(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社グループは、持株会社の下で銀行・信託・証券を一体的に運営する当社グループの特長と優位性を活かし、お客さまのニーズに即した最高の金融サービスを迅速に提供していくため、顧客セグメント別のカンパニー制を導入しております。

具体的には、顧客セグメントに応じた「リテール・事業法人カンパニー(RBC)」「コーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(CIBC)」「グローバルコーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(GCIBC)」「グローバルマーケッツカンパニー(GMC)」「アセットマネジメントカンパニー(AMC)」の5つのカンパニーに分類しております。

なお、それぞれの担当する事業内容は以下の通りです。

 

RBC

:国内の個人・中小企業・中堅企業のお客さまに向けた業務

CIBC

:国内の大企業法人・金融法人・公共法人のお客さまに向けた業務

GCIBC

:海外進出日系企業及び非日系企業等のお客さまに向けた業務

GMC

:金利・エクイティ・クレジット等への投資業務等

AMC

:個人から機関投資家まで幅広いお客さまの資産運用ニーズに応じた商品開発やサービスの提供

 

 

以下の報告セグメント情報は、経営者が当社グループの各事業セグメントの業績評価に使用している内部管理報告に基づいており、その評価についてはグループ内の管理会計ルール・実務に則しております。

なお、2023年4月1日付で組織の一部見直しを行い、大企業・金融・公共法人カンパニーとグローバルプロダクツユニットの投資銀行機能を統合の上、「コーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(CIBC)」を新設しました。また、コーポレート&インベストメントバンキングカンパニーの新設に伴い、グローバルコーポレートカンパニーを「グローバルコーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(GCIBC)」に改称しました。

 

2.報告セグメントごとの業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等、業務純益(信託勘定償却前、一般貸倒引当金繰入前)+ETF関係損益等及び固定資産の金額の算定方法

以下の報告セグメントの情報は内部管理報告を基礎としております。

業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等は、資金利益、信託報酬、役務取引等利益、特定取引利益及びその他業務利益の合計にETF関係損益等を加えたものであります。

業務純益(信託勘定償却前、一般貸倒引当金繰入前)+ETF関係損益等は、業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等から経費(除く臨時処理分等)、持分法による投資損益及びのれん等償却(無形資産の償却を含む)を調整したものであります。

セグメント間の取引に係る業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等は、市場実勢価格に基づいております。

また、セグメント別資産情報として開示している固定資産は、有形固定資産及び無形固定資産の合計であり、株式会社みずほ銀行、みずほ信託銀行株式会社及びみずほ証券株式会社に係る固定資産を各セグメントに配賦しております。

 

 

3.報告セグメントごとの業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等及び業務純益(信託勘定償却前、一般貸倒引当金繰入前)+ETF関係損益等及び固定資産の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほフィナンシャルグループ(連結)

 

RBC

CIBC

GCIBC

GMC

AMC

その他

(注)2

 

業務粗利益

(信託勘定償却前)

+ETF関係損益等

706,594

508,706

627,188

314,200

54,786

68,772

2,280,246

経費

(除く臨時処理分等)

605,770

202,086

309,277

253,495

35,025

67,911

1,473,564

持分法による投資損益

18,370

6,376

20,383

62

3,562

11,889

のれん等償却

2,071

91

719

770

6,861

922

11,434

業務純益

(信託勘定償却前、

一般貸倒引当金繰入前)

+ETF関係損益等

80,383

312,905

337,575

59,935

12,838

3,500

807,136

固定資産

483,323

152,802

177,749

87,317

777,380

1,678,571

 

(注) 1.一般企業の売上高に代えて、業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等を記載しております。

なお、ETF関係損益等は1,840百万円であり、そのうち、GMCに△299百万円含まれております。

2.「その他」には各セグメント間の内部取引として消去すべきものが含まれております。

3.固定資産の「その他」には、セグメントに配賦していない本部資産、配賦対象外の連結子会社に係る固定資産及び連結調整等が含まれております。

なお、各セグメントに配賦していない固定資産について、関連する費用については合理的な配賦基準で各セグメントに配賦しているものがあります。

4.2023年4月より組織の一部を見直したこと、また各セグメント及びその他間の配賦方法を見直したことに伴 い、上表につきましては、当該変更を反映させるための組替えを行っております。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほフィナンシャルグループ(連結)

 

RBC

CIBC

GCIBC

GMC

AMC

その他

(注)2

 

業務粗利益

(信託勘定償却前)

+ETF関係損益等

749,224

556,311

670,215

432,456

57,221

206,823

2,672,250

経費

(除く臨時処理分等)

651,128

217,770

352,425

307,450

36,118

117,018

1,681,909

持分法による投資損益

6,950

7,656

22,013

11,873

1,475

26,221

のれん等償却

2,389

6,474

1,865

10,728

業務純益

(信託勘定償却前、

一般貸倒引当金繰入前)

+ETF関係損益等

105,046

346,197

337,414

125,006

2,756

89,415

1,005,834

固定資産

533,810

157,161

197,902

90,329

885,411

1,864,613

 

(注) 1.一般企業の売上高に代えて、業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等を記載しております。

なお、ETF関係損益等は△31,054百万円であり、そのうち、GMCに△37,085百万円含まれております。

2.「その他」には各セグメント間の内部取引として消去すべきものが含まれております。

3.固定資産の「その他」には、セグメントに配賦していない本部資産、配賦対象外の連結子会社に係る固定資産及び連結調整等が含まれております。

なお、各セグメントに配賦していない固定資産について、関連する費用については合理的な配賦基準で各セグメントに配賦しているものがあります。

 

4.報告セグメント合計額と連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

上記の内部管理報告に基づく報告セグメントの業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等及び業務純益(信託勘定償却前、一般貸倒引当金繰入前)+ETF関係損益等と連結損益計算書計上額は異なっており、差異調整は以下の通りです。

(1) 報告セグメントの業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等の合計額と連結損益計算書の経常利益計上額

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等

2,280,246

2,672,250

ETF関係損益等

△1,840

31,054

その他経常収益

180,579

399,078

営業経費

△1,445,283

△1,663,951

その他経常費用

△224,095

△524,383

連結損益計算書の経常利益

789,606

914,047

 

 

(2) 報告セグメントの業務純益(信託勘定償却前、一般貸倒引当金繰入前)+ETF関係損益等の合計額と連結損益計算書の税金等調整前当期純利益計上額

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

業務純益(信託勘定償却前、一般貸倒引当金繰入前)
+ETF関係損益等

807,136

1,005,834

経費(臨時処理分)

39,715

28,686

不良債権処理額(含む一般貸倒引当金純繰入額)

△96,737

△114,038

貸倒引当金戻入益等

7,426

7,687

株式等関係損益-ETF関係損益等

84,633

54,720

特別損益

△10,641

40,987

その他

△52,568

△68,842

連結損益計算書の税金等調整前当期純利益

778,964

955,035

 

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1.地域ごとの情報

(1) 経常収益

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

米州

欧州

アジア・オセアニア

合計

2,248,427

2,335,600

455,785

738,958

5,778,772

 

(注) 1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

2.経常収益は、当社グループ拠点の所在地を基礎とし、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して、国内と地域ごとに区分しております。

3.米州のうち、米国は2,160,821百万円であります。

 

(2) 有形固定資産

当社グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.主要な顧客ごとの情報

特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1.地域ごとの情報

(1) 経常収益

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

米州

欧州

アジア・オセアニア

合計

2,887,623

3,924,994

836,830

1,095,009

8,744,458

 

(注) 1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

2.経常収益は、当社グループ拠点の所在地を基礎とし、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して、国内と地域ごとに区分しております。

3.米州のうち、米国は3,616,126百万円であります。

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

米州

欧州

アジア・オセアニア

合計

1,014,566

92,558

9,619

22,726

1,139,470

 

 

2.主要な顧客ごとの情報

特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほフィナンシャルグループ(連結)

 

RBC

CIBC

GCIBC

GMC

AMC

その他

 

減損損失

35,743

791

110

991

13,910

51,545

 

(注)2023年4月より組織の一部を見直したこと、また各セグメント及びその他間の配賦方法を見直したことに伴い、上表につきましては、当該変更を反映させるための組替えを行っております。

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほフィナンシャルグループ(連結)

 

RBC

CIBC

GCIBC

GMC

AMC

その他

 

減損損失

2,951

290

1,407

243

3,072

7,963

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほフィナンシャルグループ(連結)

 

RBC

CIBC

GCIBC

GMC

AMC

その他

 

当期償却額

477

2,670

624

3,771

当期末残高

3,036

36,016

10,561

49,613

 

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほフィナンシャルグループ(連結)

 

RBC

CIBC

GCIBC

GMC

AMC

その他

 

当期償却額

1,320

2,670

1,030

5,020

当期末残高

73,337

33,348

9,732

116,417

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

記載すべき重要なものはありません。

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

従業員のための企業年金等

 

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金

又は

出資金

(百万円)

事業の内容

又は職業

議決権等の所有

(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

企業

年金

退職給付

信託

退職給付

会計上の

年金資産

資産の

一部返還

164,187

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金

又は

出資金

(百万円)

事業の内容

又は職業

議決権等の所有

(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

企業

年金

退職給付

信託

退職給付

会計上の

年金資産

資産の

一部返還

186,021

 

 

2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

該当ありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1株当たり純資産額

3,603円98銭

4,037円28銭

1株当たり当期純利益金額

219円20銭

267円88銭

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益金額

219円19銭

267円88銭

 

 

(注) 1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次の通りであります。

 

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当連結会計年度

(2024年3月31日)

1株当たり純資産額

 

 

純資産の部の合計額

百万円

9,208,463

10,312,135

純資産の部の合計額から控除する金額

百万円

75,168

79,597

うち新株予約権

百万円

5

5

うち非支配株主持分

百万円

75,163

79,591

普通株式に係る期末の純資産額

百万円

9,133,294

10,232,538

1株当たり純資産額の算定に用いられた

期末の普通株式の数

千株

2,534,222

2,534,510

 

 

2.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、次の通り
であります。

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1株当たり当期純利益金額

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益

百万円

555,527

678,993

普通株主に帰属しない金額

百万円

普通株式に係る親会社株主に帰属する

当期純利益

百万円

555,527

678,993

普通株式の期中平均株式数

千株

2,534,340

2,534,673

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額

百万円

普通株式増加数

千株

15

2

うち新株予約権

千株

15

2

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

――――――

――――――

 

 

3.株主資本において自己株式として計上されているBBT信託口に残存する自社の株式は、1株当たり純資産
の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。なお、控除した当該自己株式の
期末株式数は前連結会計年度3,231千株、当連結会計年度2,910千株であります。

    また、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上、期中平均株式
数の計算において控除する自己株式に含めております。なお、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前
連結会計年度3,275千株、当連結会計年度2,759千株であります。

 

(重要な後発事象)

該当ありません。