第3 【設備の状況】

 

1 【設備投資等の概要】

当連結会計年度は、主にコンシューマ事業およびエンタープライズ事業に係る通信サービスの拡充並びに品質の向上等を目的に、効率的に設備投資を実施しました。5Gのエリア展開に係る設備投資やLINEヤフーグループの設備投資が減少した一方で、生成AI基盤に係る設備投資が増加したことにより、当連結会計年度の設備投資の総額は650,856百万円(レンタル端末投資額60,066百万円、IFRS第16号の適用による投資額73,486百万円を含む)となりました。

 

(注) 設備投資額は建設仮勘定を含む有形固定資産、無形資産の取得、長期前払費用(その他の非流動資産)およびIFRS第16号の適用による投資額です。なお、資産除去債務に係る有形固定資産の増加額、のれんおよび商標利用権の増加額は含まれていません。

 

2 【主要な設備の状況】

(1) 提出会社

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月31日現在

事業所名
(所在地)

セグメン
トの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(名)

機械設備

空中線
設備

建物及び
構築物

工具、器具
及び備品

土地
(面積㎡)

ソフト
ウエア

その他

合計

本社
(東京都
港区)他

コンシューマ・エンタープライズ・その他

基地局、ネットワーク設備他

746,108

315,436

99,515

45,911

18,147

(700,671)

450,292

289,168

1,964,577

18,889

(4,695)

 

(注1) 帳簿価額の金額は、有形固定資産および無形固定資産の帳簿価額であり、そのうち建設仮勘定、商標権は含んでいません。

(注2) 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。

 

(2) 国内子会社

資産が少額であるため記載を省略しています。

 

(3) 在外子会社

資産が少額であるため記載を省略しています。

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

 翌連結会計年度における当グループの設備の新設等に係る投資予定金額(総額)は756,000百万円(レンタル端末投資額、IFRS第16号の適用による投資額を含む)です。

 重要な設備の新設、除却等の計画は以下の通りです。

 

(1) 重要な設備の新設等                          2024年3月31日現在

会社名

 事業所名
(所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額
(百万円)

資金調達

方法

着手年月

完了予定
年月

完成後の増加能力

ソフトバンク㈱他

本社(東京都港区)他

コンシューマ・エンタープライズ

基地局、ネットワーク設備他

330,000

自己資金、ファイナンス・リース及び借入金等

2024年4月

2025年3月

(注)2

LINEヤフー㈱

本社(東京都千代田区)他

メディア・EC

ネットワーク関連設備およびデータセンター設備他

117,977

自己資金

2024年4月

2025年3月

インターネット接続環境の増強およびデータセンター設備の増強、サービスおよび業務効率の拡大

 

(注1) 検収ベースの投資予定額です。

(注2) 完成後の増加能力については、計数的把握が困難であるため、記載を省略しています。

 

(2) 重要な設備の除却等

 重要な設備の除却等の計画はありません。