第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大防止や3回目のワクチン接種普及により、経済活動の制限が徐々に緩和され、緩やかながら回復傾向が見られました。一方で、年初から続く米国の金利上昇に伴う円安やウクライナ問題の長期化による資源価格高騰などから、景気の先行きは依然として厳しい状況となりました。

このようななか、財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。

 

 ①財政状態

(資産の部)

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、854億25百万円となり、前連結会計年度末と比較して54億76百万円の減少となりました。主な要因として、受取手形、売掛金及び契約資産の減少等により流動資産が53億75百万円減少したことによるものであります。

(負債の部)

当第1四半期連結会計期間末における負債合計は581億3百万円となり、前連結会計年度末と比較して60億3百万円の減少となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金の減少等により流動負債が61億11百万円減少したことによるものであります。

(純資産の部)

当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は273億22百万円となり、前連結会計年度末と比較して5億26百万円の増加となりました。この結果自己資本比率は32.0%となりました。

 

 ②経営成績

当第1四半期連結累計期間の売上高は、146億16百万円(前年同四半期比17億83百万円増13.9%増)となりました。

売上総利益は22億42百万円(前年同四半期比4億15百万円増22.7%増)、営業利益7億37百万円(前年同四半期比3億21百万円増77.4%増)、経常利益10億74百万円(前年同四半期比3億85百万円増55.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益6億84百万円(前年同四半期比3億83百万円増126.9%増)となりました。

 

  セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。

 

(電力事業)

売上高は21億99百万円と前年同四半期に比べ6億77百万円の増加となっております。また、セグメント利益は3億14百万円と、前年同四半期に比べ2億21百万円の増加となりました。

(環境・化学・機械事業)

売上高は111億99百万円と前年同四半期に比べ7億72百万円の増加となっております。また、セグメント利益は4億円と、前年同四半期に比べ70百万円の増加となりました。

(生活産業事業)

売上高は12億16百万円と前年同四半期に比べ3億32百万円の増加となっております。また、セグメント利益は21百万円(前年同四半期はセグメント損失8百万円)となりました。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。