第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続きウィズコロナの下で、経済活動の制限が緩和され、徐々に持ち直しつつありました。一方で、為替相場の変動による物価上昇や、ウクライナ情勢の長期化による資源価格高騰などから、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いています。

このようななか、財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。

 

 ①財政状態

(資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、761億82百万円となり、前連結会計年度末と比較して147億18百万円の減少となりました。主な要因として、前渡金の減少等により流動資産が144億38百万円減少したことによるものであります。

(負債の部)

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は499億98百万円となり、前連結会計年度末と比較して141億7百万円の減少となりました。この主な要因は、契約負債の減少等により流動負債が132億87百万円減少したことによるものであります。

(純資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は261億84百万円となり、前連結会計年度末と比較して6億10百万円の減少となりました。この結果、自己資本比率は34.4%となりました。

 

②経営成績

当第3四半期連結累計期間の売上高は、500億97百万円(前年同四半期比111億70百万円増28.7%増)となりました。

売上総利益は44億69百万円(前年同四半期比13億98百万円減23.8%減)、営業損失1億75百万円(前年同四半期は営業利益16億77百万円)、経常利益16百万円(前年同四半期比19億58百万円減99.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失1億23百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益8億14百万円)となりました。

 

セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。

 

(電力事業)

売上高は67億4百万円と前年同四半期に比べ5億17百万円の増加となっております。また、セグメント利益は8億80百万円と、前年同四半期に比べ50百万円の減少となりました。

(環境・化学・機械事業)

売上高は395億91百万円と前年同四半期に比べ97億65百万円の増加となっております。また、セグメント損失は11億23百万円と、前年同四半期に比べ19億12百万円の減少となりました。

(生活産業事業)

売上高は38億円と前年同四半期に比べ8億88百万円の増加となっております。また、セグメント利益は66百万円(前年同四半期はセグメント損失42百万円)となりました。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。