計期間

(自  2023年9月1日

至  2024年2月29日)

現金及び預金

694,596千円

1,694,885千円

預入期間が3か月を超える定期預金

-千円

△160,004千円

現金及び現金同等物

694,596千円

1,534,881千円

 

 

(株主資本等関係)

前第2四半期連結累計期間(自 2022年9月1日 至 2023年2月28日)

1 配当金支払額

該当事項はありません。

 

2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3 株主資本の著しい変動

該当事項はありません。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年9月1日 至 2024年2月29日)

1 配当金支払額

該当事項はありません。

 

2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3 株主資本の著しい変動

当社は、2023年9月29日付けで、PROCESS UNIT FUND 投資事業有限責任組合から第三者割当増資の払込みを受けたため、資本金及び資本剰余金がそれぞれ149,974千円増加しております。

加えて、2023年11月29日開催の第15回定時株主総会において資本金の額の減少を行うことを決議し、2024年1月5日付で資本金を820,039千円減少し、資本剰余金に振り替えております。

この結果、当第2四半期連結会計期間の末日において資本金が50,015千円、資本剰余金が1,640,094千円となっております。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

前第2四半期連結累計期間(自  2022年9月1日 至  2023年2月28日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

四半期連結損益計算書計上額

(注)2

AIソリューション事業

GPUサーバー事業

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

1,099,286

1,099,286

1,099,286

セグメント間の内部

売上高又は振替高

1,099,286

1,099,286

1,099,286

セグメント損失(△)

30,808

30,808

30,808

 

(注)1.調整額は、セグメント間取引消去であります。

2.セグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常損失と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(固定資産に係る重要な減損損失)

「AIソリューション事業」セグメントにおいて、当社グループが保有する固定資産(主にソフトウエア)のうち、その収益性が低下しているものについて、回収可能価額を零として、帳簿価額の全額を減損損失として計上しております。

なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間においては324,873千円であります。

 

当第2四半期連結累計期間(自  2023年9月1日 至  2024年2月29日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

四半期連結損益計算書計上額

(注)2

AIソリューション事業

GPUサーバー事業

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

1,337,718

696,867

2,034,585

2,034,585

セグメント間の内部

売上高又は振替高

1,337,718

696,867

2,034,585

2,034,585

セグメント利益

32,910

691

33,602

2

33,599

 

(注)1.調整額は、セグメント間取引消去であります。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントの変更等に関する事項

第1四半期連結会計期間より、株式会社ゼロフィールドの株式を取得し連結子会社化したことに伴い、事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントを従来の「AIソリューション事業」「研修事業」から、「AIソリューション事業」「GPUサーバー事業」に変更しております。また、投資の意思決定や業績評価の区分を見直した結果、営業外収益に計上される補助金収入及び営業外費用に計上される支払利息を含む、経常利益又は経常損失の重要性が高いものと判断したため、報告セグメントの利益の開示を四半期連結損益計算書の営業利益又は営業損失から経常利益又は経常損失に変更しております。

なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。

 

 

3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(のれんの金額の重要な変動)

GPUサーバー事業セグメントにおいて、株式会社ゼロフィールドの全株式を取得し、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。なお、当該事象によるのれんの増加額は630,422千円であります。当第2四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了いたしましたが、当初の暫定的な金額と最終的な金額の間に変動はありません。

 

(金融商品関係)

長期借入金は、企業集団の事業の運営において重要なものとなっており、かつ、四半期連結貸借対照表計上額に前連結会計年度の末日と比較して著しい変動が認められますが、当第2四半期連結貸借対照表計上額と時価との差額及び前連結会計年度に係る連結貸借対照表計上額と時価との差額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(企業結合等関係)

企業結合に係る暫定的な処理の確定

2023年9月1日に行われた株式会社ゼロフィールドとの企業結合について第1四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第2四半期連結会計期間において確定しております。なお、第1四半期連結会計期間に暫定的に算定されたのれんの金額に変更はありません。

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前第2四半期連結累計期間(自 2022年9月1日 至 2023年2月28日)

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

AIソリューション事業

GPUサーバー事業

一時点で移転される財又はサービス

47,211

47,211

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

1,052,074

1,052,074

顧客との契約から生じる収益

1,099,286

1,099,286

外部顧客への売上高

1,099,286

1,099,286

 

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年9月1日 至 2024年2月29日)

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

AIソリューション事業

GPUサーバー事業

一時点で移転される財又はサービス

84,391

408,420

492,811

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

1,253,326

288,447

1,541,774

顧客との契約から生じる収益

1,337,718

696,867

2,034,585

外部顧客への売上高

1,337,718

696,867

2,034,585

 

(注)注記事項(セグメント情報等)に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より報告セグメントを変更しております。これにより前第2四半期連結累計期間の数値につきましても変更後の区分に基づき作成したものを記載しております。

 

 

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年9月1日

至 2023年2月28日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年9月1日

至 2024年2月29日)

(1)1株当たり四半期純利益又は
  1株当たり四半期純損失(△)

△57円74銭

4円05銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益又は
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
(千円)

△401,262

29,623

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
四半期純利益又は親会社株主に帰属する
四半期純損失(△)(千円)

△401,262

29,623

普通株式の期中平均株式数(株)

6,949,000

7,319,208

(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益

3円97銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益調整額

(千円)

普通株式増加数(株)

137,345

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益の算定に含めなかった
潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動が
あったものの概要

 

(注) 前第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。

 

 

(重要な後発事象)

(連結子会社における無担保社債(SDGs推進私募債)の発行及び資金の借入)

当社は、2024年3月15日開催の取締役会において、当社の完全子会社である株式会社ゼロフィールド(以下「ゼロフィールド」という)が無担保社債(SDGs推進私募債)の発行と資金の借入を行うことを決議し、2024年3月25日にそれぞれ実施しております。

 

1.社債発行及び資金の借入の理由

ゼロフィールドは、現段階において十分な現預金残高と資金借入枠を有しておりますが、さらなる事業拡大に向け財務基盤をより一層強固なものにするため、無担保社債(SDGs推進私募債)の発行及び資金の借入をいたしました。

なお、この「SDGs推進私募債」は発行額の0.1%相当額をりそな銀行を通じて発行企業の選定した団体に寄付する債券(私募債)発行の仕組みとなります。

当社グループは、持続可能な環境や社会の実現を目指し、今後も社会貢献とSDGsに関する様々な取り組みを行ってまいります。

 

2.無担保社債の概要

(1)引受先

 株式会社りそな銀行

(2)社債金額

 50,000 千円

(3)社債利率等

 0.997% (変動金利・当初。表面利率他、期中手数料含む)

(4)発行日

 2024年3月25日

(5)社債の期間

 5年

(6)担保等の有無

  無担保・無保証

 

 

3.資金の借入の概要

(1)借入先

 株式会社りそな銀行

(2)借入金額

 150,000 千円

(3)借入金利

 基準金利 + スプレッド (変動金利)

(4)借入実行日

 2024年3月25日

(5)借入期間

 5年

(6)担保等の有無

  無担保・無保証

 

 

2 【その他】

該当事項はありません。