第4【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2024年1月21日から2024年4月20日まで)及び第1四半期連結累計期間(2024年1月21日から2024年4月20日まで)に係る四半期連結財務諸表について有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。

 

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年1月20日)

当第1四半期連結会計期間

(2024年4月20日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

32,367

36,673

受取手形及び売掛金

22,191

28,463

有価証券

12,402

9,899

商品及び製品

10,674

11,569

仕掛品

38

52

原材料及び貯蔵品

3,576

4,716

その他

7,886

8,595

貸倒引当金

44

56

流動資産合計

89,093

99,914

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

工具、器具及び備品(純額)

26,026

26,696

その他(純額)

25,486

29,022

有形固定資産合計

51,512

55,718

無形固定資産

 

 

のれん

3,468

7,556

その他

4,988

4,798

無形固定資産合計

8,457

12,354

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

18,070

10,180

その他

10,459

11,157

貸倒引当金

29

30

投資その他の資産合計

28,500

21,307

固定資産合計

88,470

89,381

資産合計

177,563

189,295

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年1月20日)

当第1四半期連結会計期間

(2024年4月20日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

23,938

29,196

短期借入金

41

41

1年内返済予定の長期借入金

3,769

4,737

未払金

11,707

15,245

未払法人税等

2,204

2,181

賞与引当金

1,507

2,547

役員賞与引当金

8

18

その他

5,607

5,662

流動負債合計

48,785

59,630

固定負債

 

 

社債

20,000

20,000

長期借入金

6,304

9,579

役員退職慰労引当金

14

15

役員株式給付引当金

233

206

退職給付に係る負債

2,048

2,152

その他

8,695

7,085

固定負債合計

37,297

39,039

負債合計

86,082

98,669

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,924

1,924

資本剰余金

1,846

1,848

利益剰余金

90,186

92,855

自己株式

3,798

3,762

株主資本合計

90,159

92,866

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

5,787

1,403

繰延ヘッジ損益

651

536

為替換算調整勘定

7,396

6,208

退職給付に係る調整累計額

343

325

その他の包括利益累計額合計

613

3,942

非支配株主持分

1,934

1,702

純資産合計

91,480

90,625

負債純資産合計

177,563

189,295

 

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月21日

 至 2023年4月20日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月21日

 至 2024年4月20日)

売上高

47,102

53,164

売上原価

25,468

28,925

売上総利益

21,633

24,238

販売費及び一般管理費

22,172

24,849

営業損失(△)

539

611

営業外収益

 

 

受取利息

21

169

受取配当金

6

2

その他

249

178

営業外収益合計

277

351

営業外費用

 

 

支払利息

75

311

為替差損

372

固定資産除却損

75

29

正味貨幣持高に関する損失

0

229

その他

29

89

営業外費用合計

180

1,032

経常損失(△)

442

1,291

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

5,133

保険金収入

421

特別利益合計

421

5,133

特別損失

 

 

投資有価証券評価損

66

特別損失合計

66

税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純損失(△)

87

3,841

法人税等

212

914

四半期純利益又は四半期純損失(△)

299

2,927

非支配株主に帰属する四半期純損失(△)

2

219

親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)

296

3,146

 

【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月21日

 至 2023年4月20日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月21日

 至 2024年4月20日)

四半期純利益又は四半期純損失(△)

299

2,927

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

1,961

4,384

繰延ヘッジ損益

120

115

為替換算調整勘定

624

1,188

退職給付に係る調整額

25

29

持分法適用会社に対する持分相当額

0

0

その他の包括利益合計

2,438

3,339

四半期包括利益

2,139

412

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

2,141

182

非支配株主に係る四半期包括利益

2

230

 

【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

(連結の範囲の重要な変更)

 当第1四半期連結会計期間より、2024年2月29日付で全株式を取得したWosana S.A.を連結の範囲に含めております。

 また、非連結子会社でありましたDyDo Drinco Poland sp. z o.o.は、重要性が増したため、当第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。

 

(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(税金費用の計算)

税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。

 

(追加情報)

(超インフレ経済下における会計処理)

2023年1月期連結会計年度において、トルコの全国卸売物価指数が、同国の3年間累積インフレ率が100%を超えたことを示したため、当社グループはトルコ・リラを機能通貨とするトルコの子会社について、超インフレ経済下で営業活動を行っていると判断いたしました。

このため、2023年1月期連結会計期間より、当社グループは、トルコの子会社の財務諸表について、IAS第29号「超インフレ経済下における財務報告」に定められる要件に従い、会計上の調整を加えております。IAS第29号は、トルコの子会社の財務諸表について、報告期間の末日現在の測定単位に修正した上で、当社グループの連結財務諸表に含めることを要求しております。当社グループは、トルコの子会社の財務諸表の修正のため、The Turkish Statistical Instituteが公表するトルコの消費者物価指数(CPI)から算出する変換係数を用いております。

トルコの子会社は、取得原価で表示されている有形固定資産等の非貨幣性項目について、取得日を基準に変換係数を用いて修正しております。現在原価で表示されている貨幣性項目及び非貨幣性項目については、報告期間の末日現在の測定単位で表示されていると考えられるため、修正しておりません。正味貨幣持高にかかるインフレの影響は、四半期連結損益計算書の営業外費用に表示しております。また、トルコの子会社の当第1四半期連結累計期間の損益計算書は、変換係数を適用して修正しております。

 

(四半期連結損益計算書関係)

1 業績の季節的変動

前第1四半期連結累計期間(自  2023年1月21日  至  2023年4月20日)及び当第1四半期連結累計期間(自  2024年1月21日  至  2024年4月20日)

  当社グループの業績は、飲料事業の需要が特に夏季に集中するため、季節的変動があります。特に第1四半期連結会計期間及び第4四半期連結会計期間は、需要が少ない時期であります。

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

 当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月21日

至 2023年4月20日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月21日

至 2024年4月20日)

減価償却費

2,106百万円

2,401百万円

のれんの償却額

100

206

 

(株主資本等関係)

Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自2023年1月21日 至2023年4月20日)

1.配当金支払額

(決 議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり
配当額

(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2023年4月14日

定時株主総会

普通株式

476

30

2023年1月20日

2023年4月17日

利益剰余金

(注)配当金の総額には、役員向け株式給付信託が保有する当社株式に対する配当金2百万円、信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship®)の従持信託が保有する当社株式に対する配当金3百万円が含まれております。

 

Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自2024年1月21日 至2024年4月20日)

1.配当金支払額

(決 議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり
配当額

(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2024年4月16日

定時株主総会

普通株式

477

30

2024年1月20日

2024年4月17日

利益剰余金

 (注)1.当社は、2024年1月21日付で普通株式1株につき2株の割合をもって株式分割を行っております。1株当たり配当額につきましては、当該株式分割前の金額を記載しております。

2.配当金の総額には、役員向け株式給付信託が保有する当社株式に対する配当金2百万円、信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship®)の従持信託が保有する当社株式に対する配当金2百万円が含まれております。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自2023年1月21日 至2023年4月20日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額(注)1

四半期連結損益計算書計上額(注)2

 

国内

飲料事業

海外

飲料事業

医薬品

関連事業

食品事業

希少疾病用医薬品事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

34,716

5,286

2,972

4,126

47,102

47,102

セグメント間の内部

売上高又は振替高

12

63

1

77

77

34,728

5,286

3,035

4,128

47,179

77

47,102

セグメント利益又は

損失(△)

238

84

34

34

133

387

151

539

(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△151百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△778百万円、セグメント間取引消去623百万円及び棚卸資産の調整額2百万円が含まれております。全社費用は、主に純粋持株会社である当社において発生するグループ管理費用であります。

2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自2024年1月21日 至2024年4月20日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額(注)1

四半期連結損益計算書計上額(注)2

 

国内

飲料事業

海外

飲料事業

医薬品

関連事業

食品事業

希少疾病用医薬品事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

33,934

11,460

3,386

4,382

53,164

53,164

セグメント間の内部

売上高又は振替高

3

85

1

90

90

33,937

11,460

3,472

4,384

53,255

90

53,164

セグメント利益又は

損失(△)

1,293

709

170

227

154

340

270

611

(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△270百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△880百万円、セグメント間取引消去614百万円及び棚卸資産の調整額△5百万円が含まれております。全社費用は、主に純粋持株会社である当社において発生するグループ管理費用であります。

2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの資産に関する情報

 「海外飲料事業」の資産の金額が前連結会計年度末に比べて13,998百万円増加しております。これは主として2024年2月29日にポーランド共和国の清涼飲料の製造・販売会社であるWosana S.A.の株式を100%取得し、当第1四半期連結会計期間より新たに連結の範囲に含めたことによる増加であります。当該金額は当第1四半期連結会計期間の四半期連結貸借対照表に反映されている暫定的な金額であります。

 

3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(のれんの金額の重要な変動)

 2024年2月29日にポーランド共和国の清涼飲料の製造・販売会社であるWosana S.A.の株式を100%取得したことに伴い、「海外飲料事業」において、のれんの金額が前連結会計年度末に比べて4,295百万円増加しております。

 なお、取得原価の配分が完了していないため、のれんの金額は暫定的に算出された金額です。

(企業結合等関係)

取得による企業結合

1. 企業結合の概要

 当社は、2023年12月21日開催の取締役会において、ポーランド共和国(以下、ポーランド)の清涼飲料の製造・販売会社であるWosana S.A.の株式の全てを取得し、子会社化することについて決議し、2024年2月29日付で全株式を取得し、子会社化いたしました。

(1)被取得企業の名称及びその事業内容

被取得企業の名称 Wosana S.A.

事業内容     清涼飲料の製造・販売

(2)企業結合を行った主な理由

 当社グループは、2030年のありたい姿としてグループミッション2030「世界中の人々の楽しく健やかな暮らしをクリエイトするDyDoグループへ」を定め、その実現に向けた基本方針の一つに「海外での事業展開の拡大」を掲げています。これまで、2016年に現地企業のM&Aにより進出したトルコ共和国(以下、トルコ)の安定的な事業運営に注力するとともに、新たな事業エリアの検討を進めてまいりました。

 このたび株式を取得したWosana S.A.は、ポーランド国内において果汁飲料やミネラルウォーター等の清涼飲料の製造工場を保有し、自社ブランドの製造・販売に加え、大手小売企業のプライベートブランドや他社飲料ブランドの受託製造を担っています。自動化の進んだ生産ラインや複数のビジネスモデルを強みに安定的な利益を創出しています。また、Wosana S.A.が拠点を置くポーランドにおける直近10年間のGDPの年平均成長率は6%と持続的な経済成長を続けています。

 Wosana S.A.の買収により、今後も持続的な経済成長が期待されるポーランド国内において、安定した利益を生み出すビジネスモデルを獲得することで、海外飲料事業全体の利益基盤の強化が図れるものと判断しました。また、将来的にはトルコ飲料事業を中心としたグループ企業との協業や、Wosana S.A.を足掛かりとした欧州への事業拡大の可能性を検討してまいります。

(3)企業結合日

2024年2月29日(株式取得日)

(4)企業結合の法定形式

現金を対価とする株式の取得

(5)結合後企業の名称

企業結合後の名称変更はありません。

(6)取得した議決権比率

100%

 

2. 四半期連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績期間

2024年1月1日から2024年3月31日まで

 

3. 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価  現金  49,207千ユーロ(7,902百万円)

取得原価       49,207千ユーロ(7,902百万円)

 なお、当該取得原価に加えて、条件付き取得対価の条項があります。

 

4. 主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリー費用等 308百万円

 

5. 発生したのれんの金額、発生要因、償却方法及び償却期間

(1)発生したのれんの金額

113,104千ズロチ (4,295百万円)

なお、のれんの金額は当第1四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。

(2)発生要因

受け入れた資産及び引き受けた負債の純額と取得原価との差額をのれんとして処理しております。

(3)償却方法及び償却期間

10年間にわたる均等償却

 

6. 企業結合契約に定められた条件付取得対価の内容及び今後の会計処理方針

(1)条件付取得対価の内容

 買収後の被取得企業の業績の水準等に応じて一定の追加額を支払う業績連動型追加支払条項を採用しており、現時点では確定しておりません。

(2)今後の会計処理方針

 取得対価の追加支払が発生する場合には、取得時に支払ったものとみなして取得価額を修正し、のれんの金額及びのれんの償却額を修正することとしております。

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自2023年1月21日

至2023年4月20日)

当第1四半期連結累計期間

(自2024年1月21日

至2024年4月20日)

報告セグメント

 

自販機

30,692

29,855

 

流通・海外

2,925

2,955

 

ヘルスケア通販

1,110

1,126

内部取引

△12

△3

国内飲料事業 計

34,716

33,934

 

トルコ

4,746

7,558

 

ポーランド

2,939

 

その他

540

963

内部取引

海外飲料事業 計

5,286

11,460

 

ドリンク剤 他

3,035

3,472

内部取引

△63

△85

医薬品関連事業 計

2,972

3,386

 

ドライゼリー 他

4,128

4,384

内部取引

△1

△1

食品事業 計

4,126

4,382

希少疾病医薬品事業 計

顧客との契約から生じる収益

47,102

53,164

その他の収益

外部顧客への売上高

47,102

53,164

(注)海外飲料事業の地域ごとの売上高は、顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(1株当たり情報)

 1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月21日

至 2023年4月20日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月21日

至 2024年4月20日)

1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△)

△9円45銭

99円91銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(百万円)

△296

3,146

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(百万円)

△296

3,146

普通株式の期中平均株式数(株)

31,388,626

31,492,204

 (注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.役員向け株式給付信託及び信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship®)の従持信託が保有する当社株式を、1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

   役員向け株式給付信託が保有する当社株式の期中平均株式数は、前第1四半期連結累計期間180,900株、当第1四半期連結累計期間174,275株、従持信託が保有する当社株式の期中平均株式数は、前第1四半期連結累計期間214,400株、当第1四半期連結累計期間149,600株であります。

3.当社は、2024年1月21日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失を算定しております。

 

(重要な後発事象)

(連結子会社の合併)

 当社は、2024年5月15日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるダイドービバレッジサービス株式会社を存続会社とし、当社の連結子会社であるアサヒ飲料販売株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施することを決議いたしました。

(1)取引の概要

①結合当事企業の名称及び当該事業の内容

(吸収合併存続会社)

名称   ダイドービバレッジサービス株式会社

事業内容 清涼飲料等の販売受託会社

(吸収合併消滅会社)

名称   アサヒ飲料販売株式会社

事業内容 清涼飲料等の販売受託会社

②企業結合日

2025年1月21日

③企業結合の法的形式

ダイドービバレッジサービス株式会社を存続会社、アサヒ飲料販売株式会社を消滅会社とする吸収合併

④結合後企業の名称

ダイドーアサヒベンディング株式会社

⑤その他取引の概要に関する事項

 ダイナミックベンディングネットワーク株式会社は、自販機事業の成長・発展を図るべく、当社の連結子会社であるダイドードリンコ株式会社と、アサヒ飲料株式会社の共同出資により、2023年1月に設立いたしました。傘下には、ダイドービバレッジサービス株式会社、アサヒ飲料販売株式会社のほか、株式会社ダイドービバレッジ静岡、ダイドーベンディングジャパン株式会社と、九州アサヒ飲料販売株式会社、株式会社ミチノクを有します。

 ダイナミックベンディングネットワーク株式会社設立後は、傘下6社において、一体運営によるシナジー創出に向け、システムなどの事業運営の基盤を統一してまいりました。今般の吸収合併に伴う2社統合により、ダイドードリンコ株式会社がノウハウを有するIoT技術を活用したスマート・オペレーションの展開をアサヒ飲料販売株式会社の管轄エリアにおいても進め、オペレーションスピードと品質管理能力、生産性の向上に加えて、労働負荷の低減による将来的な人手不足、人材確保という課題解決を図ってまいります。

(2)実施する会計処理の概要

 「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づき、共通支配下の取引として処理いたします。

 

2【その他】

 該当事項はありません。