第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 国際連合は2024年の国際女性デーのテーマを「女性に投資を:進歩を加速しよう」とするなど世界全体で女性の活躍を後押しする環境が整いつつあります。そのような環境のもと、当社では「女性の笑顔でいっぱいに -A Sea of Smiling Woman-」をビジョンに掲げ、女性の一生をサポートするための情報発信を主軸とした事業及び産婦人科など全国の医療施設向けにITを用いたソリューションサービスを提供する事業を展開しております。

 こうした取り組みの結果、当第1四半期累計期間の売上高は367,107千円(前年同期比20.0%増)、売上総利益は244,548千円(前年同期比19.9%増)、営業利益は15,679千円(前年同期比19.7%減)となり、経常利益は15,595千円(前年同期比19.4%減)、四半期純利益は14,106千円(前年同期比19.8%増)となりました。

 

(メディア事業)

 メディア事業は「ベビーカレンダー」「ムーンカレンダー」「ウーマンカレンダー」「シニアカレンダー(旧 介護カレンダー)」をはじめとした女性のライフステージそれぞれに注力した専門サイトの運営をおこない、①PV連動型広告、②タイアップ広告、③成果報酬型広告の3つの活動をしてまいりました。当第1四半期は、前述の当社運営サイトはいずれもPV数およびUU数ともに好調に推移しており、広告販売枠においても当社運営サイトの伸長と並び順調に推移しております。

 この結果、同セグメントの売上高は291,399千円(前年同期比41.1%増)、セグメント利益は65,033千円(前年同期比17.2%増)となりました。

 

(医療法人向け事業)

 医療法人向け事業は、医療機関が抱えるさまざまな課題解決のために「ベビーパッドシリーズ」「エコー動画館」「かんたん診察予約システム」「おぎゃー写真館・動画館」および「ホームページ制作」といったソリューションサービスの拡販をおこなっております。当第1四半期累計期間は、更新件数の多かった前年に比べて売上高、セグメント利益ともに減少しているものの、アプリ内で診察などの予約やコンテンツの閲読などができる産院向けのアプリをリリースし、これまで以上に産院とその患者様に満足していただける体制を構築しました。

 この結果、同セグメントの売上高は75,707千円(前年同期比23.7%減)、セグメント利益は7,902千円(前年同期比67.2%減)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 流動資産は、前事業年度末に比べ26,895千円減少し、617,991千円となりました。これは、主に1年内返済予定の長期借入金の返済により現金及び預金が23,151千円減少したことによるものであります。

 

 固定資産は、前事業年度末に比べ10,484千円減少し、362,040千円となりました。これは、主に減価償却により無形固定資産が9,937千円減少したことによるものであります。

 この結果、総資産は37,379千円減少し、980,031千円となりました。

 

(負債)

 流動負債は、前事業年度末に比べ18,613千円増加し、274,919千円となりました。これは、主に1年内返済予定の長期借入金が15,863千円増加したことによるものであります。

 固定負債は、前事業年度末に比べ41,718千円減少し、13,281千円となりました。これは、主に長期借入金40,930千円を1年内返済予定の長期借入金に振替えたことによるものであります。

 この結果、負債合計は前事業年度末に比べて23,105千円減少し、288,200千円となりました。

 

(純資産)

 純資産合計は、前事業年度末に比べ14,274千円減少し、691,830千円となりました。これは、主に四半期純利益の計上により利益剰余金が14,106千円増加したものの、自己株式を28,380千円取得したことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6)従業員数

 当第1四半期累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。