当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、前第3四半期連結累計期間と比較して大きく減少しており、以下の経営成績に関する説明の売上高については、増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除に加え、世界的なワクチン接種率の高まりとともに、段階的な経済活動の再開がみられました。しかし12月以降はオミクロン株の世界的な流行が懸念されるなど、国内外ともに景気の先行きは再び厳しい状況が続く見込みです。
このようななか、財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。
①財政状態
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、817億57百万円となり、前連結会計年度末と比較して59億81百万円の増加となりました。主な要因として、前渡金の増加等により流動資産が79億19百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は552億48百万円となり、前連結会計年度末と比較して64億40百万円の増加となりました。この主な要因は、契約負債の増加等により流動負債が88億78百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は265億9百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億58百万円の減少となりました。この結果、自己資本比率は32.4%となりました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、389億26百万円(前年同四半期は861億18百万円)となりました。
売上総利益は58億68百万円(前年同四半期比1億85百万円増、3.3%増)、営業利益16億77百万円(前年同四半期比1億83百万円増、12.3%増)、経常利益19億74百万円(前年同四半期比2億25百万円増、12.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益8億14百万円(前年同四半期比11億57百万円減、58.7%減)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
なお、前連結会計年度において「その他」に含まれていた不動産賃貸事業は、不動産の売却に伴い、第1四半期連結会計期間より「その他」の区分を廃止しております。
(電力事業)
売上高は61億87百万円(前年同四半期は523億50百万円)となりました。また、セグメント利益は9億30百万円と、前年同四半期に比べ2億71百万円の増加となりました。
(環境・化学・機械事業)
売上高は298億26百万円(前年同四半期は295億22百万円)となりました。また、セグメント利益は7億89百万円と、前年同四半期に比べ45百万円の増加となりました。
(生活産業事業)
売上高は29億12百万円(前年同四半期は41億51百万円)となりました。また、セグメント損失は42百万円と、前年同四半期のセグメント利益47百万円に比べ89百万円の減少となりました。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。