当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する経済活動の制限が緩和され、概ね回復基調で推移しました。一方で、世界的な金融引き締めに伴う為替動向の懸念や、ウクライナ問題の長期化による資源価格高騰などから、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いています。
このようななか、財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。
①財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、790億31百万円となり、前連結会計年度末と比較して118億70百万円の減少となりました。主な要因として、前渡金の減少等により流動資産が115億8百万円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は526億64百万円となり、前連結会計年度末と比較して114億41百万円の減少となりました。この主な要因は、契約負債の減少等により流動負債が105億42百万円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は263億66百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億28百万円の減少となりました。この結果、自己資本比率は33.4%となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間の売上高は、355億31百万円(前年同四半期比81億29百万円増、29.7%増)となりました。
売上総利益は24億63百万円(前年同四半期比16億40百万円減、40.0%減)、営業損失6億26百万円(前年同四半期は営業利益12億94百万円)、経常損失2億73百万円(前年同四半期は経常利益15億43百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失3億20百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益7億16百万円)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
(電力事業)
売上高は43億12百万円と前年同四半期に比べ1億98百万円の増加となっております。また、セグメント利益は5億58百万円と、前年同四半期に比べ5百万円の増加となりました。
(環境・化学・機械事業)
売上高は287億98百万円と前年同四半期に比べ72億91百万円の増加となっております。また、セグメント損失は12億4百万円(前年同四半期は7億75百万円のセグメント利益)となりました。
(生活産業事業)
売上高は24億20百万円と前年同四半期に比べ6億39百万円の増加となっております。また、セグメント利益は20百万円(前年同四半期はセグメント損失33百万円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ46億38百万円増加し、新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額93百万円を加味した結果、132億13百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は26億78百万円(前年同四半期は23億4百万円減)となりました。主な資金の増加要因としては、税金等調整前四半期純損失の計上4億23百万円、売上債権の減少額53億90百万円、前渡金の減少額121億91百万円であり、主な資金の減少要因としては、仕入債務の減少額26億36百万円、契約負債の減少額112億23百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は4億4百万円(前年同四半期は9億3百万円増)となりました。収入の主な内訳は、貸付金の回収による収入4億50百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出2億35百万円、貸付けによる支出5億9百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は20億8百万円(前年同四半期は2億23百万円増)であります。収入の主な内訳は、短期借入れによる収入139億円であり、支出の主な内訳は、短期借入金の返済による支出112億円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。