1【提出理由】

 当社は、2024年4月25日開催の取締役会において、グラムス株式会社(以下、グラムス)の発行済株式の全てを取得し、子会社化することを決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

(1)取得対象子会社の概要

1

名称

グラムス株式会社

2

所在地

大阪府堺市黒土町2339-1

3

代表者の役職・氏名

代表取締役 三浦 大助

4

事業内容

EC企業向け業務効率化ツールの開発・提供、各種業務の代行サービス、リユース企業向けの各種システム開発

5

資本金

9,000千円

6

設立年月日

2009年6月

7

大株主及び持株比率

三浦 大助 50%

ホスフォード・ブレイン・アシュリン 50%

8

上場会社と当該会社

との間の関係

資本関係

該当事項はありません。

人的関係

該当事項はありません。

取引関係

該当事項はありません。

9

最近3年間の経営成績及び財政状態

決算期

2021年5月期

2022年5月期

2023年5月期

 

純資産

12,482千円

23,028千円

46,989千円

 

総資産

107,407千円

118,475千円

147,200千円

 

1株当たり純資産

69,344円

128,933円

261,050円

 

売上高

118,558千円

195,235千円

267,545千円

 

営業利益又は営業損失

△763千円

10,065千円

22,235千円

 

経常利益

633千円

12,339千円

33,339千円

 

当期純利益

624千円

10,546千円

23,961千円

 

1株当たり当期純利益

3,467円

58,589円

133,117円

 

1株当たり配当金

0.00円

0.00円

0.00円

 

 

(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的

当社は、創業より「リモートワークを当たり前にする」というミッションを掲げ、成長戦略においては「既存事業の拡張」と「セグメント拡大」の2軸で、非連続的な事業成長を目指しております。

今回株式取得を予定するグラムスは、EC企業向け業務効率化ツールの開発・提供、各種業務の代行サービス、リユース企業向けの各種システム開発を行う開発企業であります。大阪府堺市で誕生し、現在は12か国から約40名が集うグローバルなチームへと成長している会社です。

ミッションの実現のため、当社は自らフルリモートワークによる経営と事業の推進を実践しておりますが、グラムスにおいても、世界中から参画するエンジニアを組織し事業運営するにあたり、既にフルリモートワークを導入しており、キャスターとの親和性の高さを見込んでおります。また、EC運営業務の一部もリモートにて対応できる想定で、当社のCASTER BIZ assistantとの事業シナジーも期待されます。当社が開発企業であるグラムスを獲得することで、将来的なテクノロジーの活用に向けて、技術開発投資を強化し、自動化を推進することを目指してまいります。

 

(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額

株式取得価額                 400百万円

アドバイザリー費用等(概算額)        8百万円

合計(概算額)                   408百万円