当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、為替相場による円安の影響で、小売業界ではインバウンド消費の増大により業績は大きく回復傾向にあり、今後も続くと予想されます。また人材雇用では、賃金上昇や「2024年問題」への対応などが懸念されており、企業経営に影響を及ぼすと予想されます。
一方、建設業界では為替相場による円安が物価の高騰に影響し、材料仕入れ及び施工機材の価格に大きな影響を及ぼしております。
このような状況のもと、当社におきましては2年連続で大型案件の受注を獲得いたしました。また、営業活動では営業部員の増員及びホームページのコンテンツ強化、IR活動では大阪・名古屋での個人株主様への企業説明会などを行いアップコン工法の知名度・認知度向上に尽力してまいりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高415,676千円(前年同四半期比40.5%増)、営業利益212,629千円(前年同四半期比259.3%増)、経常利益210,161千円(前年同四半期比251.5%増)、四半期純利益139,268千円(前年同四半期比231.5%増)となりました。
なお、当社は沈下修正事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しております。
(資産の部)
当第1四半期会計期間末における資産合計は、1,555,821千円となり、前事業年度末に比べ221,335千円増加いたしました。
流動資産は1,436,601千円となり、前事業年度末に比べ217,164千円増加いたしました。これは主に現金預金の増加149,683千円、有価証券の増加46,527千円等によるものであります。
固定資産は119,219千円となり、前事業年度末に比べ4,170千円増加いたしました。これは主に繰延税金資産の増加5,908千円等によるものであります。
(負債の部)
当第1四半期会計期間末における負債合計は、140,485千円となり、前事業年度末に比べ95,211千円増加いたしました。これは主に流動負債の未払法人税等の増加65,587千円、未払消費税等の増加31,374千円等によるものであります。
(純資産の部)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は、1,415,335千円となり、前事業年度末に比べ126,123千円増加いたしました。これは主に四半期純利益の増加139,268千円、株主配当金の支払による減少14,043千円等によるものであります。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は925千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期累計期間において、当社の資本の財源及び資金の流動性についての重要な変更はありません。
当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。