【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

 

当第3四半期連結累計期間
(自 2023年9月1日 至 2024年5月31日)

(連結の範囲の重要な変更)

第1四半期連結会計期間において、株式会社ゼロフィールドの全株式を取得したことに伴い、同社を連結の範囲に含めております。

なお、当該連結の範囲の変更は、当第3四半期連結累計期間の属する連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与えることが見込まれます。影響の概要は、連結貸借対照表の資産合計及び負債合計の増加、連結損益計算書の売上高等の増加になると考えられます。

 

 

(会計方針の変更等)

 

当第3四半期連結累計期間
(自 2023年9月1日  至  2024年5月31日)

(棚卸資産の評価方法の変更)

当社は棚卸資産のうち商品及び製品の評価方法について、従来、個別法による原価法を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間の期首より、総平均法による原価法へ変更しております。

この評価方法の変更は、主に取り扱う商品及び製品の変更に合わせたものであります。従来は、案件毎に個別に商品を仕入れ、管理を行っておりましたが、第1四半期連結会計期間より、同一規格の商品及び製品を販売する案件が大多数を占めるようになったことから、期間損益計算及び棚卸資産の評価額の計算をより適正に行うことを目的に棚卸資産の評価方法の変更を行うものであります。

なお、この変更による影響額は軽微であるため、遡及適用は行っておりません。

 

 

 

(追加情報)

 

当第3四半期連結累計期間
(自 2023年9月1日  至  2024年5月31日)

(グループ通算制度の適用)

グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱いの適用

 当社及び連結子会社は、第1四半期連結会計期間から、単体納税制度からグループ通算制度へ移行しております。これに伴い、法人税及び地方法人税並びに税効果会計の会計処理及び開示については、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従っております。

 

(第三者割当有償増資)
2024年5月27日開催の取締役会において、2024年9月2日を払込期日とする新株式の発行を決議しました。新株発行の概要は次のとおりです。

(1)募集の方法

第三者割当

(2)発行する株式の種類及び数

普通株式 494,400株

(3)発行価額

1株につき金1,037円

(4)資本組入額

1株につき金518.5円

(5)発行価額の総額

512,692,800円

(6)資本組入額の総額

256,346,400円

(7)割当先

一般社団法人恵那会 370,800株

井口 邦  123,600株

(8)払込期日

2024年9月2日

(9)資金の使途

AI導入による設計業務の効率化システム、図面・部品・自動車法規等に関わるAI開発、設計業務情報に係る生成AI関連開発及びAIデータセンター構築に活用するとともに、自己資本比率の低下を防ぐ観点から一部を借入金の返済に充てることを予定しています。

 

 

 

 

(四半期連結損益計算書関係)

※1 減損損失

前第3四半期連結累計期間(自  2022年9月1日  至  2023年5月31日)

当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

場所

用途

種類

金額(千円)

株式会社トリプルアイズ

(東京都千代田区)

事業用資産

ソフトウエア

322,108

その他

2,765

 

当社グループは、当社資産については管理会計上の事業区分を基準に、子会社資産については子会社ごとにグルーピングの単位としております。事業の用に直接供していない遊休資産についてはそれぞれの資産を単位としております。また、のれんについては会社単位でグルーピングしております。

当社グループの「AIソリューション事業」セグメントにおいて、新型コロナウイルス感染症対策として提供してきた自動検温装置と画像認識技術を結合したサービスの需要の低下が顕在化しております。また、当社グループは、顔認証AIが世の中に欠かせないテクノロジーとして社会に広く実装されるよう、大手企業含むパートナーとも協働し取り組んでおりますが、人々の生活や行動を変えるシステム実装には当初の想定以上に丁寧に時間をかけることが必要であり、あわせて、これらに関するシステム実装の規模拡大や収益化も短期の見込み数値として織り込むべきではないと判断いたしました。それらを踏まえ、当該事業に供用する固定資産(主にソフトウエア)について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額324,873千円を減損損失として特別損失に計上しております。なお、回収可能価額は、使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローが見込まれないことから零として評価しております。

 

当第3四半期連結累計期間(自  2023年9月1日  至  2024年5月31日)

該当事項はありません。

 

※2 ソフトウエア評価損

前第3四半期連結累計期間(自  2022年9月1日  至  2023年5月31日)

当第3四半期連結累計期間において、AIソリューション事業で開発した市場販売目的のソフトウエア(AIZE Ver.2)について、見込販売収益を見直したことに伴う評価損を計上しております。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年9月1日 至 2024年5月31日)

該当事項はありません。

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2022年9月1日

至  2023年5月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2023年9月1日

至  2024年5月31日)

減価償却費

15,528 千円

37,877 千円

のれんの償却額

2,129   〃

   69,423   〃

 

 

 

(株主資本等関係)

前第3四半期連結累計期間(自 2022年9月1日 至 2023年5月31日)

1 配当金支払額

該当事項はありません。

 

2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3 株主資本の著しい変動

該当事項はありません。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年9月1日 至 2024年5月31日)

1 配当金支払額

該当事項はありません。

 

2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3 株主資本の著しい変動

当社は、2023年9月29日付けで、PROCESS UNIT FUND 投資事業有限責任組合から第三者割当増資の払込みを受けたため、資本金及び資本剰余金がそれぞれ149,974千円増加しております。

加えて、2023年11月29日開催の第15回定時株主総会において資本金の額の減少を行うことを決議し、2024年1月5日付で資本金を820,039千円減少し、資本剰余金に振り替えております。

また、新株予約権の行使により、当第3四半期連結累計期間において資本金が4,159千円、資本剰余金が4,159千円増加しております。

この結果、当第3四半期連結会計期間の末日において資本金が54,169千円、資本剰余金が1,644,248千円となっております。