1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年10月1日から2023年9月30日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2022年10月1日から2023年9月30日まで)の財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による監査を受けております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年9月30日) |
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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売掛金 |
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営業投資有価証券 |
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貯蔵品 |
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商品出資金 |
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金銭の信託(組成用航空機) |
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組成用不動産 |
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|
その他 |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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有形固定資産 |
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建物(純額) |
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工具、器具及び備品(純額) |
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賃貸資産(純額) |
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その他 |
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有形固定資産合計 |
|
|
無形固定資産 |
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のれん |
|
|
その他 |
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|
無形固定資産合計 |
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|
投資その他の資産 |
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投資有価証券 |
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|
関係会社株式 |
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繰延税金資産 |
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敷金及び保証金 |
|
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
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投資その他の資産合計 |
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|
固定資産合計 |
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|
資産合計 |
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|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2022年9月30日) |
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
負債の部 |
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流動負債 |
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買掛金 |
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短期借入金 |
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コマーシャル・ペーパー |
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1年内返済予定の長期借入金 |
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1年内返済予定の長期ノンリコースローン |
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未払法人税等 |
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契約負債 |
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賞与引当金 |
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その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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社債 |
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長期借入金 |
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長期ノンリコースローン |
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資産除去債務 |
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退職給付に係る負債 |
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その他 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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|
資本金 |
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|
資本剰余金 |
|
|
利益剰余金 |
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自己株式 |
△ |
△ |
株主資本合計 |
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
為替換算調整勘定 |
|
|
その他の包括利益累計額合計 |
|
|
非支配株主持分 |
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|
純資産合計 |
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
売上高 |
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|
売上原価 |
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売上総利益 |
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|
販売費及び一般管理費 |
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営業利益 |
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営業外収益 |
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受取利息 |
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金銭の信託運用益 |
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為替差益 |
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不動産賃貸料 |
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航空機賃貸収入 |
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|
持分法による投資利益 |
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|
その他 |
|
|
営業外収益合計 |
|
|
営業外費用 |
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支払利息 |
|
|
社債発行費 |
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|
支払手数料 |
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為替差損 |
|
|
不動産賃貸費用 |
|
|
減価償却費 |
|
|
その他 |
|
|
営業外費用合計 |
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|
経常利益 |
|
|
特別利益 |
|
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関係会社株式売却益 |
|
|
固定資産売却益 |
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事業譲渡益 |
|
|
特別利益合計 |
|
|
特別損失 |
|
|
減損損失 |
|
|
固定資産除却損 |
|
|
関係会社株式評価損 |
|
|
特別損失合計 |
|
|
税金等調整前当期純利益 |
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
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|
法人税等調整額 |
|
△ |
法人税等合計 |
|
|
当期純利益 |
|
|
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) |
△ |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
当期純利益 |
|
|
その他の包括利益 |
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
為替換算調整勘定 |
|
|
持分法適用会社に対する持分相当額 |
|
△ |
その他の包括利益合計 |
|
|
包括利益 |
|
|
(内訳) |
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
|
|
非支配株主に係る包括利益 |
△ |
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前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
|
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|
|
(単位:百万円) |
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株主資本 |
||||
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
会計方針の変更による累積的影響額 |
|
|
△ |
|
△ |
会計方針の変更を反映した当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△ |
|
△ |
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
△ |
|
|
△ |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
△ |
|
|
|
当期末残高 |
|
|
|
△ |
|
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|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||
|
為替換算調整勘定 |
その他有価証券評価差額金 |
その他の包括利益累計額合計 |
||
当期首残高 |
△ |
△ |
△ |
|
|
会計方針の変更による累積的影響額 |
|
|
|
|
△ |
会計方針の変更を反映した当期首残高 |
△ |
△ |
△ |
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
△ |
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
|
|
|
△ |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
△ |
|
当期変動額合計 |
|
|
|
△ |
|
当期末残高 |
|
|
|
|
|
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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株主資本 |
||||
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△ |
|
△ |
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
△ |
|
|
△ |
連結範囲の変動 |
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
△ |
|
|
|
当期末残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
|
|
為替換算調整勘定 |
その他の包括利益累計額合計 |
||
当期首残高 |
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
△ |
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
|
|
△ |
連結範囲の変動 |
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
|
当期末残高 |
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
税金等調整前当期純利益 |
|
|
減価償却費 |
|
|
減損損失 |
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|
のれん償却額 |
|
|
有形固定資産売却損益(△は益) |
|
△ |
関係会社株式評価損 |
|
|
固定資産除却損 |
|
|
賞与引当金の増減額(△は減少) |
△ |
|
関係会社株式売却損益(△は益) |
|
△ |
受取利息及び受取配当金 |
△ |
△ |
支払利息 |
|
|
支払手数料 |
|
|
事業譲渡損益(△は益) |
|
△ |
為替差損益(△は益) |
|
|
持分法による投資損益(△は益) |
△ |
△ |
社債発行費 |
|
|
売上債権の増減額(△は増加) |
|
△ |
営業投資有価証券の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
商品出資金の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
金銭の信託(組成用航空機)の増減額(△は増加) |
△ |
|
組成用不動産の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
差入保証金の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
仕入債務の増減額(△は減少) |
|
|
契約負債の増減額(△は減少) |
|
|
その他 |
|
△ |
小計 |
△ |
|
利息及び配当金の受取額 |
|
|
利息の支払額 |
△ |
△ |
法人税等の支払額 |
△ |
△ |
営業活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
有形固定資産の売却による収入 |
|
|
無形固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
関係会社株式及び出資金の取得による支出 |
△ |
△ |
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 |
|
|
敷金及び保証金の差入による支出 |
△ |
△ |
敷金及び保証金の回収による収入 |
|
|
子会社の清算による収入 |
|
|
事業譲渡による収入 |
|
|
その他の支出 |
△ |
△ |
その他の収入 |
|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
△ |
|
|
(単位:百万円) |
|
前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
短期借入金の純増減額(△は減少) |
|
|
長期借入れによる収入 |
|
|
長期借入金の返済による支出 |
△ |
△ |
長期ノンリコースローンによる収入 |
|
|
長期ノンリコースローンの返済による支出 |
|
△ |
コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) |
|
|
社債の発行による収入 |
|
|
配当金の支払額 |
△ |
△ |
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出 |
△ |
△ |
手数料の支払額 |
△ |
△ |
その他の支出 |
△ |
△ |
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
現金及び現金同等物に係る換算差額 |
|
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
△ |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
|
|
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 |
|
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
|
|
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数
主な連結子会社の名称
株式会社FPG証券
FPG Amentum Limited
株式会社FPG信託
株式会社FPGエアサービス
株式会社FPGリアルエステート
株式会社FLIP第281号
その他1社
(連結の範囲の変更)
前連結会計年度において連結子会社であった株式会社FPGテクノロジー(現 株式会社カタクラ・クロステクノロジー)は、当連結会計年度において、当社が保有する同社の全株式を譲渡したことに伴い、同社を連結の範囲から除外しております。一方、前連結会計年度まで非連結子会社であった株式会社FPGリアルエステートは、当社の不動産ファンド事業において、マスターリース会社として不動産賃貸借事業を行うことになったことから、当連結会計年度より連結の範囲に含めております。
また、匿名組合事業の営業者である子会社については、その事業の損益及び収支が当社及び当社の子会社に実質的に帰属しないかあるいは軽微なため、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第5条第1項第2号により連結の範囲に含めておりませんが、株式会社FLIP第281号については、同社を営業者とするオペレーティング・リース事業に係る匿名組合出資持分を当社が譲渡することなくリース物件(賃貸資産(航空機))を売却することとしたことから、組合損益が当社に帰属することとなり、当連結会計年度において、連結の範囲に加えております。
なお、株式会社FPGエアサービスは2023年10月1日付で株式会社オンリーユーエアに商号変更しております。
(2) 主要な非連結子会社の名称等
株式会社ALIP第1号等 909社
(連結の範囲から除いた理由)
匿名組合事業の営業者である子会社については、その事業の損益及び収支が実質的に当社及び当社の子会社に帰属しないかあるいは軽微なため、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第5条第1項第2号により、海外不動産の集団投資事業案件で投資ビークルとして利用する子会社については、支配が一時的であるため、同規則第5条第1項第1号により、それぞれ連結の範囲から除外しております。また、それ以外の子会社については、同規則第5条第2項により、子会社の資産、売上高、損益、利益剰余金及びキャッシュ・フローその他の項目が、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないことから、連結の範囲から除外しております。
(3) 開示対象特別目的会社
該当事項はありません。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社の数
持分法適用の関連会社の名称
FPG Asset & Investment Management B.V.
FPG Asset & Investment Management Asia Pte.Ltd.
FPG AIM Americas Inc.
(持分法適用の範囲の変更)
持分法適用の関連会社であったFPG Asset & Investment Management Middle East FZ LLCは、当連結会計年度において解散したため、持分法適用の範囲から除外しております。
(2) 持分法を適用しない非連結子会社のうち主要な会社等の名称
株式会社ALIP第1号等 909社
(持分法を適用しない理由)
匿名組合事業の営業者である子会社については、その事業の損益及び収支が実質的に当社及び当社の子会社に帰属しないかあるいは軽微なため、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第10条第1項第2号により、海外不動産の集団投資事業案件で投資ビークルとして利用する子会社については、財務及び事業の方針の決定に対する影響が一時的であるため、同規則第10条第1項第1号により、それぞれ持分法の適用範囲から除外しております。また、それ以外の子会社については、同規則第10条第2項により、子会社の損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても、連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため持分法の適用範囲から除外しております。
3.連結子会社及び持分法適用関連会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、株式会社FPG証券、株式会社FPG信託及び株式会社FPGエアサービス(現 株式会社オンリーユーエア)の3社の決算日は3月31日、株式会社FPGリアルエステートの決算日は9月30日、株式会社FLIP第281号の決算日は11月30日であり、FPG Amentum Limitedの決算日は12月31日、その他1社の決算日は9月30日です。連結財務諸表の作成にあたっては、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。
持分法適用関連会社の決算日は、12月31日であります。連結財務諸表の作成にあたっては、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
子会社株式(持分法非適用の非連結子会社株式)
移動平均法による原価法を採用しております。
② 営業投資有価証券
a.その他営業投資有価証券
市場価格のない株式等 移動平均法による原価法を採用しております。
b.投資事業組合出資金等
投資事業組合への出資金は、投資事業組合財産の持分相当額を流動資産の「営業投資有価証券」として計上しております。投資事業組合への出資金額を「営業投資有価証券」に計上し、投資事業組合が獲得した純損益の持分相当額を営業損益に計上するとともに同額を「営業投資有価証券」に加減しております。
③ 棚卸資産
貯蔵品
最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
④ デリバティブ
時価法を採用しております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
主として定率法を採用しております。ただし、2016年4月1日以後に取得した建物附属設備については定額法によっております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び建物附属設備 6~18年
工具、器具及び備品 2~15年
また、下記の資産は、リース契約期間を償却年数とし、リース契約期間満了時の処分見積額を残存価額とする定額法によっております。
賃貸資産(航空機) 8年
② 無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用ソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。
(3) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。
(4) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上することとしております。
② 賞与引当金
従業員の賞与の支払いに備えて、賞与支給見込額の当連結会計年度負担額を計上しております。
(5) 退職給付に係る会計処理の方法
一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を採用しております。
(6) 重要な収益及び費用の計上基準
収益認識に関する計上基準
当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
① リースファンド事業
当社は、匿名組合方式又は任意組合方式、金銭の信託方式によるオペレーティング・リース事業案件の組成及び管理並びに投資家への匿名組合出資持分・任意組合出資持分・信託受益権の販売を行うことで、手数料等の収益を得ております。
当社が提供するオペレーティング・リース事業案件は、主に匿名組合方式及び金銭の信託方式であります。
匿名組合方式の場合、匿名組合の営業者となる子会社(特別目的会社)において、リース物件を取得し、オペレーティング・リース事業を行います。当社は当該リース事業に係る匿名組合出資持分の私募の取扱いを行うほか、リース開始時点で、当社が一時的に立替取得し、(連結)貸借対照表の「商品出資金」に計上するとともに、当該匿名組合出資持分を投資家に譲渡します。
金銭の信託方式の場合、当社が信託の受託者である株式会社FPG信託に金銭を信託し、同社は、特定金外信託契約に基づき、当社が信託した金銭をもってリース物件(航空機)を取得し、オペレーティング・リース事業を行います。当社は、当該特定金外信託契約に係る信託受益権の未販売相当額を、「金銭の信託(組成用航空機)」として、(連結)貸借対照表に計上し、投資家に譲渡いたします。
当社が、投資家に、匿名組合出資持分又は信託受益権を譲渡することで、オペレーティング・リース事業の損益等が投資家に帰属することになります。従って、当社は、オペレーティング・リース事業の案件を組成し、当該リース事業に係る匿名組合出資持分又は信託受益権を投資家に販売することを履行義務として識別し、これらの販売時点で履行義務が充足されたと判断し、組成及び販売に関する手数料を収益として認識しております。管理については、契約で定める一定期間にわたり履行義務が充足されると判断されることから、時の経過に応じて管理に関する手数料を収益として認識しております。
② 不動産ファンド事業
国内不動産を対象とした株式会社FPG信託の信託機能を活用した不動産小口化商品、海外不動産を対象とした集団投資事業案件を投資家に提供しております。
国内不動産を対象とした不動産小口化商品は、当社が取得した対象不動産を株式会社FPG信託に信託し、その信託受益権を投資家に譲渡することで、対象不動産から生じる損益等が、受益者である投資家に帰属する仕組みであります。当社は、対象不動産の取得及び信託受益権の投資家への譲渡、運用指図を含む一連の業務を通じて、収益を得ております。
また、海外不動産を対象とした集団投資事業案件は、海外不動産を保有し賃貸する事業案件への投資を行う任意組合の組成及び管理並びに投資家への任意組合出資持分の販売を行うことで、当社及び当社子会社は手数料を得ております。
当社及び当社子会社は、信託受益権及び任意組合出資持分を、投資家に譲渡した時点で、対象不動産や賃貸事業の損益等が投資家に帰属することから、信託受益権及び任意組合出資持分を投資家に販売することを履行義務とし、これらの販売時点で、履行義務が充足されたと判断し、信託受益権の譲渡価額及び手数料を収益として認識しております。また、管理については、契約で定める一定期間にわたり履行義務が充足されると判断されることから、時の経過に応じて管理に関する手数料を収益として認識しております。
(7) のれんの償却方法及び償却期間
5~20年間の定額法による償却を行っております。
(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続
① 商品出資金の会計処理
当社及び当社の子会社は匿名組合出資持分及び任意組合出資持分を「商品出資金」として計上しております。子会社(特別目的会社)が行うオペレーティング・リース事業の組成時に、当社及び当社の子会社が立て替えた金額を「商品出資金」に計上し、投資家に出資持分を譲渡した場合には、「商品出資金」を減額し、対応する手数料を売上高に計上しております。
② 金銭の信託(組成用航空機)の会計処理
当社が組成する信託機能を活用した航空機リース事業案件は、信託の受託者である株式会社FPG信託が、特定金外信託契約に基づき、当社が信託した金銭をもってリース物件(航空機)を取得し、オペレーティング・リース事業を行うところ、当初委託者兼受益者たる当社は、当該特定金外信託契約に係る信託受益権を投資家に譲渡するものであり、当社は、この法的実態に鑑み、未販売の当該信託受益権相当額を「金銭の信託(組成用航空機)」に計上しております。当該信託受益権を投資家に譲渡した場合には、「金銭の信託(組成用航空機)」を減額し、対応する手数料を売上高に計上しております。
③ 組成用不動産の会計処理
当社は、不動産小口化商品を組成し、投資家に販売する目的で取得した不動産(不動産信託受益権を含む。)を「組成用不動産」として計上しております。投資家に当該不動産にかかる信託受益権を譲渡した際に「組成用不動産」を減額するとともに、不動産信託受益権の売買価額相当額を売上高に計上しております。
繰延税金資産
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
繰延税金資産 |
1,677 |
3,008 |
② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社は将来課税所得の見積りや一時差異等のスケジューリングの結果、回収可能性があると判断した将来減算一時差異等について繰延税金資産を計上しております。しかしながら、繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得水準の見積りに依存するため、結果として将来の繰延税金資産の計上額が変動し、税金費用に影響を与える可能性があります。
将来の課税所得水準の見積りに際して、現在のところ、当社の事業活動に重要な影響を与える事象はないと見込んでおりますが、今後、当社の想定と異なる状況となった場合には、翌連結会計年度以降の繰延税金資産の回収可能性の判断に影響を与える可能性があります。
金銭の信託(組成用航空機)の評価損
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
金銭の信託 (組成用航空機) |
20,868 |
18,386 |
金銭の信託 (組成用航空機)評価損 |
1,217 |
1,695 |
② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社は米国航空機信託受益権を対象としたオペレーティング・リース案件(以下「対象案件」といいます。)に係る特定金外信託契約の信託受益権を、投資家に譲渡する目的で、貸借対照表上、流動資産「金銭の信託(組成用航空機)」に計上しており、「金銭の信託(組成用航空機)」の評価損を売上原価に計上しております。
対象案件は、外貨建で販売する大口投資家向け商品として組成したものですが、組成後の新型コロナウイルス感染拡大による航空業界の経営環境への悪影響や、近年の対ドル円安の影響により投資家の必要資金が多額になることもあって、当社の保有期間が長期化しているもので、前連結会計年度においても評価損を計上しておりました。対象案件は、航空会社の与信に問題はなく、組成後から現在に至るまで、安定したリース料収入を得ており、商品性に問題はないと考えております。しかしながら、当社の保有期間がさらに長期化している事実を踏まえ、様々な販売可能性を検討したところ、入手した機体の業者間取引見込価額が外貨建ての帳簿価額を下回っていたため、当該信託受益権の正味売却価額がさらに低下していると判断し、当該業者間取引見込価額を基礎として、会計上の評価額を切り下げることにしたものです。
正味売却価額は、航空機の市場価額の変動等、将来の不確実な条件の変動の結果によって影響を受ける可能性があり、前提とした条件が変化した場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)
「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することといたしました。これによる連結財務諸表に与える影響はありません。
・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
(1) 概要
2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。
・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)
・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果
(2) 適用予定日
2025年9月期の期首より適用予定です。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中です。
(株式会社FLIP第281号の連結子会社化の連結財務諸表への影響)
当社は当連結会計年度において、前連結会計年度においては非連結子会社であった株式会社FLIP第281号を連結子会社としております。当該子会社は、オペレーティング・リース事業を行う匿名組合の営業者となる子会社(特別目的会社)として設立したものです。
当社は、リース開始時点で、投資家に譲渡することを前提に一時的に匿名組合出資持分を立替取得し、当該持分を貸借対照表の「商品出資金」に計上しておりますが、当該子会社を営業者とするオペレーティング・リース事業(本項において、以下、「対象事業」といいます。)への匿名組合出資持分についても、当連結会計年度において取得した時点で、連結貸借対照表に「商品出資金」として3,400百万円計上しておりました。
匿名組合の営業者である子会社については、当社が当該匿名組合出資持分を投資家に譲渡することで、当該匿名組合事業の損益・収支は当社ではなく投資家に帰属することになるため、当社は、当該子会社を「連結することにより利害関係人の判断を著しく誤らせるおそれがあると認められる子会社」に該当するものとして「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第5条第1項第2号に基づき非連結子会社としており、当該子会社についても同様としておりました。
しかしながら、当社は、対象事業にかかる匿名組合出資持分を投資家に譲渡することなく、当該リース事業のリース物件を市場で売却し、対象事業を終了させることとしたため、結果として対象事業の損益・収支は当社に帰属することになったことから、上記条項の規定が適用されないと判断し、株式会社FLIP第281号を連結子会社とすることにしたものです。
リース物件の売却は2023年10月に完了しており、2024年9月期において、対象事業の終了とともに、当該連結子会社を非連結子会社とする予定です。
当連結会計年度末において、当該連結子会社の資産8,418百万円(うち賃貸資産7,928百万円)及び負債8,417百万円(うちノンリコースローン5,779百万円)を連結財務諸表に計上しております(金額は内部取引消去前)。また当連結会計年度において、営業外損益に正味費用328百万円を計上しております。リース物件の売却を含めリース事業終了時における当社に帰属するリース事業の損益に重要性はない見込みです。
※1 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (2022年9月30日) |
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
有形固定資産の減価償却累計額 |
|
|
※2 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (2022年9月30日) |
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
関係会社株式 |
1,786百万円 |
1,808百万円 |
関係会社出資金 |
1 |
44 |
※3 担保提供資産及び担保付債務
担保に供している資産及び担保付債務は、次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (2022年9月30日) |
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
担保提供資産 |
|
|
関係会社株式 |
10百万円 |
10百万円 |
敷金及び保証金 |
115 |
115 |
組成用不動産 |
- |
4,872 |
担保付債務 |
|
|
長期借入金 |
-百万円 |
3,000百万円 |
(注)1 関係会社株式は、関係会社の銀行借入金又はリース債務の物上保証に供しております。
2 前連結会計年度及び当連結会計年度において、敷金及び保証金のうち、90百万円を不動産ファンド事業を行うため、宅地建物取引業法に基づき、法務局に供託しております。また、同敷金及び保証金のうち、25百万円を、信託業法に基づき、法務局に供託しております。
なお、以下の債務は、株式会社FLIP第281号におけるオペレーティング・リース事業において、賃貸資産(航空機)及びその賃貸から生ずる受取リース料を担保として調達したものです。返済原資は航空機の処分価額及び受取リース料等に限定されており、それらの合計額を超える当社の負担は生じない見込みです。
|
前連結会計年度 (2022年9月30日) |
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
担保提供資産 |
|
|
賃貸資産(純額) |
-百万円 |
7,928百万円 |
現金及び預金 |
- |
60 |
担保付債務 |
|
|
1年内返済予定の長期ノンリコースローン |
-百万円 |
371百万円 |
長期ノンリコースローン |
- |
5,407 |
その他の流動負債 |
- |
11 |
4 コミットメントライン契約等
前連結会計年度(2022年9月30日)
当社グループは、主にリースファンド事業及び不動産ファンド事業における案件組成資金を効率的に調達するため、金融機関と、コミットメントライン契約及び当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく当連結会計年度末の借入未実行残高は以下のとおりであります。
コミットメントライン及び 当座貸越極度額の総額 |
117,495百万円 |
借入実行残高 |
72,842百万円 |
差引額 |
44,652百万円 |
なお、上記契約のうちコミットメントライン及び当座貸越極度額の総額93,195百万円及び借入実行残高55,142百万円には、財務制限条項が付されております。主な契約に付された財務制限条項の概要は以下のとおりであります。
(当 社)
|
極 度 額 |
借入実行残高 |
財 務 制 限 条 項 |
(1) |
19,700百万円 |
4,000百万円 |
(ⅰ) 2022年9月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2021年9月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%に相当する金額以上に維持すること。 (ⅱ) 2022年9月期末日における連結損益計算書に記載される経常損益を損失としないこと。 |
(2) |
15,495百万円 (12.5億円は円建、 142.45億円は US$建又は円建) |
11,760百万円 |
(ⅰ) 借入人の各年度の決算期の末日における借入人の連結の貸借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の末日又は2021年9月に終了する決算期の末日における借入人の連結の貸借対照表における純資産の部の金額のいずれか大きい方の75%の金額以上にそれぞれ維持することを確約する。当該遵守の対象となる最初の決算期は、2022年9月に終了する決算期とする。 (ⅱ) 借入人の各年度の決算期に係る借入人の連結の損益計算書上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常損失を計上しないことを確約する。当該遵守の対象となる最初の決算期は、2022年9月に終了する決算期及びその直前の2021年9月に終了する決算期とする。 |
当連結会計年度(2023年9月30日)
当社グループは、主にリースファンド事業及び不動産ファンド事業における案件組成資金を効率的に調達するため、金融機関と、コミットメントライン契約及び当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく当連結会計年度末の借入未実行残高は以下のとおりであります。
コミットメントライン及び 当座貸越極度額の総額 |
134,635百万円 |
借入実行残高 |
66,149百万円 |
差引額 |
68,486百万円 |
なお、上記契約のうちコミットメントライン及び当座貸越極度額の総額107,335百万円及び借入実行残高48,649百万円には、財務制限条項が付されております。主な契約に付された財務制限条項の概要は以下のとおりであります。
(当 社)
|
極 度 額 |
借入実行残高 |
財 務 制 限 条 項 |
(1) |
20,000百万円 |
7,890百万円 |
(ⅰ) 2023年9月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2022年9月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%に相当する金額以上に維持すること。 (ⅱ) 2023年9月期末日における連結損益計算書に記載される経常損益を損失としないこと。 |
(2) |
15,495百万円 (12.5億円は円建、 142.45億円は US$建又は円建) |
9,390百万円 |
(ⅰ) 借入人の各年度の決算期の末日における借入人の連結の貸借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の末日又は2022年9月に終了する決算期の末日における借入人の連結の貸借対照表における純資産の部の金額のいずれか大きい方の75%の金額以上にそれぞれ維持することを確約する。当該遵守の対象となる最初の決算期は、2023年9月に終了する決算期とする。 (ⅱ) 借入人の各年度の決算期に係る借入人の連結の損益計算書上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常損失を計上しないことを確約する。当該遵守の対象となる最初の決算期は、2023年9月に終了する決算期及びその直前の2022年9月に終了する決算期とする。 |
(3) |
23,000百万円 |
6,555百万円 |
(ⅰ) 2023年9月期末日及びそれ以降の各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2022年9月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%に相当する金額以上に維持すること。 (ⅱ) 2023年9月期末日及びそれ以降の各事業年度末日における連結損益計算書に記載される経常損益を損失としないこと。 |
※1.顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧
客との契約から生じる収益の金額は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記
事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
※2.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
給料手当 |
|
|
賞与引当金繰入額 |
|
|
地代家賃 |
|
|
租税公課 |
|
|
退職給付費用 |
|
|
※3.固定資産売却益の内容は次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
車両運搬具 |
-百万円 |
0百万円 |
計 |
- |
0 |
※4.事業譲渡益
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
当社のFinTechを活用したサービスを提供する事業の譲渡に伴う利益を計上しております。
※5.固定資産除却損の内容は次のとおりであります。
|
前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
建物 |
9百万円 |
1百万円 |
工具、器具及び備品 |
0 |
0 |
航空機 |
2 |
8 |
ソフトウエア |
2 |
0 |
ソフトウエア仮勘定 |
- |
3 |
計 |
15 |
14 |
※6.減損損失
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
(1)減損損失を認識した資産
場所 |
用途 |
種類 |
減損損失 |
東京都千代田区 |
その他 |
のれん |
74百万円 |
(2)減損損失の認識に至った経緯
当社子会社である株式会社FPGエアサービスに係るのれんについて、当初想定していた収益が見込めなくなったため、帳簿価額全額を減損損失として特別損失に計上しております。
(3)資産のグルーピングの方法
減損損失の算定にあたっては、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位に拠って資産のグルーピングを行っております。のれんについては、会社単位でグルーピングしております。
(4)回収可能価額の算定方法
のれんの回収可能価額は使用価値により測定しております。使用価値は将来キャッシュ・フローを主に7.2%で割り引いて算定しております。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
(1)減損損失を認識した資産
場所 |
用途 |
種類 |
減損損失 |
アイルランド |
その他 |
のれん等 |
357百万円 |
(注)上記以外の減損損失は、重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(2)減損損失の認識に至った経緯
当社子会社であるFPG Amentum Limitedに係るのれん等について、当初想定していた収益が見込めなく
なったため、帳簿価額全額を減損損失として特別損失に計上しております。
(3)資産のグルーピングの方法
減損損失の算定にあたっては、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位に拠って資産のグルーピングを行っております。のれんについては、会社単位でグルーピングしております。
(4)回収可能価額の算定方法
のれん等の回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスであるため、回収可能価額はゼロとしております。
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
|
前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
その他有価証券評価差額金: |
|
|
当期発生額 |
△0百万円 |
-百万円 |
組替調整額 |
1 |
- |
税効果調整前 |
1 |
- |
税効果額 |
△0 |
- |
その他有価証券評価差額金 |
0 |
- |
為替換算調整勘定: |
|
|
当期発生額 |
74 |
81 |
為替換算調整勘定 |
74 |
81 |
持分法適用会社に対する持分相当額: |
|
|
当期発生額 |
70 |
△11 |
持分法適用会社に対する持分相当額 |
70 |
△11 |
その他の包括利益合計 |
145 |
70 |
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
当連結会計年度期首株式数(株) |
当連結会計年度増加株式数(株) |
当連結会計年度減少株式数(株) |
当連結会計年度末株式数(株) |
発行済株式 |
|
|
|
|
普通株式 |
89,073,600 |
- |
- |
89,073,600 |
合計 |
89,073,600 |
- |
- |
89,073,600 |
自己株式 |
|
|
|
|
普通株式(注) |
3,664,831 |
3,950 |
- |
3,668,781 |
合計 |
3,664,831 |
3,950 |
- |
3,668,781 |
(注)自己株式の増加株式数3,950株は、すべて譲渡制限付株式報酬制度における無償取得によるものであります。
2.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
2021年12月22日 定時株主総会 |
普通株式 |
1,580 |
18.50 |
2021年9月30日 |
2021年12月23日 |
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 |
1株当たり |
基準日 |
効力発生日 |
2022年12月22日 定時株主総会 |
普通株式 |
4,270 |
利益剰余金 |
50.00 |
2022年9月30日 |
2022年12月23日 |
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
当連結会計年度期首株式数(株) |
当連結会計年度増加株式数(株) |
当連結会計年度減少株式数(株) |
当連結会計年度末株式数(株) |
発行済株式 |
|
|
|
|
普通株式 |
89,073,600 |
- |
- |
89,073,600 |
合計 |
89,073,600 |
- |
- |
89,073,600 |
自己株式 |
|
|
|
|
普通株式(注) |
3,668,781 |
3,320 |
- |
3,672,101 |
合計 |
3,668,781 |
3,320 |
- |
3,672,101 |
(注)自己株式の増加株式数3,320株は、すべて譲渡制限付株式報酬制度における無償取得によるものであります。
2.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
2022年12月22日 定時株主総会 |
普通株式 |
4,270 |
50.00 |
2022年9月30日 |
2022年12月23日 |
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 |
1株当たり |
基準日 |
効力発生日 |
2023年12月22日 定時株主総会 |
普通株式 |
6,234 |
利益剰余金 |
73.00 |
2023年9月30日 |
2023年12月25日 |
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
|
前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
現金及び預金勘定 預入期間が3か月を超える定期預金 |
13,119百万円 △1,400 |
15,984百万円 △1,400 |
現金及び現金同等物 |
11,719 |
14,584 |
(借主側)
オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:百万円) |
|
前連結会計年度 (2022年9月30日) |
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
1年内 |
331 |
332 |
1年超 |
127 |
1,317 |
合計 |
458 |
1,649 |
(貸主側)
オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:百万円) |
|
前連結会計年度 (2022年9月30日) |
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
1年内 |
124 |
1,288 |
1年超 |
414 |
5,958 |
合計 |
539 |
7,247 |
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、リースファンド事業において、匿名組合方式又は任意組合方式、金銭の信託方式によるオペレーティング・リース事業の案件組成、匿名組合出資持分又は任意組合出資持分並びに信託受益権の譲渡を行っております。
匿名組合方式又は任意組合方式のオペレーティング・リース事業について、リース開始日時点で、当社は、投資家に譲渡することを前提に、一時的に当該匿名組合出資持分又は任意組合出資持分を立替取得します。当社は、その立替取得した権利を「商品出資金」として貸借対照表に計上し、投資家に譲渡いたします。
金銭の信託方式のオペレーティング・リース事業については、当社が受託者である株式会社FPG信託に金銭を信託し、その取得した信託受益権の未販売相当額を「金銭の信託(組成用航空機)」として、貸借対照表に計上し、投資家に譲渡いたします。
また、不動産ファンド事業において、海外不動産投資商品を投資家に販売するために、任意組合方式による不動産ファンド事業の案件組成、任意組合出資持分の譲渡を行っております。当社の子会社は、当該任意組合出資持分を立替取得し、「商品出資金」として貸借対照表に計上し、投資家に譲渡いたします。
当社は、リースファンド事業における当該匿名組合出資持分又は任意組合出資持分の立替取得資金及び信託受益権の取得資金並びに不動産ファンド事業における任意組合出資持分及び組成用不動産の取得資金といった案件組成資金を調達するため、金融機関から円建又は外貨建で借入れを行っております。また、当社は効率的に案件組成資金を調達するため、金融機関との間で、コミットメントライン契約及び当座貸越契約を締結しており、当連結会計年度末における資金調達枠の総額は、134,635百万円(借入金の実行残高は66,149百万円)であります。
株式会社FLIP第281号は、オペレーティング・リース事業において、賃貸資産(航空機)及びその賃貸から生ずる受取リース料を担保としてノンリコースローンを調達しております。
当社は、匿名組合出資持分又は任意組合出資持分の投資家への譲渡を円建で行う場合には、その譲渡価格を、リース組成時の為替レートの水準等により決定しております。そのため、投資家への譲渡を行うまでに、為替相場の急激な変動等の事由により、当該匿名組合出資持分又は任意組合出資持分の価値が低下し、実質的に損失が発生する場合には、当社は当該匿名組合出資持分又は任意組合出資持分を計上している「商品出資金」の価額を切り下げたうえ、損失を計上する場合があります。
匿名組合出資持分又は任意組合出資持分並びに信託受益権を、投資家に外貨建で譲渡する場合や、外貨建で借入を行う場合、当社が為替リスクを負う場合があります。当社はこのような状況が予想される場合、為替リスクを軽減するため、為替予約又は通貨関連デリバティブ取引を行う場合があります。
なお、当社グループは、投機的なデリバティブ取引は行わない方針であります。
事業遂行に必要なその他の資金についても、自己資金による他、金融機関からの借入等によっております。なお、一時的な余資については、主に流動性の高い金融資産で運用しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
商品出資金及び金銭の信託(組成用航空機)の内容については(1)に記載のとおりです。またリスクについては、主として為替変動リスク及びリース物件価額の変動による市場リスクに晒されております。
未払法人税等については、1年以内の支払期日で、流動性リスクに晒されております。
借入金については、流動性リスクに晒されております。また、借入金について、金利の変動リスクに、加えて外貨建借入の場合は、為替変動リスクに晒されております。
また、デリバティブ取引は、主として為替変動リスク、信用リスクに晒されております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク
取引金融機関は、投資適格以上の格付を有する金融機関に限定しております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)
リース物件価額の変動による市場リスクは、当社グループが当該リスクを負担することがないよう短期間での匿名組合出資持分又は任意組合出資持分、信託受益権の譲渡に努めております。
為替リスクにつきましては、担当部署で、為替の変動状況を予測し、必要に応じてデリバティブ取引を実施することで、為替リスクを減殺します。
借入金の金利変動リスクは、財務部が、金利動向を注視し、必要に応じて対策を図ることとしております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)
各部署からの報告に基づき、担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手元流動性の維持等
により流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれます。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2022年9月30日)
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
長期借入金(※3) |
16,906 |
16,930 |
23 |
負債計 |
16,906 |
16,930 |
23 |
デリバティブ取引(※4) ヘッジ会計が適用されていないもの |
△3,485 |
△3,485 |
― |
デリバティブ取引計 |
△3,485 |
△3,485 |
― |
(※)1.「現金及び預金」「金銭の信託(組成用航空機)」「短期借入金」「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
2.市場価格のない株式及び組合出資金等は、上記表中には含まれておりません。
当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分 |
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
商品出資金 |
|
組合出資金 |
80,689 |
営業投資有価証券 |
|
非上場株式 |
106 |
組合出資金 |
388 |
関係会社株式及び 関係会社出資金 |
1,788 |
なお、商品出資金は、当社及び当社子会社が投資家に譲渡することを前提に一時的に匿名組合出資持分又は任意組合出資持分を立替取得した場合の権利であり、営業投資有価証券は、非上場株式及び投資事業有限責任組合への出資であり、関係会社株式及び関係会社出資金は、非上場の子会社及び関連会社に係るものであります。
3.1年内返済予定分を含めております。
4.デリバティブ取引は、発生した正味の債権・債務を純額で表示しております。
当連結会計年度(2023年9月30日)
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
長期借入金(※3) |
21,694 |
21,674 |
△20 |
長期ノンリコースローン(※3) |
5,779 |
5,391 |
△387 |
負債計 |
27,474 |
27,065 |
△408 |
デリバティブ取引(※4) ヘッジ会計が適用されていないもの |
△1,569 |
△1,569 |
― |
デリバティブ取引計 |
△1,569 |
△1,569 |
― |
(※)1.「現金及び預金」「金銭の信託(組成用航空機)」「短期借入金」「未払法人税等」については、現金
であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省
略しております。
2. 市場価格のない株式及び組合出資金等は、上記表中には含まれておりません。
当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分 |
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
商品出資金 |
|
組合出資金 |
83,400 |
営業投資有価証券 |
|
非上場株式 |
106 |
組合出資金 |
540 |
関係会社株式及び 関係会社出資金 |
1,853 |
なお、商品出資金は、当社及び当社子会社が投資家に譲渡することを前提に一時的に匿名組合出資持分又は任意組合出資持分を立替取得した場合の権利であり、営業投資有価証券は、非上場株式及び投資事業有限責任組合への出資であり、関係会社株式及び関係会社出資金は、非上場の子会社及び関連会社に係るものであります。
3.1年内返済予定分を含めております。
4.デリバティブ取引は、発生した正味の債権・債務を純額で表示しております。
(注)1.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2022年9月30日)
|
1年以内 (百万円) |
1年超5年以内 (百万円) |
5年超10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
現金及び預金 |
13,119 |
― |
― |
― |
合計 |
13,119 |
― |
― |
― |
当連結会計年度(2023年9月30日)
|
1年以内 (百万円) |
1年超5年以内 (百万円) |
5年超10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
現金及び預金 |
15,984 |
― |
― |
― |
合計 |
15,984 |
― |
― |
― |
(注)2.長期借入金、長期ノンリコースローンの連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2022年9月30日)
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
長期借入金(※) |
4,516 |
9,083 |
2,071 |
825 |
410 |
― |
合計 |
4,516 |
9,083 |
2,071 |
825 |
410 |
― |
(※)1年内返済予定分を含めております。
当連結会計年度(2023年9月30日)
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
長期借入金(※) |
10,163 |
4,171 |
5,313 |
1,398 |
611 |
37 |
長期ノンリコースローン(※) |
371 |
388 |
404 |
420 |
437 |
3,756 |
合計 |
10,535 |
4,560 |
5,717 |
1,818 |
1,048 |
3,794 |
(※)1年内返済予定分を含めております。
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2022年9月30日)
区分 |
時価(百万円) |
|||
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
デリバティブ取引(※) ヘッジ会計が適用されていないもの |
― |
△3,485 |
― |
△3,485 |
デリバティブ取引計 |
― |
△3,485 |
― |
△3,485 |
(※)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
デリバティブ取引
為替予約の時価は、取引先金融機関から提示された価格に基づき算出しており、レベル2の時価に分類しております。
当連結会計年度(2023年9月30日)
区分 |
時価(百万円) |
|||
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
デリバティブ取引(※) ヘッジ会計が適用されていないもの |
― |
△1,569 |
― |
△1,569 |
デリバティブ取引計 |
― |
△1,569 |
― |
△1,569 |
(※)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
デリバティブ取引
為替予約の時価は、取引先金融機関から提示された価格に基づき算出しており、レベル2の時価に分類しております。
(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2022年9月30日)
区分 |
時価(百万円) |
|||
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
長期借入金(※) |
― |
16,930 |
― |
16,930 |
負債計 |
― |
16,930 |
― |
16,930 |
(※)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
長期借入金(1年内返済予定分を含めております。)
長期借入金の時価は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた割引現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
当連結会計年度(2023年9月30日)
区分 |
時価(百万円) |
|||
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
長期借入金(※) |
― |
21,674 |
― |
21,674 |
長期ノンリコースローン(※) |
― |
5,391 |
― |
5,391 |
負債計 |
― |
27,065 |
― |
27,065 |
(※)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
長期借入金、長期ノンリコースローン(各々1年内返済予定分を含めております。)
長期借入金、長期ノンリコースローンの時価は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた割引現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
1.その他有価証券
前連結会計年度(2022年9月30日)
|
種類 |
連結貸借対照表計上額(百万円) |
取得原価(百万円) |
差額(百万円) |
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
株式 |
0 |
13 |
△12 |
債券 |
― |
― |
― |
|
合計 |
0 |
13 |
△12 |
(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額 106百万円)及び投資事業有限責任組合への出資(連結貸借対照表計上額 388百万円)については、市場価格がないことから、上表には含めておりません。
当連結会計年度(2023年9月30日)
|
種類 |
連結貸借対照表計上額(百万円) |
取得原価(百万円) |
差額(百万円) |
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
株式 |
0 |
14 |
△14 |
債券 |
― |
― |
― |
|
合計 |
0 |
14 |
△14 |
(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額 106百万円)及び投資事業有限責任組合への出資(連結貸借対照表計上額 540百万円)については、市場価格がないことから、上表には含めておりません。
2.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
該当事項はありません。
3.減損処理を行ったその他有価証券
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
該当事項はありません。
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
前連結会計年度(2022年9月30日)
区分 |
対象物の 種類 |
取引の種類 |
契約額 (百万円) |
契約額のうち 1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
評価損益 (百万円) |
市場取引以外の取引 |
通貨 |
為替予約取引 |
|
|
|
|
円買 (US$売) |
17,438 |
― |
△3,485 |
△3,485 |
当連結会計年度(2023年9月30日)
区分 |
対象物の 種類 |
取引の種類 |
契約額 (百万円) |
契約額のうち 1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
評価損益 (百万円) |
市場取引以外の取引 |
通貨 |
為替予約取引 |
|
|
|
|
円買 (US$売) |
16,578 |
― |
△1,569 |
△1,569 |
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
前連結会計年度(2022年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2023年9月30日)
該当事項はありません。
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、退職金制度について確定拠出年金制度を採用しております。
また、一部の連結子会社は、退職金規程に基づく退職一時金制度を採用しております。なお、当社子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2.簡便法を適用した確定給付制度
(1)簡便法を採用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
退職給付に係る負債の期首残高 |
30百万円 |
退職給付費用 |
4 |
退職給付の支払額 |
△5 |
退職給付に係る負債の期末残高 |
29 |
(2)退職給付債務の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表
非積立型制度の退職給付債務 |
29百万円 |
連結貸借対照表に計上された負債 |
29 |
退職給付に係る負債 |
29百万円 |
連結貸借対照表に計上された負債 |
29 |
(3)退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用 4百万円
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、123百万円であります。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、退職金制度について確定拠出年金制度を採用しております。
また、一部の連結子会社は、退職金規程に基づく退職一時金制度を採用しております。なお、当社子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2.簡便法を適用した確定給付制度
(1)簡便法を採用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
退職給付に係る負債の期首残高 |
29百万円 |
退職給付費用 |
2 |
退職給付の支払額 |
△2 |
連結範囲の変更に伴う減少額(注) |
△24 |
退職給付に係る負債の期末残高 |
4 |
(注)当社の連結子会社であった株式会社FPGテクノロジーの全株式譲渡によるものであります。
(2)退職給付債務の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表
非積立型制度の退職給付債務 |
4百万円 |
連結貸借対照表に計上された負債 |
4 |
退職給付に係る負債 |
4百万円 |
連結貸借対照表に計上された負債 |
4 |
(3)退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用 2百万円
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、125百万円であります。
なお、臨時に退職金5百万円を支払っております。
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
前連結会計年度 (2022年9月30日) |
|
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
繰延税金資産 |
|
|
|
未払事業税 |
124百万円 |
|
283百万円 |
売上高加算額 |
2,102 |
|
2,513 |
減損損失 |
8 |
|
14 |
賞与引当金 |
88 |
|
99 |
資産除去債務 |
36 |
|
36 |
税務上の繰越欠損金(注)2 |
250 |
|
229 |
減価償却費 |
0 |
|
0 |
関係会社株式評価損 |
69 |
|
79 |
営業投資有価証券評価損 |
120 |
|
120 |
商品出資金評価損 |
210 |
|
- |
その他 |
152 |
|
250 |
繰延税金資産小計 |
3,162 |
|
3,626 |
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 |
△197 |
|
△208 |
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△202 |
|
△231 |
評価性引当額小計(注)1 |
△399 |
|
△440 |
繰延税金資産合計 |
2,762 |
|
3,186 |
|
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
売上原価認容額 |
△142 |
|
△61 |
航空機信託案件資産額調整 |
△833 |
|
△89 |
その他 |
△108 |
|
△26 |
繰延税金負債合計 |
△1,084 |
|
△177 |
繰延税金資産の純額 |
1,677 |
|
3,008 |
(注)1. 評価性引当額が40百万円増加しております。増加の主な内容は、当社において、将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額が増加するとともに、連結子会社である株式会社FPGエアサービス(2023年10月1日付で株式会社オンリーユーエアに商号変更)等において、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が増加したことに伴うものです。
2. 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2022年9月30日)
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
税務上の繰越欠損金(a) |
- |
- |
38 |
- |
1 |
210 |
250 |
評価性引当額 |
- |
- |
- |
- |
△1 |
△196 |
△197 |
繰延税金資産 |
- |
- |
38 |
- |
0 |
14 |
(b)52 |
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b)税務上の繰越欠損金250百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産52百万円を計上しております。当該税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産は、将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断しております。
当連結会計年度(2023年9月30日)
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
税務上の繰越欠損金(a) |
- |
- |
- |
- |
- |
229 |
229 |
評価性引当額 |
- |
- |
- |
- |
- |
△208 |
△208 |
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
20 |
(b)20 |
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b)税務上の繰越欠損金229百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産20百万円を計上しております。当該税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産は、将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断しております。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度(2022年9月30日)
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。
当連結会計年度(2023年9月30日)
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。
1. 顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
(単位:百万円)
|
リース ファンド事業 |
不動産 ファンド事業 国内不動産 |
不動産 ファンド事業 海外不動産 |
その他事業 |
合計 |
顧客との契約から生じる収益 |
12,195 |
42,890 |
801 |
1,196 |
57,083 |
その他の収益 |
2,037 |
- |
- |
71 |
2,109 |
外部顧客への売上高 |
14,232 |
42,890 |
801 |
1,268 |
59,193 |
(注)1.その他事業にはFinTech事業、保険事業、M&A事業、プライベートエクイティ事業、航空事業等を含めております。
2.その他の収益は、収益認識会計基準の適用範囲外から生じた収益であります。
3.当社グループは事業セグメントを「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」に区分しておりますが、全事業セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く開示情報としての重要性が乏しいため、事業セグメント別の記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
(単位:百万円)
|
リース ファンド事業 |
不動産 ファンド事業 国内不動産 |
不動産 ファンド事業 海外不動産 |
その他事業 |
合計 |
顧客との契約から生じる収益 |
21,253 |
45,076 |
2,678 |
1,024 |
70,032 |
その他の収益 |
930 |
- |
145 |
40 |
1,116 |
外部顧客への売上高 |
22,184 |
45,076 |
2,823 |
1,064 |
71,149 |
(注)1.その他事業には保険事業、M&A事業、プライベートエクイティ事業、航空事業等を含めております。
2.その他の収益は、収益認識会計基準の適用範囲外から生じた収益であります。
3.当社グループは事業セグメントを「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」に区分しておりますが、全事業セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く開示情報としての重要性が乏しいため、事業セグメント別の記載を省略しております。
(表示方法の変更)
従来、顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「リースファンド事業」、「不動産ファンド事業」、「その他事業」に区分しておりましたが、2023年9月期から2025年9月期までを対象期間とする中期経営計画の中で重点事業の一つとして位置づけた「不動産ファンド事業 海外不動産」の重要性が増してきたことから、当連結会計年度より、「リースファンド事業」、「不動産ファンド事業 国内不動産」、「不動産ファンド事業 海外不動産」、「その他事業」の区分に変更しております。
なお、前連結会計年度の顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (6)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)顧客との契約から生じた債権、契約負債の残高等
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
(単位:百万円)
|
当連結会計年度 |
|
期首残高 |
期末残高 |
|
顧客との契約から生じた債権 |
994 |
480 |
契約負債 |
5,199 |
12,932 |
契約負債は、リースファンド事業及び不動産ファンド事業に係る前受手数料として、履行義務充足前に対価を受領したものであり、収益の認識に伴い取り崩しております。契約負債の増加要因は、主として前受手数料の増加によるものです。
当連結会計年度に認識した収益のうち、当連結会計年度期首の契約負債残高に含まれていたものは、3,621百万円であります。また、当連結会計年度において、過去の期間に充足した履行義務から認識した収益の金額に重要性はありません。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
(単位:百万円)
|
当連結会計年度 |
|
期首残高 |
期末残高 |
|
顧客との契約から生じた債権 |
480 |
546 |
契約負債 |
12,932 |
13,713 |
契約負債は、リースファンド事業及び不動産ファンド事業に係る前受手数料として、履行義務充足前に対価を受領したものであり、収益の認識に伴い取り崩しております。契約負債の増加要因は、主として前受手数料の増加によるものです。
当連結会計年度に認識した収益のうち、当連結会計年度期首の契約負債残高に含まれていたものは、12,007百万円であります。また、当連結会計年度において、過去の期間に充足した履行義務から認識した収益の金額に重要性はありません。
(2) 残存履行義務に配分した取引価格
当社及び連結子会社では、当初に予想される契約期間が1年以内の契約及び請求する権利を有している金額で収益を認識する契約については、実務上の便法を適用し注記を省略しております。実務上の便法を適用し注記を省略した取引を除き、残存履行義務に配分した取引価格の総額に重要性はありません。
【セグメント情報】
Ⅰ 前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
Ⅱ 当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
【関連情報】
Ⅰ 前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
|
|
|
(単位:百万円) |
|
リース ファンド事業 |
不動産 ファンド事業 国内不動産 |
不動産 ファンド事業 海外不動産 |
その他 |
合計 |
外部顧客への売上高 |
14,232 |
42,890 |
801 |
1,268 |
59,193 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本 |
欧州 |
合計 |
408 |
148 |
557 |
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。
Ⅱ 当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
|
|
|
(単位:百万円) |
|
リース ファンド事業 |
不動産 ファンド事業 国内不動産 |
不動産 ファンド事業 海外不動産 |
その他 |
合計 |
外部顧客への売上高 |
22,184 |
45,076 |
2,823 |
1,064 |
71,149 |
(表示方法の変更)
従来、製品及びサービスごとの情報は、「リースファンド事業」、「不動産ファンド事業」、「その他事業」に区分しておりましたが、2023年9月期から2025年9月期までを対象期間とする中期経営計画の中で重点事業の一つとして位置づけた「不動産ファンド事業 海外不動産」の重要性が増してきたことから、当連結会計年度より、「リースファンド事業」、「不動産ファンド事業 国内不動産」、「不動産ファンド事業 海外不動産」、「その他事業」の区分に変更しております。
なお、前連結会計年度の製品及びサービスごとの情報は、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本 |
アブダビ首長国 (アラブ首長国連邦) |
合計 |
1,573 |
7,928 |
9,502 |
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
Ⅰ 前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
当社グループの事業セグメントは「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」でありますが、全セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。
Ⅱ 当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
当社グループの事業セグメントは「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」でありますが、全セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
Ⅰ 前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
当社グループの事業セグメントは「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」でありますが、全セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。
Ⅱ 当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
当社グループの事業セグメントは「ファンド・金融サービス事業」及び「航空サービス事業」でありますが、全セグメントに占める「ファンド・金融サービス事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
Ⅰ 前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
該当事項はありません。
Ⅱ 当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
該当事項はありません。
1.関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
① 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等
該当事項はありません。
② 連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
種類 |
会社等の名称 又は氏名 |
所在地 |
資本金又は 出資金 (百万円) |
事業の内容 又は職業 |
議決権等の 所有(被所有) 割合(%) |
関連当事者 との関係 |
取引の 内容 |
取引金額 (百万円) |
科目 |
期末残高 (百万円) |
子会社 |
子会社78社 (注1) |
東京都 千代田区 |
- |
(注1) |
(所有) 直接100.0 |
業務受託 |
業務受託 手数料 (注2①) |
11,087 |
未収入金 (注2②) |
1,801 |
契約負債 |
12,020 |
(注)1.子会社はリースファンド事業において、航空機、船舶又は海上輸送用コンテナを対象としたオペレーティング・リース事業の営業を行っている会社、不動産ファンド事業において、海外不動産の集団投資事業案件で投資ビークルとして利用している会社であります。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
① 業務受託に係る価格その他の取引条件は、当社が、リースの組成に際して、オペレーティング・リース事業の賃借人、金融機関等と交渉して決定した手数料やその他の市場実勢を参考にした希望価額を子会社に提示し、価格交渉の上で、決定しております。
② 未収入金は、主に当社が子会社から業務受託手数料を受領するときに係る消費税等で子会社が還付を受けるまで一時猶予しているものであります。未収入金は流動資産「その他」に含まれております。
3.従来、当社はオペレーティング・リース案件の営業者として利用する子会社との取引について、これらの子会社から収受した手数料が当社の連結財務諸表における売上高の大半を占めていた状況を鑑み、案件の組成・販売を行った場合、当該手数料について、すべて個別に開示する対象とする取扱いとしておりました。しかしながら、事業の多角化が進展する中、収益認識会計基準等を当連結会計年度の期首から適用し、不動産ファンド事業における不動産小口化商品の販売に関する会計処理を変更した結果、これらの子会社から収受した手数料の当社の財務諸表における売上高に占める重要性が低下したことから、集約して開示する取扱いに変更しております。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
種類 |
会社等の名称 又は氏名 |
所在地 |
資本金又は 出資金 (百万円) |
事業の内容 又は職業 |
議決権等の 所有(被所有) 割合(%) |
関連当事者 との関係 |
取引の 内容 |
取引金額 (百万円) |
科目 |
期末残高 (百万円) |
子会社 |
子会社117社 (注1) |
東京都 千代田区 |
- |
(注1) |
(所有) 直接100.0 |
業務受託 |
業務受託 手数料 (注2①) |
19,536 |
未収入金 (注2②) |
2,212 |
契約負債 |
13,243 |
(注)1.子会社はリースファンド事業において、航空機、船舶又は海上輸送用コンテナを対象としたオペレーティング・リース事業の営業を行っている会社、不動産ファンド事業において、海外不動産の集団投資事業案件で投資ビークルとして利用している会社であります。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
① 業務受託に係る価格その他の取引条件は、当社が、リースの組成に際して、オペレーティング・リース事業の賃借人、金融機関等と交渉して決定した手数料やその他の市場実勢を参考にした希望価額を子会社に提示し、価格交渉の上で、決定しております。
② 未収入金は、主に当社が子会社から業務受託手数料を受領するときに係る消費税等で子会社が還付を受けるまで一時猶予しているものであります。未収入金は流動資産「その他」に含まれております。
③ 連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
該当事項はありません。
④ 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
該当事項はありません。
(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
① 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等
該当事項はありません。
② 連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
種類 |
会社等の名称 又は氏名 |
所在地 |
資本金又は 出資金 (百万円) |
事業の内容 又は職業 |
議決権等の 所有(被所有) 割合(%) |
関連当事者 との関係 |
取引の 内容 |
取引金額 (百万円) |
科目 |
期末残高 (百万円) |
子会社 |
子会社5社 (注1) |
東京都 千代田区等 |
- |
(注1) |
- |
業務受託 |
業務受託 手数料 (注1) |
273 |
契約負債 |
645 |
(注)1.子会社は不動産ファンド事業において、海外不動産の集団投資事業案件で投資ビークルとして利用している会社であります。連結子会社である株式会社FPG証券は、海外不動産を保有し賃貸する事業案件への投資を行う任意組合持分の出資持分を取得し、投資家に譲渡することで手数料を得ております。当該手数料の価額は、親会社である株式会社FPGにおける案件の実績趨勢、当該子会社の業務内容及び市場の状況を踏まえ決定しております。
2.子会社のうち1社は当連結会計年度中に関連当事者に該当しなくなったため、取引金額及び期末残高には、関連当事者であった期間に関する金額を含めて記載しております。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
種類 |
会社等の名称 又は氏名 |
所在地 |
資本金又は 出資金 (百万円) |
事業の内容 又は職業 |
議決権等の 所有(被所有) 割合(%) |
関連当事者 との関係 |
取引の 内容 |
取引金額 (百万円) |
科目 |
期末残高 (百万円) |
子会社 |
子会社7社 (注1) |
東京都 千代田区等 |
- |
(注1) |
- |
業務受託 |
業務受託 手数料 (注1) |
271 |
契約負債 |
327 |
(注)1.子会社は不動産ファンド事業において、海外不動産の集団投資事業案件で投資ビークルとして利用している会社であります。連結子会社である株式会社FPG証券は、海外不動産を保有し賃貸する事業案件への投資を行う任意組合持分の出資持分を取得し、投資家に譲渡することで手数料を得ております。当該手数料の価額は、親会社である株式会社FPGにおける案件の実績趨勢、当該子会社の業務内容及び市場の状況を踏まえ決定しております。
2.子会社のうち6社は当連結会計年度中に関連当事者に該当しなくなったため、取引金額及び期末残高には、関連当事者であった期間に関する金額を含めて記載しております。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
該当事項はありません。
1.開示対象特別目的会社の概要及び開示対象特別目的会社を利用した取引の概要
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
該当事項はありません。
2.不動産特定共同事業法に基づく任意組合との取引金額等
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
該当事項はありません。
|
前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
1株当たり純資産額 |
422.35円 |
517.45円 |
1株当たり当期純利益金額 |
99.24円 |
145.97円 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
前連結会計年度 (2022年9月30日) |
当連結会計年度 (2023年9月30日) |
純資産の部の合計額(百万円) |
36,159 |
44,298 |
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) |
88 |
106 |
(うち非支配株主持分(百万円)) |
(88) |
(106) |
普通株式に係る期末の純資産額 (百万円) |
36,070 |
44,191 |
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株) |
85,404,819 |
85,401,499 |
3.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
前連結会計年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日) |
当連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) |
1株当たり当期純利益金額 |
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益金額(百万円) |
8,475 |
12,466 |
普通株主に帰属しない金額(百万円) |
- |
- |
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益金額(百万円) |
8,475 |
12,466 |
普通株式の期中平均株式数(株) |
85,407,100 |
85,402,483 |
該当事項はありません。
会社名 |
銘柄 |
発行年月日 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
利率(%) |
担保 |
償還期限 |
株式会社FPG |
第6回無担保社債 (銀行保証付私募債) |
年月日 2020.1.27 |
1,000 |
1,000 |
0.30 |
なし |
年月日 2027.1.25 |
株式会社FPG |
第7回無担保社債 (銀行保証付私募債) |
2022.6.29 |
100 |
100 |
0.48 |
なし |
2025.6.27 |
合計 |
- |
- |
1,100 |
1,100 |
- |
- |
- |
(注)連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。
1年以内 (百万円) |
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
- |
100 |
- |
1,000 |
- |
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
短期借入金 |
72,842 |
75,372 |
0.53 |
- |
1年以内に返済予定の長期借入金 |
4,516 |
10,163 |
0.74 |
- |
1年以内に返済予定の長期ノンリコースローン |
- |
371 |
3.96 |
- |
1年以内に返済予定のリース債務 |
31 |
37 |
6.00 |
- |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) |
12,389 |
11,531 |
0.59 |
2024年~2029年 |
長期ノンリコースローン (1年以内に返済予定のものを除く。) |
- |
5,407 |
4.96 |
2024年~2030年 |
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) |
97 |
70 |
6.00 |
2024年~2026年 |
その他有利子負債 コマーシャル・ペーパー(1年以内返済予定) |
9,000 |
9,000 |
0.27 |
- |
合計 |
98,877 |
111,954 |
- |
- |
(注)1.平均利率については、期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金、長期ノンリコースローン及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
|
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
長期借入金 |
4,171 |
5,313 |
1,398 |
611 |
長期ノンリコースローン |
388 |
404 |
420 |
437 |
リース債務 |
39 |
31 |
- |
- |
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。
当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当連結会計年度 |
売上高(百万円) |
17,416 |
32,360 |
48,036 |
71,149 |
税金等調整前四半期(当期)純利益金額(百万円) |
6,687 |
10,837 |
15,298 |
17,856 |
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益金額 (百万円) |
4,560 |
7,541 |
10,606 |
12,466 |
1株当たり四半期(当期)純利益金額(円) |
53.40 |
88.30 |
124.20 |
145.97 |
(会計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
第4四半期 |
1株当たり四半期純利益金額(円) |
53.40 |
34.90 |
35.90 |
21.77 |