当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の売上高は、受注済み案件の履行義務の充足に係る進捗度が順調に進んだことから、4,019百万円(前年同四半期比12.8%増)となりました。
主な製品別売上高では、大人用紙おむつ製造機械1,722百万円(前年同四半期比176.9%増)、小児用紙おむつ製造機械852百万円(同40.1%減)、生理用ナプキン製造機械608百万円(同73.6%増)、部品563百万円(同45.5%増)、その他273百万円(同65.1%減)となり、引き続き大人用紙おむつ製造機械が好調に推移しました。
利益面では、グループ全体でのコスト削減を推進し収益改善に継続して取り組んでまいりましたが、難易度の高い受注案件において追加改造が発生したこと等により原価率が上昇し、営業損失は361百万円(前年同四半期は営業損失222百万円)、経常損失は270百万円(前年同四半期は経常損失17百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は223百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失68百万円)となりました。
なお、当社グループは、生理用ナプキン製造機械及び紙おむつ製造機械等の一般産業用機械・装置製造業及びその他の事業でありますが、その他の事業の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報として重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。
② 財政状態の状況
(資産合計)
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ520百万円減少し49,123百万円となりました。電子記録債権が1,313百万円、仕掛品が1,023百万円、原材料及び貯蔵品が192百万円及び投資有価証券が103百万円増加いたしましたが、現金及び預金が1,671百万円、売掛金が644百万円及び契約資産が477百万円減少いたしました。
(負債合計)
負債合計は、前連結会計年度末に比べ229百万円減少し16,325百万円となりました。契約負債が343百万円増加いたしましたが、未払法人税等が274百万円及び長期借入金が125百万円減少いたしました。
(純資産合計)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ290百万円減少し32,797百万円となりました。為替換算調整勘定が313百万円増加いたしましたが、利益剰余金が674百万円減少いたしました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は150百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。