【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社の数  14

主要な連結子会社名は「第1 企業の概況 4.関係会社の状況」に記載のとおりであります。

なお、大橋汽車配件(広州)有限公司については、新規設立に伴い、当連結会計年度から連結範囲に含めております。

(2) 主要な非連結子会社の名称等

非連結子会社はありません。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1) 持分法適用の関連会社数  2

主要な会社名は「第1 企業の概況 4.関係会社の状況」に記載のとおりであります。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

国内連結子会社2社の決算日は、連結決算日と同一であります。また、在外連結子会社12社の決算日は、12月31日であります。

連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、1月1日から連結決算日3月31日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

①  有価証券

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

②  デリバティブ

時価法

③  棚卸資産

(イ)商品

当社は移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)、在外連結子会社は先入先出法による低価法

(ロ)製品、仕掛品、原材料

国内連結子会社は先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)、在外連結子会社は先入先出法による低価法

(ハ)貯蔵品

最終仕入原価法

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

①  有形固定資産(リース資産を除く)

当社及び国内連結子会社は主として定率法(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法)、一部の国内連結子会社は定額法、在外連結子会社は所在地国の会計基準の規定に基づく定額法によっております。

②  無形固定資産(リース資産を除く)

当社及び国内連結子会社は定額法、在外連結子会社は所在地国の会計基準の規定に基づく定額法

当社及び国内連結子会社の自社利用ソフトウェアについては、社内における見込利用可能期間(5年)に基づく定額法

 

③  リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法

④  長期前払費用

当社及び国内連結子会社は定額法

(3) 重要な引当金の計上基準

①  貸倒引当金

当社及び国内連結子会社は、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

在外連結子会社については、取引先毎の回収可能性に応じた会社所定の基準により期末債権に対して必要額を見積り計上しております。

②  賞与引当金

当社、国内連結子会社及び一部の在外連結子会社は、従業員に対する賞与の支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当連結会計年度に負担すべき額を計上しております。

③  役員賞与引当金

当社は、役員賞与の支給に備えるため、当連結会計年度末における支給見込額を計上しております。

(4) 重要な収益及び費用の計上基準

当社グループでは、主に自動車関連部品を顧客に供給することを履行義務としており、原則として部品の納入時点において支配が顧客に移転して履行義務が充足されると判断していることから、当該時点において収益を認識しております。しかしながら、出荷時から当該部品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。

なお、有償支給取引については、支給元において、支給先から支給品の買戻義務がある場合には、支給時点で、支給先は当該商品に関する支配を獲得しておらず、在庫は支給元から支給先に移転していないとの認識のもと、当社が支給先である場合は契約資産を計上し、当社が支給元である場合は契約負債を計上しております。また、支給時に支給品総額の売上・仕入の計上を行わず、加工後の完成品納入時に加工費用のみ売上・仕入の純額計上を行っております。

当社グループは、以下の5ステップアプローチに基づき、収益及び費用を認識しております。

ステップ1:顧客との契約を識別する。

ステップ2:契約における履行義務を識別する。

ステップ3:取引価格を算定する。

ステップ4:取引価格を契約における別個の履行義務に配分する。

ステップ5:履行義務を充足した時点で(又は充足するに応じて)収益を認識する。

(5) 退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用費用処理方法

数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。過去勤務費用については、その発生年度において一括処理しております。

③ 小規模企業等における簡便法の採用

一部の国内連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外連結子会社の資産及び負債は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は、期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。

 

(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(重要な会計上の見積り)

 (固定資産の減損)

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

 

(千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

有形固定資産

6,080,667

6,740,590

無形固定資産

125,947

124,568

減損損失

410,411

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

① 算出方法

当社グループは自動車関連部品の製造、販売、加工技術開発及び物流業務を展開するにあたり、国内外に工場や生産設備を所有しており、減損の兆候が認められる資産又は工場及び事業所を単位とした資産グループについて、減損損失の認識の判定を行っております。当連結会計年度においては減損損失を計上しておりませんが、連結子会社であるオーハシ技研工業株式会社に係る資産グループ(有形固定資産2,089,847千円及び無形固定資産909千円)に収益性の低下による減損の兆候が識別されました。翌連結会計年度の経済動向の変動や、これらの影響を受ける自動車メーカーの生産動向、個人消費動向の変動等によっては業績及び財政状態に影響が及び、リスクが顕在化して減損損失が計上された場合には、連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

当連結会計年度末において、減損の兆候があると認識したオーハシ技研工業株式会社に係る資産グループについて、割引前将来キャッシュ・フローを見積り、帳簿価額と比較しましたが、その総額が帳簿価額を上回っていることから、減損損失を認識していません。

② 主要な仮定

割引前将来キャッシュ・フローの総額の見積りは、年度業務計画・中期計画の売上高・営業利益の計画値と、中期計画が策定されている期間を超える期間については、一定の仮定による売上高・営業利益の見積りに基づき、行っております。年度業務計画・中期計画は、主要得意先の生産計画や今後の生産・販売見通しを基に策定しており、主要な仮定は、年度業務計画・中期計画においては販売数量及び営業利益の予測、中期計画を超える期間においては売上成長率であります。

中期計画及びそれを超える期間においては、主要得意先の生産調整等の影響が緩和されて、需要が概ね回復し、以降、堅調に推移するとの前提を置いています。

③ 翌連結会計年度に係る連結財務諸表に与える影響

自動車業界における生産調整や、外部環境変化に伴う自動車市場の急激な需要落込み等、事業環境の急激な悪化に伴い収益性が低下した場合には、翌連結会計年度において減損損失が発生する可能性があります。

 

 

(未適用の会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

 

(1) 概要

その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取扱いを定めるもの。

 

(2) 適用予定日

2025年3月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(連結貸借対照表関係)

※1.連結会計年度末日満期手形等

連結会計年度末日満期手形等の会計処理については、手形交換日又は決済日をもって決済処理をしております。

なお、当連結会計年度の末日が金融機関の休日であったため、次の連結会計年度末日満期手形等が、連結会計年度末残高に含まれております。

 

 

前連結会計年度

2023年3月31日

当連結会計年度

2024年3月31日

受取手形

千円

38,107

千円

支払手形

 

7,818

 

電子記録債務

 

54,860

 

 

 

2.保証債務

連結会社以外の会社の金融機関からの借入に対して、次のとおり債務保証を行っております。

 

前連結会計年度

2023年3月31日

当連結会計年度

2024年3月31日

㈱テーケー

154,922

千円

113,018

千円

 

 

※3.受取手形、売掛金及び契約資産のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額は、それぞれ以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

2023年3月31日

当連結会計年度

2024年3月31日

受取手形

44,827

千円

1,461,386

千円

売掛金

7,262,327

 

6,792,353

 

契約資産

6,527

 

8,137

 

 

 

※4.関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

2023年3月31日

当連結会計年度

2024年3月31日

投資有価証券(株式)

354,745

千円

413,700

千円

 

 

※5.その他のうち、契約負債の金額は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

2023年3月31日

当連結会計年度

2024年3月31日

契約負債

119,555

千円

99,933

千円

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1.顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益については、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

荷造運賃

832,345

千円

781,495

千円

給与手当

2,034,883

 

2,182,781

 

賞与引当金繰入額

132,585

 

168,356

 

役員賞与引当金繰入額

57,400

 

67,700

 

退職給付費用

115,096

 

54,199

 

 

 

※3.研究開発費の総額は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

一般管理費

70,359

千円

61,084

千円

 

 

※4.固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

機械装置及び運搬具

499

千円

2,043

千円

工具、器具及び備品

323

 

105

 

土地

48,655

 

 

49,478

 

2,148

 

 

 

※5.固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

建物及び構築物

千円

68

千円

機械装置及び運搬具

0

 

46

 

工具、器具及び備品

407

 

1,535

 

ソフトウエア

352

 

0

 

759

 

1,650

 

 

 

※6.期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損(△は戻入益)が売上原価に含まれております。

 

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

 

70,301

千円

60,665

千円

 

 

 

※7.減損損失

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日

当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

用途

場所

種類

金額(千円)

事業用資産

日本(オーハシ技研工業株式会社)

建物及び構築物

98,012

機械装置及び運搬具

209,905

土地

80,469

その他

22,024

410,411

 

当社グループは、事業用資産について、資産又は工場及び事業所を単位として資産のグルーピングを行っております。

事業用資産につきましては、連結子会社であるオーハシ技研工業株式会社において、直近の業績動向及び半導体不足等による先行きの販売回復の遅れや原材料価格の高騰等、事業環境の変化による収益性の低下を踏まえ、事業活動から生じる損益を見直し、将来の回収可能性を検討した結果、当連結会計年度において減損損失を認識しております。

なお、当該事業用資産の回収可能価額は正味売却価額により測定しており、建物及び構築物、土地については不動産鑑定評価基準に基づく評価額等を用いて合理的に算出した正味売却価額を使用し、機械装置及び運搬具、その他については処分価額を基準として評価しております。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

該当事項はありません。

 

※8.在外子会社資金流出事案に伴う損失

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

当社の連結子会社であるOHASHI TECHNICA MEXICO,S.A.DE C.V.における資金流出事案に伴う損失であります。

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※  その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

当期発生額

147,359

千円

590,953

千円

組替調整額

 

 

税効果調整前

147,359

 

590,953

 

税効果額

△43,518

 

△170,030

 

その他有価証券評価差額金

103,840

 

420,923

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

当期発生額

1,913,241

 

1,455,857

 

退職給付に係る調整額:

 

 

 

 

当期発生額

14,422

 

25,885

 

組替調整額

△3,604

 

△14,995

 

税効果調整前

10,817

 

10,890

 

税効果額

△3,400

 

△3,521

 

退職給付に係る調整額

7,416

 

7,369

 

持分法適用会社に対する持分相当額:

 

 

 

 

当期発生額

△39

 

1,645

 

その他の包括利益合計

2,024,460

 

1,885,796

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

 

当連結会計年度期首
株式数
(株)

当連結会計年度
増加株式数
(株)

当連結会計年度
減少株式数
(株)

当連結会計年度末
株式数
(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

14,178,960

500,000

13,678,960

合計

14,178,960

500,000

13,678,960

自己株式

 

 

 

 

普通株式

412,473

303,191

500,000

215,664

合計

412,473

303,191

500,000

215,664

 

(注)

1.

普通株式の発行済株式及び自己株式の株式数の減少

 

 

 

 

2023年2月9日の取締役会決議による自己株式の消却

500,000

 

2.

普通株式の自己株式の株式数の増加303,191株の内訳

 

 

 

 

2021年11月10日の取締役会決議による自己株式の取得

302,500

 

 

持分法適用会社である株式会社テーケーが取得した自己株式(当社株式)の

当社帰属分の増加

196

 

 

持分法適用会社である株式会社ナカヒョウが取得した自己株式(当社株式)の

当社帰属分の増加

474

 

 

単元未満株式の買取りによる増加

21

 

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

 

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2022年6月24日
定時株主総会

普通株式

427,223

31

2022年3月31日

2022年6月27日

2022年11月10日
取締役会

普通株式

377,408

28

2022年9月30日

2022年12月5日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(千円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月23日
定時株主総会

普通株式

390,887

利益剰余金

29

2023年3月31日

2023年6月26日

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

 

当連結会計年度期首
株式数
(株)

当連結会計年度
増加株式数
(株)

当連結会計年度
減少株式数
(株)

当連結会計年度末
株式数
(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

13,678,960

200,000

13,478,960

合計

13,678,960

200,000

13,478,960

自己株式

 

 

 

 

普通株式

215,664

224,014

200,000

239,678

合計

215,664

224,014

200,000

239,678

 

(注)

1.

普通株式の発行済株式及び自己株式の株式数の減少

 

 

 

 

2023年11月8日の取締役会決議による自己株式の消却

200,000

 

2.

普通株式の自己株式の株式数の増加224,014株の内訳

 

 

 

 

2023年11月8日の取締役会決議による自己株式の取得

223,400

 

 

持分法適用会社である株式会社テーケーが取得した自己株式(当社株式)の

当社帰属分の増加

168

 

 

持分法適用会社である株式会社ナカヒョウが取得した自己株式(当社株式)の

当社帰属分の増加

406

 

 

単元未満株式の買取りによる増加

40

 

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2023年6月23日
定時株主総会

普通株式

390,887

29

2023年3月31日

2023年6月26日

2023年11月8日
取締役会

普通株式

404,366

30

2023年9月30日

2023年12月4日

 

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(千円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年6月25日
定時株主総会

普通株式

397,663

利益剰余金

30

2024年3月31日

2024年6月26日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

現金及び預金勘定

19,820,308

千円

20,797,663

千円

預入期間が3か月を超える定期
預金

 

△4,421,720

 

現金及び現金同等物

19,820,308

 

16,375,943

 

 

 

(リース取引関係)

1.ファイナンス・リース取引

所有権移転外ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

有形固定資産

主として、在外連結子会社の事業所(建物及び構築物)及び社用車(運搬具)であります。

② リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

2.オペレーティング・リース取引

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

1年内

274

1,274

1年超

3,665

合計

274

4,939

 

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については預金等に限定して運用しております。また、資金調達については、原則として自己資金により充当する方針でありますが、必要に応じて所要額、市場の状況を勘案の上、銀行借入、社債発行及び増資等の最適な方法により調達する方針であります。

デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、内部管理規程に従い実需に伴う取引に限定し、投機的な取引は行わない方針であります。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、主な取引先は信用度の高い日系の自動車・自動車部品メーカーであります。

投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価を把握する体制としております。

営業債務である支払手形及び買掛金並びに電子記録債務は、そのほとんどが2ヶ月以内の支払期日であります。一部の外貨建てのものについては、為替の変動リスクに晒されておりますが、原則として為替予約を利用してヘッジしております。

デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替変動のリスクヘッジを目的とした先物為替予約取引であります。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行に係るリスク)の管理

当社は、社内規定に従い、営業債権について管理部門が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

当社及び一部の連結子会社は、外貨建ての金銭債権債務に係る為替の変動リスクに対して、原則として先物為替予約を利用しヘッジしております。

投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

デリバティブ取引は、実需に伴うヘッジ取引に限定しており、執行・管理については取引権限及び取引限度額等を定めた管理規定に従い、担当部署が決裁権限者の承認を得て行っております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。また、注記事項「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

前連結会計年度(2023年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

投資有価証券(※2)

1,530,238

1,530,238

資産計

1,530,238

1,530,238

デリバティブ取引(※3)

12,211

12,211

 

(※1) 「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「支払手形及び買掛金」、「電子記録債務」及び「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(※2) 市場価格のない株式等は、「投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

 

 

区分

前連結会計年度(千円)

非上場株式

354,745

 

(※3) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

投資有価証券(※2)

2,132,246

2,132,246

資産計

2,132,246

2,132,246

デリバティブ取引(※3)

13,426

13,426

 

(※1) 「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「支払手形及び買掛金」、「電子記録債務」及び「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(※2) 市場価格のない株式等は、「投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

 

 

区分

当連結会計年度(千円)

非上場株式

413,700

 

(※3) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。

 

 

(注)1.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2023年3月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超
5年以内
(千円)

5年超
10年以内
(千円)

10年超
(千円)

預金

19,816,697

受取手形及び売掛金

7,307,154

合計

27,123,852

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超
5年以内
(千円)

5年超
10年以内
(千円)

10年超
(千円)

預金

20,794,523

受取手形及び売掛金

8,253,740

合計

29,048,263

 

 

(注)2.リース債務の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2023年3月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

リース債務

102,972

58,184

43,078

14,953

1,018

合計

102,972

58,184

43,078

14,953

1,018

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

リース債務

107,688

89,756

43,022

28,182

5,459

5,989

合計

107,688

89,756

43,022

28,182

5,459

5,989

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2023年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

1,530,238

1,530,238

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

12,211

12,211

資産計

1,530,238

12,211

1,542,449

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

2,132,246

2,132,246

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

13,426

13,426

資産計

2,132,246

13,426

2,145,673

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

該当事項はありません。

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

デリバティブ取引

為替予約の時価は、取引金融機関から提示された価格に基づいて算定しており、レベル2の時価に分類しております。

ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引はありません。

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2023年3月31日)

 

 

種類

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計
上額が取得原価を
超えるもの

株式

1,530,238

1,004,813

525,424

小計

1,530,238

1,004,813

525,424

連結貸借対照表計
上額が取得原価を
超えないもの

株式

小計

合計

1,530,238

1,004,813

525,424

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

 

 

種類

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計
上額が取得原価を
超えるもの

株式

2,132,246

1,015,868

1,116,378

小計

2,132,246

1,015,868

1,116,378

連結貸借対照表計
上額が取得原価を
超えないもの

株式

小計

合計

2,132,246

1,015,868

1,116,378

 

 

2.連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

3.減損処理を行った有価証券

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

 

(デリバティブ取引関係)

前連結会計年度(2023年3月31日)

ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

通貨関連

 

区分

取引の種類

契約額等
(千円)

契約額等のうち
1年超
(千円)

時価
(千円)

評価損益
(千円)

市場取引以外の取引

為替予約取引

 

 

 

 

売建

 

 

 

 

米ドル

144,046

10,867

10,867

タイバーツ

76,328

1,343

1,343

合計

220,374

12,211

12,211

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

通貨関連

 

区分

取引の種類

契約額等
(千円)

契約額等のうち
1年超
(千円)

時価
(千円)

評価損益
(千円)

市場取引以外の取引

為替予約取引

 

 

 

 

売建

 

 

 

 

米ドル

349,461

12,676

12,676

タイバーツ

67,331

750

750

合計

416,792

13,426

13,426

 

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

確定給付制度としては、当社、一部の国内連結子会社及び一部の在外連結子会社が、退職一時金制度を設けております。このうち一部の国内連結子会社及び一部の在外連結子会社は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

確定拠出制度としては、当社、一部の国内連結子会社及び一部の在外連結子会社が、確定拠出年金制度を採用しております。

 

2.確定給付制度(簡便法を適用した制度を含む)

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

退職給付債務の期首残高

615,864

千円

669,546

千円

勤務費用

39,914

 

42,388

 

利息費用

4,284

 

5,296

 

数理計算上の差異の発生額

△17,217

 

△25,882

 

退職給付の支払額

△35,329

 

△52,615

 

過去勤務費用の当期発生額

60,028

 

 

その他

2,000

 

11,184

 

退職給付債務の期末残高

669,546

 

649,918

 

 

 

(2) 退職給付債務の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表

 

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当連結会計年度

(2024年3月31日)

非積立型制度の退職給付債務

669,546

千円

649,918

千円

連結貸借対照表に計上された
負債の額

669,546

 

649,918

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

669,546

 

649,918

 

連結貸借対照表に計上された
負債の額

669,546

 

649,918

 

 

 

(3) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

勤務費用

39,914

千円

42,388

千円

利息費用

4,284

 

5,296

 

数理計算上の差異の費用処理額

△6,400

 

△14,991

 

過去勤務費用の当期の費用処理額

60,028

 

 

確定給付制度に係る退職給付費用

97,827

 

32,693

 

 

 

 

(4) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

数理計算上の差異

10,817

千円

10,890

千円

合計

10,817

 

10,890

 

 

 

(5) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当連結会計年度

(2024年3月31日)

未認識数理計算上の差異

△61,180

千円

△72,071

千円

合計

△61,180

 

△72,071

 

 

 

(6) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

割引率

0.8

0.9

予想昇給率

1.6

1.5

 

 

3.確定拠出制度

当社及び一部の連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度31,287千円、当連結会計年度34,384千円であります。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

 

当連結会計年度
(2024年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

貸倒引当金

2,954

千円

 

5,225

千円

賞与引当金

44,344

 

 

57,609

 

未払事業税

11,399

 

 

17,085

 

商品評価損

57,495

 

 

38,167

 

棚卸資産未実現利益

166,891

 

 

132,464

 

退職給付に係る負債

202,219

 

 

194,688

 

役員退職慰労金

1,685

 

 

1,685

 

投資有価証券評価損

49,517

 

 

49,517

 

ゴルフ会員権評価損

16,599

 

 

16,599

 

減損損失

168,976

 

 

136,766

 

子会社株式評価損

656,952

 

 

656,952

 

子会社繰越欠損金(注)2

154,566

 

 

236,979

 

その他

108,938

 

 

212,100

 

繰延税金資産小計

1,642,539

 

 

1,755,839

 

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2

△150,766

 

 

△201,529

 

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△939,769

 

 

△1,007,506

 

評価性引当額小計(注)1

△1,090,536

 

 

△1,209,035

 

繰延税金資産合計

552,003

 

 

546,804

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

減価償却費

△136,702

 

 

△164,742

 

その他有価証券評価差額金

△127,527

 

 

△297,557

 

圧縮積立金

△67,015

 

 

△65,002

 

その他

△66,397

 

 

△50,194

 

繰延税金負債合計

△397,642

 

 

△577,496

 

繰延税金資産(負債)の純額

154,360

 

 

△30,692

 

 

(注)1.評価性引当額が118,499千円増加しております。この増加の主な内容は、連結子会社において、資金流出事案に伴う損失に係る評価性引当額を96,357千円計上したこと及び税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額を50,762千円追加的に認識したことに伴うものです。

2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2023年3月31日

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

154,566

154,566

千円

評価性引当額

△150,766

△150,766

繰延税金資産

3,799

3,799

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当連結会計年度(2024年3月31日

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

236,979

236,979

千円

評価性引当額

△201,529

△201,529

繰延税金資産

35,449

35,449

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

 

当連結会計年度
(2024年3月31日)

法定実効税率

30.6

 

30.6

(調整)

 

 

 

 

 

役員賞与引当金

0.7

 

1.2

受取配当金の連結消去に伴う影響

5.7

 

22.3

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△5.6

 

△21.5

外国源泉税

0.4

 

2.0

住民税均等割等

0.7

 

0.8

連結子会社との税率差異

△6.4

 

△4.4

評価性引当額

7.5

 

5.8

その他

2.1

 

2.1

税効果会計適用後の法人税等の負担率

35.7

 

38.9

 

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

イ  当該資産除去債務の概要

事務所及び倉庫の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

ロ  当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を取得から10年~20年と見積り、割引率は0.49%から1.8%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

ハ  当該資産除去債務の総額の増減

 

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

期首残高

54,997

千円

55,252

千円

時の経過による調整額

254

 

247

 

資産除去債務の履行による減少額

 

 

期末残高

55,252

 

55,499

 

 

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

当社グループは、国内外において自社の生産拠点で部品製造を行うファクトリー機能と、調達先と協働して部品製造を行うファブレス機能及び開発・販売機能を併せ持つ部品サプライヤーです。当社グループの事業は、主要な事業である自動車関連部品事業及びその他関連部品事業で構成されておりますが、両事業における収益及びキャッシュ・フローの性質、計上時期等に差異はありません。また、報告セグメントの外部顧客への売上高のうち、その他関連部品事業が占める売上高は僅少であり、収益及びキャッシュ・フロー等の業績に与える影響は軽微であります。そのため、顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、記載を省略しております。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (4) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

なお、当社グループにおいて、自動車関連部品を顧客に供給することに関する取引の対価は、部品の納入後、概ね4ヶ月以内に受領しております。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日 

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日 

至 2024年3月31日)

期首残高

期末残高

期首残高

期末残高

顧客との契約から生じた債権

6,504,825

7,307,154

7,307,154

8,253,740

契約資産

10,026

6,527

6,527

8,137

契約負債

44,690

119,555

119,555

99,933

 

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

当社グループでは、残存履行義務に配分した取引価格については、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。

また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。