第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことによる各種制限の緩和により緩やかな回復基調の動きを見せる一方で、物価上昇による景気の下振れリスクやウクライナ情勢の長期化による世界経済の悪化リスクなどから、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

このようななか、財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。

 

 ①財政状態

(資産の部)

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、746億48百万円となり、前連結会計年度末と比較して14億17百万円の減少となりました。主な要因として、受取手形、売掛金及び契約資産の減少等により流動資産が28億27百万円減少したことによるものであります。

(負債の部)

当第1四半期連結会計期間末における負債合計は521億33百万円となり、前連結会計年度末と比較して27億32百万円の減少となりました。この主な要因は、受託販売未払金の減少等により流動負債が32億30百万円減少したことによるものであります。

(純資産の部)

当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は225億14百万円となり、前連結会計年度末と比較して13億14百万円の増加となりました。この結果自己資本比率は30.2%となりました。

 

 ②経営成績

当第1四半期連結累計期間の売上高は、138億63百万円(前年同四半期比7億52百万円減5.1%減)となりました。

売上総利益は22億22百万円(前年同四半期比19百万円減0.9%減)、営業利益5億円(前年同四半期比2億36百万円減32.1%減)、経常利益8億99百万円(前年同四半期比1億75百万円減16.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益7億11百万円(前年同四半期比26百万円増3.8%増)となりました。

 

  セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。

 

(電力事業)

売上高は26億91百万円と前年同四半期に比べ4億92百万円の増加となっております。また、セグメント利益は1億8百万円と、前年同四半期に比べ2億6百万円の減少となりました。

(環境・化学・機械事業)

売上高は99億79百万円と前年同四半期に比べ12億20百万円の減少となっております。また、セグメント利益は3億78百万円と、前年同四半期に比べ22百万円の減少となりました。

(生活産業事業)

売上高は11億92百万円と前年同四半期に比べ23百万円の減少となっております。また、セグメント利益は13百万円と、前年同四半期に比べ7百万円の減少となりました。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。