【注記事項】
(重要な会計方針)

1  有価証券の評価基準及び評価方法

満期保有目的の債券

 償却原価法(定額法)

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

なお、組込デリバティブの時価を区分して測定することができない複合金融商品については、全体を時価評価し評価差額を損益に計上しております。

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

 

2 デリバティブの評価基準及び評価方法

デリバティブ

時価法

 

3  棚卸資産の評価基準及び評価方法

(1) 未成工事支出金

個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

(2) 材料貯蔵品

先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

 

4  固定資産の減価償却の方法

(1) 有形固定資産(リース資産を除く)

定率法(ただし、2016年4月1日以後取得の建物附属設備については、定額法)

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物・構築物

8年~10年

機械・運搬具

2年~12年

工具器具・備品

2年~15年

 

(2) 無形固定資産(リース資産を除く)

定額法

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

ソフトウエア(自社利用分)

5年(社内における利用可能期間)

 

(3) リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法

 

5 引当金の計上基準

貸倒引当金

債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率に基づいて、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

 

 

6 収益及び費用の計上基準

完成工事高及び完成工事原価の計上基準

当社は、主に沈下修正工事を行っております。それらは、一定の期間にわたり履行義務が充足されると判断し、履行義務の進捗度に応じて収益認識をしております。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価が、予想される工事原価の合計に占める割合に基づいて行っております。なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

 

7 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

(一定の期間にわたり履行義務を充足し収益を計上する方法における見積り)

(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

 

 

(千円)

 

前事業年度

当事業年度

一定の期間にわたり履行義務を充足し収益を計上する方法による完成工事高

64,785

86,007

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

① 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法

一定の期間にわたり履行義務が充足される契約については、工事の進捗度に応じて収益を認識しております。進捗度の測定は、契約ごとに期末日までに発生した原価が工事原価総額の見積りに占める割合に基づくインプット法を適用しております。

 

② 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

工事原価総額の見積りについては、得意先の仕様や規格に応じた施工工程、施工日数、使用材料及び数量等の仮定により策定した実行予算に基づき算出しております。

工事収益総額の見積りについては、工事原価総額の見積りをもとに得意先との交渉経過も踏まえ算出しております。

 

③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響

資材価格の変動、工事内容や施工方法の変更、契約金額の変更交渉、自然災害等予期せぬ事象の発生等、工事進捗中における様々な要因により主要な仮定が変動し、工事原価総額及び工事収益総額の見積りの見直しが行われることにより、翌事業年度に計上される完成工事高に影響を及ぼす可能性があります。

 

(貸借対照表関係)

※1 完成工事未収入金及び契約資産のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額、前受金のうち、契約負債の金額は、財務諸表「注記事項(収益認識関係)3.(1)契約資産及び契約負債の残高等」に記載しております。

 

(損益計算書関係)

※1  顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2  一般管理費に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2022年2月1日

至 2023年1月31日)

当事業年度

(自 2023年2月1日

至 2024年1月31日)

一般管理費

9,768

11,333

 

 

 

(株主資本等変動計算書関係)

前事業年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)

 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首

株式数(株)

当事業年度増加

株式数(株)

当事業年度減少

株式数(株)

当事業年度末

株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式

1,299,400

100,000

1,399,400

合計

1,299,400

100,000

1,399,400

自己株式

 

 

 

 

 普通株式

合計

 

(注)普通株式の増加は、有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)に伴う増資を行ったことによるものであります。

 

 2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

 該当事項はありません。

 

 3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年4月25日

定時株主総会

普通株式

6,497

5

2022年1月31日

2022年4月26日

 

 

(2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

決議

株式の

種類

配当金の

総額(千円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年4月25日

定時株主総会

普通株式

20,991

利益剰余金

15

2023年1月31日

2023年4月26日

 

(注)1株当たり配当額には、特別配当5円が含まれております。

 

 

 当事業年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)

 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首

株式数(株)

当事業年度増加

株式数(株)

当事業年度減少

株式数(株)

当事業年度末

株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式 (注)1

1,399,400

5,000

1,404,400

合計

1,399,400

5,000

1,404,400

自己株式

 

 

 

 

 普通株式 (注)2

87

87

合計

87

87

 

(注)1.発行済株式総数の増加5,000株は、譲渡制限付株式報酬としての新株発行によるものであります。

2.自己株式の数の増加87株は、単元未満株式の買取りによるものであります。

 

 2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

 該当事項はありません。

 

 

 3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年4月25日

定時株主総会

普通株式

20,991

15

2023年1月31日

2023年4月26日

 

(注)1株当たり配当額には、特別配当5円が含まれております。

 

(2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

決議

株式の

種類

配当金の

総額(千円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年4月25日

定時株主総会

普通株式

14,043

利益剰余金

10

2024年1月31日

2024年4月26日

 

 

(キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2022年2月1日

至 2023年1月31日)

当事業年度

(自 2023年2月1日

至 2024年1月31日)

現金預金勘定

941,589

805,705

預入期間が3ケ月を超える定期預金

流動資産「その他」(預け金)

50,000

現金及び現金同等物

941,589

855,705

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

ファイナンス・リース取引

  所有権移転外ファイナンス・リース取引

  ①  リース資産の内容

  有形固定資産

   車両(機械・運搬具)であります。

 

  ②  リース資産の減価償却の方法

  「重要な会計方針」の「4 固定資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社は、事業計画に照らして、必要資金に不足がある場合、銀行借入により調達しております。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、投機的な取引は行わない方針であります。

なお、デリバティブ取引は、一時的な余資の効率的な運用を図るために行っており、投機的な取引は行わない方針であります。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である完成工事未収入金及び契約資産は、顧客の信用リスクに晒されております。

営業債務である工事未払金は、概ね2ヶ月以内の支払期日であります。ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で4年後であります。

有価証券は、債券等であり発行体の信用リスクに晒されております。なお、有価証券には、組込デリバティブを含む複合金融商品が含まれております。これは格付けの高い債券で、元本の安全性を重視し、商品特性を理解のうえ、その他有価証券として保有しておりますが、発行体の信用リスク、市場価格の変動リスクに晒されております。投資有価証券は株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

営業債権については、回収までの期間を概ね短期に設定しております。信用リスクについては、取引先ごとに期日及び残高を管理するとともに、主要な取引先の信用状況を定期的に把握することで、信用リスクを軽減しております。

また有価証券については、格付けの高い金融機関とのみ取引を行うことで、信用リスクを軽減しております。

 

② 市場リスク(金利等の変動リスク)の管理

借入金がある場合、支払金利の変動リスクを抑制するために、固定金利による調達を行っております。また、有価証券、投資有価証券については、定期的に時価等を把握しています。

デリバティブ取引の執行・管理については、社内規定に従い管理部が行っております。

 

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

各部署からの報告に基づき、担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては、変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

前事業年度(2023年1月31日)

 

 

 

(単位:千円)

 

貸借対照表計上額

時価

差額

(1) 有価証券  ※2

満期保有目的の債券

その他有価証券

 

50,000

150,060

 

49,650

150,060

 

△350

 資産計

200,060

199,710

△350

 

(※1)「現金預金」、「受取手形」、「完成工事未収入金及び契約資産」、「工事未払金」、及び「未払金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価格に近似するものであることから、記載を省略しております。

(※2)組込デリバティブを合理的に区分することが困難な複合金融商品を含めて表示しております。

 

当事業年度(2024年1月31日)

 

 

 

(単位:千円)

 

貸借対照表計上額

時価

差額

(1) 有価証券  

満期保有目的の債券

その他有価証券

(2) 投資有価証券

その他有価証券

 

100,000

100,000

 

30,710

 

100,000

99,910

 

30,710

 

△90

 

 資産計

230,710

230,620

△90

 

(※1)「現金預金」、「完成工事未収入金及び契約資産」、「工事未払金」、及び「未払金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価格に近似するものであることから、記載を省略しております。

 

  (注1) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

前事業年度(2023年1月31日)

 

 

 

 (単位:千円)

 

1年以内

1年超

5年以内

5年超

10年以内

10年超

現金預金

941,589

完成工事未収入金及び契約資産

121,287

有価証券

 

 

 

 

 満期保有目的の債券

 

 

 

 

  社債

50,000

 その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

  債券

150,060

合計

1,262,936

 

 

 

 

 

 

 

当事業年度(2024年1月31日)

 

 

 

 (単位:千円)

 

1年以内

1年超

5年以内

5年超

10年以内

10年超

現金預金

805,705

完成工事未収入金及び契約資産

116,910

有価証券

 

 

 

 

 満期保有目的の債券

 

 

 

 

  社債

100,000

 その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

合同運用指定金銭信託

100,000

合計

1,122,615

 

 

 

 

 

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の

        算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定

        に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で貸借対照表に計上している金融商品

前事業年度(2023年1月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

債券

150,060

150,060

資産計

150,060

150,060

 

 

当事業年度(2024年1月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

30,710

30,710

資産計

30,710

30,710

 

 

(2) 時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前事業年度(2023年1月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券

 

 

 

 

満期保有目的の債券

 

 

 

 

社債

49,650

49,650

資産計

49,650

49,650

 

 

当事業年度(2024年1月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券

 

 

 

 

満期保有目的の債券

 

 

 

 

社債

100,000

100,000

その他有価証券

 

 

 

 

合同運用指定金銭信託

99,910

99,910

資産計

199,910

199,910

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、レベル1の時価に分類しております。

 

有価証券

債券、社債及び合同運用指定金銭信託は、取引金融機関から提示された価格に基づき算定しているため、レベル2の時価に分類しています。

 

 

(有価証券関係)

1.満期保有目的の債券

前事業年度(2023年1月31日)

区分

貸借対照表計上額
(千円)

時価
 (千円)

差額
 (千円)

時価が貸借対照表計上額を
超えるもの

時価が貸借対照表計上額を
超えないもの

50,000

49,650

△350

合計

50,000

49,650

△350

 

 

当事業年度(2024年1月31日)

区分

貸借対照表計上額
(千円)

時価
 (千円)

差額
 (千円)

時価が貸借対照表計上額を
超えるもの

時価が貸借対照表計上額を
超えないもの

100,000

100,000

合計

100,000

100,000

 

 

2.その他有価証券

前事業年度(2023年1月31日)

区分

貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

貸借対照表計上額が取得原価を
超えるもの

 

 

 

  ①株式

  ②債券

150,060

150,000

60

  ③その他

小計

150,060

150,000

60

貸借対照表計上額が取得原価を
超えないもの

 

 

 

  ①株式

  ②債券

  ③その他

小計

合計

150,060

150,000

60

 

(注) 債券には組込デリバティブを区分して測定できない複合金融商品が含まれており、その評価差額は損益計算書に計上しております。

 

 

当事業年度(2024年1月31日)

区分

貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

貸借対照表計上額が取得原価を
超えるもの

 

 

 

  ①株式

30,710

22,620

8,090

  ②債券

  ③その他

小計

30,710

22,620

8,090

貸借対照表計上額が取得原価を
超えないもの

 

 

 

  ①株式

  ②債券

  ③その他

100,000

100,000

小計

100,000

100,000

合計

130,710

122,620

8,090

 

 

(デリバティブ取引関係)

組込デリバティブを区分して測定することができない複合金融商品は、複合金融商品全体を時価評価し、注記事項「有価証券関係」に含めて記載しております。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前事業年度
(2023年1月31日)

 

当事業年度
(2024年1月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 減価償却超過額

858

千円

 

441

千円

 未払事業税

3,902

 

 

79

 

 有価証券評価損

 

 

20

 

株式報酬費用

 

 

1,657

 

未払賞与

 

 

3,802

 

 差入保証金

970

 

 

1,361

 

 貸倒損失

4,283

 

 

4,849

 

繰延税金資産小計

10,014

 

 

12,213

 

評価性引当額

△5,253

 

 

△4,849

 

繰延税金資産合計

4,760

 

 

7,363

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 有価証券評価益

△734

 

 

 

その他有価証券評価差額金

 

 

△2,751

 

繰延税金負債合計

△734

 

 

△2,751

 

繰延税金資産(負債)の純額

4,026

 

 

4,612

 

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

 

前事業年度
(2023年1月31日)

 

当事業年度
(2024年1月31日)

法定実効税率

30.0

 

34.0

 (調整)

 

 

 

 

 

 留保金課税

4.2

 

 

 

 住民税均等割等

0.2

 

 

0.6

 

 中小法人の軽減税率

 

 

△1.5

 

 評価性引当額の増減

0.4

 

 

△1.2

 

 法人税等の特別控除

△0.0

 

 

△0.9

 

  税率変更による影響

△0.1

 

 

△0.6

 

 その他

0.1

 

 

△2.2

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

34.8

 

 

28.2

 

 

 

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

当社は、2023年4月25日付で資本金を70,000千円に減資したことにより、法人事業税の外形標準課税が不適用になりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率を30.0%から34.0%に変更しております。

この税率変更による当事業年度の財務諸表に与える影響は軽微であります。

 

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2022年2月1日

 至 2023年1月31日)

当事業年度

(自 2023年2月1日

 至 2024年1月31日)

民間事業

572,983

577,914

公共事業

344,240

274,568

顧客との契約から生じる収益

917,223

852,483

外部顧客への売上高

917,223

852,483

 

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

「重要な会計方針」の「6 収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当事業年度末において存在する顧客との契約から翌事業年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

 

 

(単位:千円)

 

 

前事業年度

(自 2022年2月1日

 至 2023年1月31日)

当事業年度

(自 2023年2月1日

 至 2024年1月31日)

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

88,683

75,853

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

73,853

69,101

契約資産(期首残高)

47,433

契約資産(期末残高)

47,433

47,808

契約負債(期首残高)

3,938

750

契約負債(期末残高)

750

2,750

 

契約資産は、工事請負契約に基づき充足した履行義務に係る対価に対する当社の権利に関するものです。契約資産は、当該権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振替えられます。当該履行義務に係る対価は、個々の契約に定められた支払条件に従って請求し、受領しております。

契約負債は、流動負債の「前受金」に含まれており、ノウハウライセンス契約における役務収益であります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。契約資産の増加は、収益認識により生じたものであります。

前事業年度に認識した収益のうち、期首の契約負債残高に含まれていた金額に重要なものはありません。過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益(主に、取引価格の変動)の額に重要性はありません。

当事業年度に認識した収益のうち、期首の契約負債残高に含まれていた金額に重要なものはありません。過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益(主に、取引価格の変動)の額に重要性はありません。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

前事業年度末において、残存履行義務に配分した取引価格の総額は、98,214千円であり、顧客との工事請負契約に関する取引によるものです。当該取引は契約の履行に応じ、期末日後概ね2年以内に収益認識される予定であります。なお、契約期間が1年以内の取引は含めておりません。

当事業年度末において、残存履行義務に配分した取引価格の総額は、24,111千円であり、顧客との工事請負契約に関する取引によるものです。当該取引は契約の履行に応じ、期末日後概ね1年以内に収益認識される予定であります。なお、契約期間が1年以内の取引は含めておりません。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

当社は、沈下修正事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

【関連情報】

前事業年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報
(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

顧客の名称又は氏名

売上高(千円)

関連するセグメント名

クレハ建設㈱

117,280

沈下修正事業

 

 

当事業年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報
(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

顧客の名称又は氏名

売上高(千円)

関連するセグメント名

㈱服部組

114,000

沈下修正事業

西松建設㈱

86,537

沈下修正事業

 

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

前事業年度(自 2022年2月1日  至 2023年1月31日)

該当事項はありません。

 

当事業年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)

該当事項はありません。

 

(1株当たり情報)

 

前事業年度

(自 2022年2月1日

至 2023年1月31日)

当事業年度

(自 2023年2月1日

至 2024年1月31日)

1株当たり純資産額

879.59円

918.04円

1株当たり当期純利益

88.76円

48.18円

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前事業年度

(自 2022年2月1日

至 2023年1月31日)

当事業年度

(自 2023年2月1日

至 2024年1月31日)

 当期純利益(千円)

116,228

67,590

 普通株主に帰属しない金額(千円)

 普通株式に係る当期純利益(千円)

116,228

67,590

 普通株式の期中平均株式数(株)

1,309,537

1,402,832

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。