2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年1月31日)

当事業年度

(2023年1月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金預金

12,728,550

12,865,220

受取手形

216,488

668,653

完成工事未収入金

10,131,331

14,216,418

有価証券

3,200,000

3,700,000

商品

25,890

645,843

未成工事支出金

9,732,305

750,728

短期貸付金

2,190,142

1,917,397

前払費用

184,284

243,673

その他

779,185

156,357

貸倒引当金

46,485

16,921

流動資産合計

39,141,694

35,147,372

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物(純額)

481,037

467,766

工具、器具及び備品(純額)

124,510

112,241

土地

58,383

58,383

有形固定資産合計

663,931

638,392

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

119,810

153,153

電話加入権

22,872

22,872

無形固定資産合計

142,682

176,025

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

2,287,509

1,823,400

関係会社株式

836,405

836,405

関係会社出資金

19,972

197,732

破産更生債権等

27,536

27,536

長期前払費用

26,900

23,850

前払年金費用

3,717,931

3,948,663

敷金及び保証金

557,466

548,821

その他

199,131

231,104

貸倒引当金

55,354

55,164

投資その他の資産合計

7,617,499

7,582,349

固定資産合計

8,424,113

8,396,767

資産合計

47,565,807

43,544,139

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年1月31日)

当事業年度

(2023年1月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

2,786,800

2,123,400

工事未払金

4,341,615

4,198,193

リース債務

8,245

8,592

未払金

44,582

52,936

未払費用

748,251

809,212

未払法人税等

790,482

89,814

未払消費税等

559,720

580,884

未成工事受入金

2,809,330

568,928

預り金

455,745

604,448

賞与引当金

889,091

930,669

役員賞与引当金

37,224

完成工事補償引当金

95,707

83,284

工事損失引当金

378,979

139,252

ファクタリング未払金

※1 3,855,730

※1 3,537,660

営業外電子記録債務

119,020

90,940

流動負債合計

17,920,527

13,818,217

固定負債

 

 

長期借入金

355,620

191,010

リース債務

5,496

11,665

繰延税金負債

718,004

908,411

役員株式給付引当金

66,957

67,595

債務保証損失引当金

74,454

60,745

その他

42,503

40,008

固定負債合計

1,263,037

1,279,435

負債合計

19,183,565

15,097,652

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

4,026,750

4,026,750

資本剰余金

 

 

資本準備金

4,024,840

4,024,840

その他資本剰余金

134

134

資本剰余金合計

4,024,974

4,024,974

利益剰余金

 

 

利益準備金

302,866

302,866

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

16,500,000

16,500,000

繰越利益剰余金

3,773,526

3,601,703

利益剰余金合計

20,576,393

20,404,569

自己株式

836,207

653,600

株主資本合計

27,791,911

27,802,694

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

590,983

643,792

繰延ヘッジ損益

651

評価・換算差額等合計

590,331

643,792

純資産合計

28,382,242

28,446,486

負債純資産合計

47,565,807

43,544,139

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年2月1日

 至 2022年1月31日)

当事業年度

(自 2022年2月1日

 至 2023年1月31日)

売上高

 

 

完成工事高

49,883,878

50,479,878

設計収入等売上高

10,228,155

10,149,245

売上高合計

60,112,033

60,629,123

売上原価

 

 

完成工事原価

※1 40,988,617

※1 42,406,503

設計収入等売上原価

8,619,036

8,691,668

売上原価合計

49,607,654

51,098,171

売上総利益

 

 

完成工事総利益

8,895,260

8,073,374

設計収入等総利益

1,609,118

1,457,577

売上総利益合計

10,504,379

9,530,952

販売費及び一般管理費

 

 

広告宣伝費

42,531

29,464

貸倒引当金繰入額

10,201

29,564

役員報酬

246,375

229,100

従業員給料手当

3,696,945

4,066,949

賞与引当金繰入額

479,032

502,979

役員賞与引当金繰入額

37,224

役員株式給付引当金繰入額

96,302

637

退職給付費用

219,604

218,006

確定拠出年金掛金

35,634

34,465

法定福利費

667,280

721,061

福利厚生費

148,626

153,947

旅費及び交通費

203,643

233,313

通信費

91,064

107,384

教育研修費

57,520

62,097

調査研究費

35,384

37,092

租税公課

250,733

251,130

諸会費

16,038

16,548

図書費

4,816

5,309

修繕費

24,091

30,651

保険料

17,991

16,382

水道光熱費

19,541

23,556

交際費

101,765

145,311

消耗品費

58,723

49,039

備品費

5,409

8,652

支払手数料

988,345

1,078,363

業務委託費

99,157

95,574

賃借料

537,899

639,466

減価償却費

75,376

78,200

雑費

269,483

283,492

販売費及び一般管理費合計

8,536,744

9,088,616

営業利益

1,967,635

442,336

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年2月1日

 至 2022年1月31日)

当事業年度

(自 2022年2月1日

 至 2023年1月31日)

営業外収益

 

 

受取利息

※1 21,326

※1 20,517

受取配当金

※1 172,974

※1 141,297

保険配当金

21,910

58,567

その他

※1 129,062

※1 94,641

営業外収益合計

345,273

315,023

営業外費用

 

 

支払利息

7,539

9,046

投資事業組合運用損

15,765

29,412

その他

37,828

7,978

営業外費用合計

61,133

46,437

経常利益

2,251,776

710,921

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

150,084

5,387

債務保証損失引当金戻入額

13,709

特別利益合計

150,084

19,096

特別損失

 

 

投資有価証券評価損

30,008

債務保証損失引当金繰入額

74,454

特別損失合計

74,454

30,008

税引前当期純利益

2,327,405

700,009

法人税、住民税及び事業税

746,255

369,057

法人税等調整額

8,233

141,268

法人税等合計

754,489

227,789

当期純利益

1,572,916

472,220

 

【完成工事原価報告書】

 

 

 

前事業年度

(自  2021年2月1日

至  2022年1月31日)

当事業年度

(自  2022年2月1日

至  2023年1月31日)

区分

注記

番号

金額

(千円)

構成比(%)

金額

(千円)

構成比(%)

材料費

 

1,730,999

4.2

1,831,492

4.3

労務費

 

2,277,351

5.6

3,010,949

7.1

(うち外注労務費)

 

(2,277,351)

(5.6)

(3,010,949)

(7.1)

外注費

 

32,306,993

78.8

32,322,086

76.2

経費

 

4,673,272

11.4

5,241,975

12.4

(うち人件費)

 

(3,140,377)

(7.7)

(3,440,447)

(8.1)

 

40,988,617

100.0

42,406,503

100.0

(注)  原価計算の方法は、個別原価計算であります。

 

【設計収入等売上原価報告書】

 

 

 

前事業年度

(自  2021年2月1日

至  2022年1月31日)

当事業年度

(自  2022年2月1日

至  2023年1月31日)

区分

注記

番号

金額

(千円)

構成比(%)

金額

(千円)

構成比(%)

材料費

 

360,895

4.2

289,354

3.3

労務費

 

1,689,548

19.6

1,835,189

21.1

(うち外注労務費)

 

(1,245,446)

(14.4)

(1,347,537)

(15.5)

外注費

 

3,768,014

43.7

3,565,742

41.0

経費

 

2,800,577

32.5

3,001,380

34.6

(うち人件費)

 

(1,384,012)

(16.1)

(1,407,749)

(16.2)

 

8,619,036

100.0

8,691,668

100.0

(注)  原価計算の方法は、個別原価計算であります。

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自  2021年2月1日  至  2022年1月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

4,026,750

4,024,840

134

4,024,974

302,866

16,500,000

3,691,914

20,494,781

会計方針の変更による

累積的影響額

 

 

 

 

 

 

 

会計方針の変更を

反映した当期首残高

4,026,750

4,024,840

134

4,024,974

302,866

16,500,000

3,691,914

20,494,781

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

1,491,304

1,491,304

当期純利益

 

 

 

 

 

 

1,572,916

1,572,916

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

81,612

81,612

当期末残高

4,026,750

4,024,840

134

4,024,974

302,866

16,500,000

3,773,526

20,576,393

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他

有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算差額等合計

当期首残高

627,267

27,919,238

550,223

3,549

553,772

28,473,011

会計方針の変更による

累積的影響額

 

 

 

 

会計方針の変更を

反映した当期首残高

627,267

27,919,238

550,223

3,549

553,772

28,473,011

当期変動額

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

1,491,304

 

 

 

1,491,304

当期純利益

 

1,572,916

 

 

 

1,572,916

自己株式の取得

409,806

409,806

 

 

 

409,806

自己株式の処分

200,866

200,866

 

 

 

200,866

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

40,759

4,200

36,558

36,558

当期変動額合計

208,939

127,327

40,759

4,200

36,558

90,768

当期末残高

836,207

27,791,911

590,983

651

590,331

28,382,242

 

当事業年度(自  2022年2月1日  至  2023年1月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

4,026,750

4,024,840

134

4,024,974

302,866

16,500,000

3,773,526

20,576,393

会計方針の変更による

累積的影響額

 

 

 

 

 

 

702,937

702,937

会計方針の変更を

反映した当期首残高

4,026,750

4,024,840

134

4,024,974

302,866

16,500,000

4,476,464

21,279,330

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

1,346,981

1,346,981

当期純利益

 

 

 

 

 

 

472,220

472,220

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

874,760

874,760

当期末残高

4,026,750

4,024,840

134

4,024,974

302,866

16,500,000

3,601,703

20,404,569

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他

有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算差額等合計

当期首残高

836,207

27,791,911

590,983

651

590,331

28,382,242

会計方針の変更による

累積的影響額

 

702,937

 

 

 

702,937

会計方針の変更を

反映した当期首残高

836,207

28,494,848

590,983

651

590,331

29,085,179

当期変動額

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

1,346,981

 

 

 

1,346,981

当期純利益

 

472,220

 

 

 

472,220

自己株式の取得

151

151

 

 

 

151

自己株式の処分

182,758

182,758

 

 

 

182,758

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

52,809

651

53,460

53,460

当期変動額合計

182,607

692,153

52,809

651

53,460

638,693

当期末残高

653,600

27,802,694

643,792

643,792

28,446,486

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1  有価証券の評価基準及び評価方法

(1) 満期保有目的の債券

定額法による償却原価法

(2) 子会社株式及び関連会社株式

移動平均法による原価法

(3) その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

 

2  デリバティブ取引により生じる正味の債権及び債務の評価基準及び評価方法

時価法

 

3  棚卸資産の評価基準及び評価方法

(1) 商品

個別法による原価法及び移動平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しております。)

(2) 未成工事支出金

個別法による原価法

(3) 材料貯蔵品

移動平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しております。)

 

4  固定資産の減価償却の方法

(1) 有形固定資産

① リース資産以外の有形固定資産

定率法によっております。

ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法によっております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物

15~47年

工具、器具及び備品

3~15年

② リース資産

所有権移転ファイナンスリース取引に係るもの

自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法によっております。

所有権移転外ファイナンスリース取引に係るもの

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

(2) 無形固定資産

定額法によっております。

なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

(3) 長期前払費用

均等償却しております。

 

5  引当金の計上基準

(1) 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見積額を計上しております。

(2) 賞与引当金

従業員に対する賞与の支給に充てるため、支給見込額を計上しております。

(3) 役員賞与引当金

役員に対する賞与の支給に充てるため、当事業年度における支給見込額に基づき計上しております。なお、当事業年度末においては、役員賞与引当金の計上はありません。

(4) 完成工事補償引当金

完成工事に係る瑕疵担保の費用に備えるため、当事業年度の完成工事高に対する補修費の支出見込額を実績割合により計上している他、特定の工事については、補修費の個別見積額を計上しております。

(5) 工事損失引当金

受注工事等に係る将来の損失に備えるため、当事業年度末手持工事等のうち損失の発生が見込まれ、かつ、その金額を合理的に見積もることができる工事等について、損失見込額を計上しております。

(6) 役員株式給付引当金

株式交付規程に基づく取締役に対する将来の当社株式の交付等に備えるため、当事業年度末における株式給付債務の見込額を計上しております。

(7) 債務保証損失引当金

「信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-ShipⓇ)」終了時に、信託財産に係る債務残高が残る場合に備えるため、損失負担見込額を計上しております。

(8) 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。

なお、当事業年度末においては、退職給付引当金の計上はなく、投資その他の資産に「前払年金費用」3,948,663千円(前事業年度末  3,717,931千円)を計上しております。

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

数理計算上の差異については、各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による按分額(定額法)を、発生の翌事業年度から費用処理しております。

 

6  重要な収益及び費用の計上基準

当社は総合ディスプレイ業を主な事業としており、顧客と請負契約等を締結の上、空間づくりに関する調査企画、設計、施工等の業務を行い、成果物を顧客に引き渡す履行義務を負っております。当該契約については、一定の期間にわたり履行義務が充足する取引と判断し、履行義務の充足に係る進捗度に応じて収益を認識しており、進捗度の測定は、各期末までに発生した工事原価が、予想される工事原価総額に占める割合に基づいて行っております。

なお、契約の初期段階で履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないものの、当該履行義務を充足する際に発生する費用を回収することが見込まれる場合には、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができる時まで原価回収基準により収益を認識しております。また、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事や案件については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

 

7  ヘッジ会計の方法

(1) ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理を採用しております。

なお、振当処理の適用要件を満たしている為替予約等については振当処理を採用しております。

(2) ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段……為替予約等

ヘッジ対象……外貨建金銭債権債務、外貨建予定取引

(3) ヘッジ方針

外貨建取引の為替変動リスクの回避を目的として、個別契約ごとに為替予約取引等を行っております。

(4) ヘッジの有効性評価の方法

ヘッジ手段とヘッジ対象が同一通貨であることから為替相場の変動によるキャッシュ・

フローの変動を完全に相殺するものと想定されるため、有効性の評価を省略しておりま

す。

 

8  その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

退職給付に係る会計処理

退職給付に係る未認識数理計算上の差異の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

 

(重要な会計上の見積り)

(工事契約における収益認識及び工事損失引当金)

(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

 

(単位:千円)

 

当事業年度

一定の期間にわたり認識した売上高

56,832,331

工事損失引当金

139,252

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

(1)の金額の算出方法は、「第5  経理の状況  1連結財務諸表等(1) 連結財務諸表  (重要な会計上の見積り)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

 

(会計方針の変更)

(収益認識に関する会計基準等の適用)

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。

これにより、従来は、各報告期間の末日までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準を、その他の工事については工事完成基準を適用しておりましたが、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、当該財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積りは、各報告期間の末日までに発生した工事原価等が、予想される工事原価等の合計に占める割合に基づいて行っております。また、契約の初期段階において、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないものの、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事や案件については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当事業年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当事業年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。

この結果、当事業年度の売上高が823,915千円、売上原価が683,603千円それぞれ増加し、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ140,311千円増加しております。また、利益剰余金の当期首残高は702,937千円増加しております。

当事業年度の1株当たり純資産額は2.04円、1株当たり当期純利益は2.05円それぞれ増加しております。

なお、収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前事業年度に係る「収益認識関係」注記については記載しておりません。

 

(時価の算定に関する会計基準等の適用)

「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号  2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号  2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、これにより財務諸表に与える影響額はありません。

 

(表示方法の変更)

(損益計算書)

前事業年度において営業外収益「その他」に含めておりました「保険配当金」は、営業外収益の総額の100分の10を超えたため、当事業年度においては区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前事業年度の損益計算書において、営業外収益の「その他」150,973千円は、「保険配当金」21,910千円、営業外収益「その他」129,062千円として組替えております。

 

前事業年度において区分掲記しておりました「損害賠償金」は、営業外費用の総額の100分の10以下となったため、当事業年度においては営業外費用「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前事業年度の損益計算書において、営業外費用の「損害賠償金」32,287千円、「その他」5,541千円は、営業外費用「その他」37,828千円として組替えております。

 

(追加情報)

(業績連動型株式報酬制度)

業績連動型株式報酬制度に関する注記につきましては、「第5  経理の状況  1連結財務諸表等(1) 連結財務諸表  (追加情報)」に同一の内容を記載しているため、省略しております。

 

(従業員に信託を通じて当社の株式を交付する取引)

従業員持株会に信託を通じて当社の株式を交付する取引に関する注記につきましては、「第5  経理の状況  1連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  (追加情報)」に同一の内容を記載しているため、省略しております。

 

(貸借対照表関係)

※1 このうち、関係会社に対するものは、次のとおりであります。

 

前事業年度

(2022年1月31日)

当事業年度

(2023年1月31日)

ファクタリング未払金

3,855,730千円

3,537,660千円

 

(損益計算書関係)

※1  関係会社との取引に係るものが、次のとおり含まれております。

 

前事業年度

(自  2021年2月1日

至  2022年1月31日)

当事業年度

(自  2022年2月1日

至  2023年1月31日)

売上原価

6,058,290千円

5,141,989千円

受取配当金

132,799

103,000

上記の科目以外の営業外収益の計上額

39,475

38,513

 

(有価証券関係)

子会社株式

前事業年度(2022年1月31日)

時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式の貸借対照表計上額

 

(単位:千円)

区分

前事業年度

子会社株式

836,405

 

当事業年度(2023年1月31日)

市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

 

(単位:千円)

区分

当事業年度

子会社株式

836,405

 

(税効果会計関係)

1  繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2022年1月31日)

 

当事業年度

(2023年1月31日)

繰延税金資産

 

 

 

賞与引当金・未払賞与

272,239千円

 

290,118千円

完成工事補償引当金

29,305

 

25,501

工事損失引当金

116,043

 

42,639

未払事業税

56,020

 

24,676

ソフトウエア開発費

67,625

 

74,955

減損損失

49,232

 

47,392

未払社会保険料

44,596

 

46,444

資産除去債務

18,656

 

23,143

その他

131,650

 

96,281

繰延税金資産小計

785,371

 

671,154

評価性引当額

△109,816

 

93,433

繰延税金資産合計

675,554

 

577,720

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△255,128

 

276,283

前払年金費用

△1,138,430

 

1,209,080

未収還付事業税

 

767

繰延税金負債合計

△1,393,559

 

1,486,131

繰延税金負債(△)の純額

△718,004

 

908,411

(注)  評価性引当額は、スケジューリングが不能な将来減算一時差異に係るものであります。

 

 

2  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前事業年度

(2022年1月31日)

 

当事業年度

(2023年1月31日)

法定実効税率

30.62%

 

30.62%

(調整)

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

5.15

 

6.84

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△4.15

 

6.51

住民税均等割

1.15

 

3.93

評価性引当額

△0.31

 

2.34

その他

△0.04

 

0.00

税効果会計適用後の法人税等の負担率

32.42

 

32.54

 

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「第5  経理の状況  1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表  (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4 会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

④ 【附属明細表】
【有価証券明細表】

【株式】

 

投資

有価証券

その他

有価証券

銘柄

株式数

(株)

貸借対照表計上額

(千円)

住友不動産㈱

150,000

473,400

㈱オカムラ

209,000

296,571

㈱テクノ菱和

276,760

247,146

㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ

174,300

166,055

㈱三井住友フィナンシャルグループ

8,391

47,425

第一生命ホールディングス

12,900

39,228

京浜急行電鉄㈱

27,832

37,434

オリエンタルランド

1,647

35,563

J.フロントリテイリング

20,977

25,340

北沢産業

110,000

24,090

その他26銘柄

86,377

160,700

合計

1,078,186

1,552,958

 

【債券】

 

有価証券

満期保有

目的の債券

銘柄

券面総額

(千円)

貸借対照表計上額

(千円)

イオンモール㈱ 社債

100,000

100,000

東京電力パワーグリッド㈱ 社債

100,000

100,000

MARC Finance Limited リパッケージ債

100,000

100,000

Mitsubishi UFJ Securities Holdings

Co.,Ltd. クレジットリンク債

100,000

100,000

Mitsubishi UFJ Securities Holdings

Co.,Ltd. クレジットリンク債

100,000

100,000

Nomura Europe Finance N.V.
クレジットリンク債

100,000

100,000

小計

600,000

600,000

投資

有価証券

満期保有

目的の債券

東京電力パワーグリッド㈱ 社債

100,000

100,000

Credit Suisse AG, Singapore Branch
コーラブル債

100,000

100,000

小計

200,000

200,000

合計

800,000

800,000

 

【その他】

 

有価証券

その他

有価証券

種類及び銘柄

投資口数等

(口)

貸借対照表計上額

(千円)

三井住友信託銀行㈱ 合同運用指定金銭信託

500,000

三井住友信託銀行㈱ 合同運用指定金銭信託

500,000

三井住友信託銀行㈱ 合同運用指定金銭信託

500,000

三菱UFJ信託銀行㈱ 合同運用指定金銭信託

300,000

三菱UFJ信託銀行㈱ 合同運用指定金銭信託

500,000

三菱UFJ信託銀行㈱ リース債権信託受益権

300,000

三菱UFJ信託銀行㈱ リース債権信託受益権

500,000

小計

3,100,000

投資

有価証券

その他

有価証券

投資事業有限責任組合 出資金

70,442

小計

70,442

合計

3,170,442

 

【有形固定資産等明細表】

 

資産の種類

当期首残高

(千円)

当期増加額

(千円)

当期減少額

(千円)

当期末残高

(千円)

当期末減価

償却累計額

又は償却累

計額(千円)

当期償却額

(千円)

差引当期末

残高

(千円)

有形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

建物

823,825

58,556

36,112

846,268

378,501

38,151

467,766

工具、器具及び備品

544,865

38,306

46,358

536,813

424,572

49,592

112,241

土地

58,383

58,383

58,383

有形固定資産計

1,427,074

96,863

82,471

1,441,466

803,073

87,744

638,392

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

ソフトウエア

279,187

126,034

41,297

153,153

電話加入権

22,872

22,872

無形固定資産計

302,060

126,034

41,297

176,025

長期前払費用

40,223

49,045

49,228

40,040

16,190

4,817

23,850

(注) 無形固定資産の金額が、資産の総額の1%以下であるため「当期首残高」、「当期増加額」及び「当期減少額」の記載を省略しております。

 

【引当金明細表】

 

区分

当期首残高

(千円)

当期増加額

(千円)

当期減少額

(目的使用)

(千円)

当期減少額

(その他)

(千円)

当期末残高

(千円)

貸倒引当金

101,839

16,921

46,675

72,085

賞与引当金

889,091

930,669

889,091

930,669

役員賞与引当金

37,224

37,224

完成工事補償引当金

95,707

83,284

10,071

85,635

83,284

工事損失引当金

378,979

131,121

261,924

108,923

139,252

役員株式給付引当金

66,957

637

67,595

債務保証損失引当金

74,454

13,709

60,745

(注) 1  貸倒引当金の「当期減少額(その他)」のうち、46,485千円は洗い替えによる戻し入れ額であり、190千円は債権回収等による当該債権に対し計上していた引当金の取崩額であります。

2  完成工事補償引当金の「当期減少額(その他)」は、洗い替えによる戻し入れ額であります。

3  工事損失引当金の「当期減少額(その他)」は、工事等損益の改善による戻し入れ額であります。

 

(2) 【主な資産及び負債の内容】

  連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

 

(3) 【その他】

  該当事項はありません