1 要約中間連結財務諸表の作成方法について
2 監査証明について
|
|
|
(単位:百万円) |
|
注記 |
前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2024年9月30日) |
資産 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び現金同等物 |
16 |
|
|
営業債権及びその他の債権 |
16 |
|
|
その他の金融資産 |
16 |
|
|
棚卸資産 |
|
|
|
未収法人所得税 |
|
|
|
その他の流動資産 |
|
|
|
小計 |
|
|
|
売却目的で保有する資産 |
7 |
|
|
流動資産合計 |
|
|
|
非流動資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
8 |
|
|
のれん |
8 |
|
|
無形資産 |
8 |
|
|
退職給付に係る資産 |
|
|
|
持分法で会計処理されている投資 |
|
|
|
営業債権及びその他の債権 |
16 |
|
|
その他の金融資産 |
16 |
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
その他の非流動資産 |
|
|
|
非流動資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
注記 |
前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2024年9月30日) |
負債及び資本 |
|
|
|
負債 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
営業債務及びその他の債務 |
16 |
|
|
社債及び借入金 |
16 |
|
|
その他の金融負債 |
16 |
|
|
未払法人所得税 |
|
|
|
引当金 |
9 |
|
|
その他の流動負債 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
非流動負債 |
|
|
|
社債及び借入金 |
16 |
|
|
その他の金融負債 |
16 |
|
|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
引当金 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
その他の非流動負債 |
|
|
|
非流動負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
10 |
|
|
自己株式 |
10 |
△ |
△ |
その他の資本の構成要素 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
親会社の所有者に帰属する持分合計 |
|
|
|
資本合計 |
|
|
|
負債及び資本合計 |
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
注記 |
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
継続事業 |
|
|
|
売上高 |
6,12 |
|
|
売上原価 |
9 |
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
持分法による投資損益 |
|
△ |
|
その他の収益 |
13,15 |
|
|
その他の費用 |
8,13 |
|
|
営業利益 |
6 |
|
|
金融収益 |
|
|
|
金融費用 |
|
|
|
税引前中間利益(△は損失) |
|
△ |
|
法人所得税費用 |
|
|
|
継続事業からの中間利益(△は損失) |
|
△ |
|
非継続事業 |
|
|
|
非継続事業からの中間利益(△は損失) |
17 |
|
△ |
中間利益 |
|
|
|
|
|
|
|
中間利益の帰属 |
|
|
|
親会社の所有者 |
|
|
|
非支配持分 |
|
|
|
中間利益 |
|
|
|
|
|
|
|
1株当たり中間利益 |
|
|
|
基本的1株当たり中間利益(△は損失)(円) |
|
|
|
継続事業 |
14 |
△ |
|
非継続事業 |
14 |
|
△ |
基本的1株当たり中間利益 |
14 |
|
|
希薄化後1株当たり中間利益(△は損失)(円) |
|
|
|
継続事業 |
14 |
△ |
|
非継続事業 |
14 |
|
△ |
希薄化後1株当たり中間利益 |
14 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
注記 |
前第2四半期連結会計期間 (自 2023年7月1日 至 2023年9月30日) |
当第2四半期連結会計期間 (自 2024年7月1日 至 2024年9月30日) |
継続事業 |
|
|
|
売上高 |
|
226,608 |
239,208 |
売上原価 |
|
76,947 |
72,458 |
売上総利益 |
|
149,661 |
166,750 |
販売費及び一般管理費 |
|
111,380 |
119,074 |
持分法による投資損益 |
|
△45 |
156 |
その他の収益 |
|
784 |
2,239 |
その他の費用 |
|
57,879 |
7,018 |
営業利益(△は損失) |
|
△18,859 |
43,053 |
金融収益 |
|
677 |
784 |
金融費用 |
|
3,705 |
1,430 |
税引前四半期利益(△は損失) |
|
△21,887 |
42,407 |
法人所得税費用 |
|
3,947 |
7,930 |
継続事業からの四半期利益(△は損失) |
|
△25,834 |
34,477 |
非継続事業 |
|
|
|
非継続事業からの四半期利益(△は損失) |
|
1,879 |
△82 |
四半期利益(△は損失) |
|
△23,955 |
34,395 |
|
|
|
|
四半期利益(△は損失)の帰属 |
|
|
|
親会社の所有者 |
|
△24,264 |
34,395 |
非支配持分 |
|
309 |
- |
四半期利益(△は損失) |
|
△23,955 |
34,395 |
|
|
|
|
1株当たり四半期利益 |
|
|
|
基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円) |
|
|
|
継続事業 |
14 |
△21.16 |
29.90 |
非継続事業 |
14 |
1.52 |
△0.08 |
基本的1株当たり四半期利益 |
14 |
△19.64 |
29.82 |
希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)(円) |
|
|
|
継続事業 |
14 |
△21.16 |
29.84 |
非継続事業 |
14 |
1.52 |
△0.07 |
希薄化後1株当たり四半期利益 |
14 |
△19.64 |
29.77 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
注記 |
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
中間利益 |
|
|
|
その他の包括利益 |
|
|
|
純損益に振り替えられることのない項目 |
|
|
|
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 |
|
|
|
確定給付制度の再測定 |
|
△ |
△ |
純損益に振り替えられることのない項目合計 |
|
△ |
△ |
純損益に振り替えられる可能性のある項目 |
|
|
|
在外営業活動体の換算差額 |
|
|
△ |
キャッシュ・フロー・ヘッジ |
|
△ |
|
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 |
|
|
△ |
その他の包括利益合計 |
|
|
△ |
中間包括利益 |
|
|
|
|
|
|
|
中間包括利益の帰属 |
|
|
|
親会社の所有者 |
|
|
|
非支配持分 |
|
|
|
中間包括利益 |
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
注記 |
前第2四半期連結会計期間 (自 2023年7月1日 至 2023年9月30日) |
当第2四半期連結会計期間 (自 2024年7月1日 至 2024年9月30日) |
四半期利益(△は損失) |
|
△23,955 |
34,395 |
その他の包括利益 |
|
|
|
純損益に振り替えられることのない項目 |
|
|
|
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 |
|
△101 |
54 |
確定給付制度の再測定 |
|
19 |
△280 |
純損益に振り替えられることのない項目合計 |
|
△82 |
△226 |
純損益に振り替えられる可能性のある項目 |
|
|
|
在外営業活動体の換算差額 |
|
10,677 |
△67,147 |
キャッシュ・フロー・ヘッジ |
|
△6 |
1,724 |
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 |
|
10,671 |
△65,423 |
その他の包括利益合計 |
|
10,589 |
△65,649 |
四半期包括利益 |
|
△13,366 |
△31,254 |
|
|
|
|
四半期包括利益の帰属 |
|
|
|
親会社の所有者 |
|
△13,675 |
△31,254 |
非支配持分 |
|
309 |
- |
四半期包括利益 |
|
△13,366 |
△31,254 |
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
親会社の所有者に帰属する持分 |
非支配 持分 |
資本合計 |
||||||
|
注記
|
資本金 |
資本 剰余金 |
自己株式 |
その他の 資本の 構成要素 |
売却目的で保有する処分グループに関連するその他の資本の構成要素 |
利益 剰余金 |
合計 |
||
2023年4月1日 残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
中間利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益 |
|
|
|
|
|
△ |
|
|
|
|
中間包括利益 |
|
|
|
|
|
△ |
|
|
|
|
自己株式の取得 |
10 |
|
|
△ |
|
|
|
△ |
|
△ |
自己株式の処分 |
10 |
|
△ |
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
11 |
|
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
△ |
利益剰余金から資本剰余金への振替額 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
|
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替額 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
|
株式報酬取引 |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
非支配持分との資本取引 |
10 |
|
△ |
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
所有者との取引額等合計 |
|
|
△ |
△ |
|
|
△ |
△ |
△ |
△ |
2023年9月30日 残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
親会社の所有者に帰属する持分 |
資本合計 |
||||||
|
注記
|
資本金 |
資本 剰余金 |
自己株式 |
その他の 資本の 構成要素 |
売却目的で保有する処分グループに関連するその他の資本の構成要素 |
利益 剰余金 |
合計 |
|
2024年4月1日 残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
中間利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益 |
|
|
|
|
△ |
|
|
△ |
△ |
中間包括利益 |
|
|
|
|
△ |
|
|
|
|
自己株式の取得 |
10 |
|
|
△ |
|
|
|
△ |
△ |
自己株式の処分 |
10 |
|
△ |
|
|
|
|
|
|
自己株式の消却 |
10 |
|
△ |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
11 |
|
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
利益剰余金から資本剰余金への振替額 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替額 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
株式報酬取引 |
10 |
|
△ |
|
|
|
|
|
|
所有者との取引額等合計 |
|
|
△ |
|
|
|
△ |
△ |
△ |
2024年9月30日 残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
注記 |
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税引前中間利益(△は損失) |
|
△ |
|
非継続事業からの税引前中間利益(△は損失) |
17 |
|
△ |
減価償却費及び償却費 |
|
|
|
減損損失(又は戻入れ) |
8,13 |
|
|
受取利息及び受取配当金 |
|
△ |
△ |
支払利息 |
|
|
|
持分法による投資損益(△は益) |
|
|
△ |
科学事業の譲渡益 |
15,17 |
△ |
|
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) |
|
|
|
棚卸資産の増減額(△は増加) |
|
△ |
△ |
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) |
|
△ |
△ |
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) |
|
△ |
|
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) |
|
△ |
△ |
引当金の増減額(△は減少) |
9 |
|
△ |
その他 |
|
|
△ |
小計 |
|
|
|
利息の受取額 |
|
|
|
配当金の受取額 |
|
|
|
利息の支払額 |
|
△ |
△ |
法人所得税の支払額又は還付額(△は支払) |
|
△ |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
△ |
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
注記 |
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
|
△ |
△ |
無形資産の取得による支出 |
|
△ |
△ |
投資有価証券の取得による支出 |
|
△ |
△ |
科学事業の譲渡による収入 |
15,17 |
|
|
コラーゲン事業及び歯科用商品販売事業の譲渡による収入 |
15 |
|
|
整形外科事業の譲渡による収入 |
15,17 |
|
|
子会社の売却による収入 |
15 |
|
|
貸付金の回収による収入 |
17 |
|
|
条件付対価の決済による支出 |
|
|
△ |
株式取得契約の解除に伴う回収額 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
△ |
|
|
|
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
リースに係る負債の返済による支出 |
|
△ |
△ |
長期借入金の返済による支出 |
|
|
△ |
配当金の支払額 |
11 |
△ |
△ |
非支配持分への配当金の支払額 |
|
△ |
|
自己株式の取得による支出 |
10 |
△ |
△ |
自己株式取得のための預託金の増減額(△は増加) |
10 |
△ |
△ |
非支配持分からの子会社持分取得による支出 |
10 |
△ |
|
その他 |
|
△ |
△ |
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
△ |
△ |
|
|
|
|
現金及び現金同等物に係る換算差額 |
|
|
△ |
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
|
|
△ |
現金及び現金同等物の期首残高 |
|
|
|
現金及び現金同等物の中間期末残高 |
|
|
|
該当事項はありません。
オリンパス株式会社(以下、「当社」)は日本に所在する株式会社であり、その登記されている本社の住所は東京都八王子市です。当社の要約中間連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されています。
当社グループは、主に内視鏡、治療機器製品の製造・販売を行っています。当中間連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しています。詳細は注記「6.事業セグメント」に記載のとおりです。
(1)要約中間連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載
当社グループの要約中間連結財務諸表は、IAS第34号に準拠して作成しています。当社は連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第312条の規定を適用しています。要約中間連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
なお、本要約中間連結財務諸表は、2024年11月8日に取締役代表執行役会長兼ESGオフィサー竹内康雄及び執行役CFO泉竜也によって承認されています。
(2)機能通貨及び表示通貨
要約中間連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しています。
(3)表示方法の変更
(要約中間連結キャッシュ・フロー計算書)
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
前中間連結会計期間において、独立掲記していました「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「固定資産除売却損益」は、重要性が低下したため、当中間連結会計期間より「その他」に含めて表示しています。この表示方法の変更を反映させるため、前中間連結会計期間の要約中間連結財務諸表の組替を行っています。
この結果、前中間連結会計期間の要約中間連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた15,312百万円は、「固定資産除売却損益」71百万円を「その他」へ組み替えたことにより、15,383百万円へ組み替えています。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
前中間連結会計期間において、独立掲記していました「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「有形固定資産の売却による収入」は、重要性が低下したため、当中間連結会計期間より「その他」に含めて表示しています。この表示方法の変更を反映させるため、前中間連結会計期間の要約中間連結財務諸表の組替を行っています。
この結果、前中間連結会計期間の要約中間連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた△45百万円は、「有形固定資産の売却による収入」974百万円を「その他」へ組み替えたことにより、929百万円へ組み替えています。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
前中間連結会計期間において、独立掲記していました「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの純増減額」は、重要性が低下したため、当中間連結会計期間より「その他」に含めて表示しています。この表示方法の変更を反映させるため、前中間連結会計期間の要約中間連結財務諸表の組替を行っています。
この結果、前中間連結会計期間の要約中間連結キャッシュ・フロー計算書において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた△2,092百万円は、「短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの純増減額」△3百万円を「その他」へ組み替えたことにより、△2,095百万円へ組み替えています。
当社グループの要約中間連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、前連結会計年度において適用した会計方針と同一です。
IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用、資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を行うことが要求されています。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されており、その影響は、その見積りを見直した期間及びそれ以降の期間において認識しています。
要約中間連結財務諸表における重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断の詳細については、前連結会計年度に係る連結財務諸表に記載した内容から変更ありません。
(1)報告セグメントの概要
当社グループの事業セグメントは、分離された財務情報が入手可能であり、経営資源の配分の決定及び業績の評価を行うために、定期的に検討を行う単位となっているものです。
当社グループは、従来「内視鏡事業」「治療機器事業」及び「その他事業」の3区分を報告セグメントとしていましたが、当中間連結会計期間より「内視鏡事業」及び「治療機器事業」の2区分を報告セグメントとすることに変更しており、前中間連結会計期間についても同様の形で表示しています。
当社は、PTCJ-6Oホールディングス株式会社及びPTCJ-6Fホールディングス株式会社(ポラリス・キャピタル・グループ株式会社が設立した特別目的会社で以下、「ポラリス・キャピタル・グループ」と総称します)に対して、オリンパステルモバイオマテリアル株式会社およびFH Ortho SAS社(以下、「FHOグループ」)から構成される整形外科事業を譲渡することについて、ポラリス・キャピタル・グループとの間でプット・オプション契約を締結し、当該契約に基づき、2024年7月12日に譲渡を完了しました。
この譲渡の結果、従来の「その他事業」に関して財務情報として金額的な重要性が低下するため、上記の通りセグメント区分の変更を行っています。
なお、当中間連結会計期間より、当社グループ内の会社組織変更および業績管理区分の見直しに伴い、従来「その他」に計上していたセグメント間の売上高を「内視鏡」および「治療機器」の区分に配分のうえ計上しています。前中間連結会計期間についても、変更後の区分に組み替えて表示しています。
なお、報告セグメントに属する主要な製品及びサービスは以下のとおりです。
報告セグメント |
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主要な製品及びサービス |
内視鏡事業 |
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消化器内視鏡、外科内視鏡、医療サービス |
治療機器事業 |
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消化器科処置具、泌尿器科製品、呼吸器科製品、エネルギー・デバイス、耳鼻咽喉科製品、婦人科製品 |
(2)報告セグメントの収益及び業績
当社グループの報告セグメントにおける収益及び業績は以下のとおりです。なお、報告セグメントの会計処理の方法は、注記「4.重要性がある会計方針」に記載のとおりです。
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
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(単位:百万円) |
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報告セグメント |
その他 (注2) |
調整額 (注3) |
要約中間連結財務諸表計上額 |
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内視鏡 |
治療機器 |
計 |
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売上高 |
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外部顧客への売上高 |
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セグメント間の売上高(注1) |
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△ |
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売上高計 |
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△ |
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営業利益(又は損失) |
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△ |
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△ |
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金融収益 |
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金融費用 |
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税引前中間利益(△は損失) |
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△ |
その他の項目 |
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持分法による投資損益 |
△ |
△ |
△ |
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△ |
減価償却費及び償却費 |
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減損損失(△は戻し入れ) |
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△ |
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(注1) セグメント間の売上高は、市場実勢価格に基づいています。
(注2) その他の金額は、新規事業に関する研究開発や探索活動などの報告セグメントに含まれない事業セグメントの金額です。
(注3) 営業利益(又は損失)の調整額は、セグメント間取引消去並びに報告セグメントに帰属しない一般管理費及び基礎的研究費等からなる全社費用です。
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
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(単位:百万円) |
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報告セグメント |
その他 (注2) |
調整額 (注3) |
要約中間連結財務諸表計上額 |
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内視鏡 |
治療機器 |
計 |
|||
売上高 |
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外部顧客への売上高 |
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セグメント間の売上高(注1) |
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△ |
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売上高計 |
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△ |
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営業利益(又は損失) |
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△ |
△ |
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金融収益 |
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金融費用 |
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税引前中間利益(△は損失) |
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|
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その他の項目 |
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持分法による投資損益 |
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△ |
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|
減価償却費及び償却費 |
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|
減損損失 |
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|
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(注1) セグメント間の売上高は、市場実勢価格に基づいています。
(注2) その他の金額は、新規事業に関する研究開発や探索活動などの報告セグメントに含まれない事業セグメントの金額です。
(注3) 営業利益(又は損失)の調整額は、セグメント間取引消去並びに報告セグメントに帰属しない一般管理費及び基礎的研究費等からなる全社費用です。
売却目的で保有する資産の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円) |
|
前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2024年9月30日) |
資産 |
|
|
土地 |
41 |
41 |
建物及び構築物 |
14 |
14 |
合計 |
55 |
55 |
前連結会計年度末に売却目的保有に分類した資産は、経営資源最適化の観点から内視鏡セグメント及び治療機器セグメントに帰属する資産であり、前連結会計年度末から1年以内に売却することを予定しています。
当中間連結会計期間末において売却目的保有に分類している資産は、前連結会計年度末に売却目的保有に分類した資産です。
当社グループでは、資産の回収可能価額が帳簿価額を下回った場合に減損損失を認識しています。非金融資産に関する減損損失は、要約中間連結損益計算書の「その他の費用」に計上しています。
事業資産においては、主として事業セグメントの区分ごと、処分予定資産においては、廃棄・売却等により処分が予定されている資産ごと、遊休資産については、個別資産ごとにグルーピングしています。
前中間連結会計期間に認識した主な減損損失は以下のとおりです。
Veran Medical Technologies, Inc.(以下、VMT社) の電磁ナビゲーションシステムの製造・販売終了に伴い、関連する固定資産を回収可能額まで減額し、減損損失40,736百万円(のれん19,720百万円、技術関連資産15,674百万円、商標権243百万円、仕掛中の研究開発3,511百万円、ライセンス利用権1,128百万円等)を計上しています。治療機器セグメントに含まれるVMT社製品の製造・販売に関連する固定資産については、買収完了以降、治療機器事業セグメント内の他の資産とのシナジー等を考慮し、当事業セグメントを資金生成単位とした減損テストを実施していましたが、前中間連結会計期間において買収時に想定していた既存の呼吸器製品との組み合わせによる呼吸器疾患の早期診断・低侵襲治療の実現という当初の目的を達成することが困難であることが判明したこと、さらに社内で求められる品質基準を満たさないことが判明したことを受けて同社製品の開発・販売を終了することを決定したことから、事業セグメント単位ではなく、同社の買収に関して発生した固定資産に対して個別に減損テストを実施しています。回収可能価額は、処分費用控除後の公正価値であり、当該資産は売却が困難であるため、処分費用控除後の公正価値を零としています。なお、公正価値の測定レベルは、レベル3です。公正価値の測定レベルについては、注記「16.金融商品」に記載しています。
VMT 社については、VMT社が有する電磁ナビゲーションシステムやこれに関連する様々なデバイスと当社の気管支鏡システムを組み合わせることで、呼吸器疾患の早期診断・低侵襲治療を進歩させることを目的として、2020年12月に当社グループがVMT社を買収し、呼吸器科分野の事業成長を図ってきました。しかしながら、自主調査の結果、VMT社の技術及び製品が当社グループの品質基準に適合しないことが判明したため、当社は、2023年2月に当該製品の出荷を停止し、さらなる分析と今後の対応を検討してきました。患者さんの安全を最優先に検討した結果、当該製品が当社の品質基準を満たすためには多大なコストが必要であること、出荷再開までに長い時間がかかること、また顧客の臨床ニーズが急速に変化していることから、2023年9月6日に当該製品の製造・販売の終了を決定しました。当該製品の製造・販売終了に伴う損失の金額は、注記「13.その他の収益及びその他の費用」に記載しています。
当中間連結会計期間において、重要な減損損失はありません。
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
(当社製品の自主回収)
当社が行う自主的な市場調査の結果、当社の品質基準に照らし合わせ、患者さんの安全確保を最優先に考え、対象の小腸内視鏡システムの自主回収を行うことを決定しました。この市場対応にかかる費用として、内視鏡事業の売上原価に4,157百万円を引当金として計上しています。
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
(連結子会社の訴訟に関連する引当金の戻入)
当社の連結子会社であるOlympus (Shenzhen) Industrial Ltd.と深圳市安平泰投资发展有限公司との間で控訴審を終結させる旨の裁判上の和解が成立したことに伴い、訴訟等に係る損失に備えるため過去に見積もり計上した引当金を取り崩しています。なお、引当金の戻入額については、注記「13.その他の収益及びその他の費用」に記載しています。
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
(自己株式の処分)
当社は、2023年6月14日付及び2023年7月25日付で事後交付型譲渡制限付株式報酬及び業績連動型株式報酬制度に基づく自己株式の処分を行いました。この処分により自己株式は、前中間連結会計期間において554,030株減少しました。
当該処分の影響として、自己株式が1,231百万円減少しています。
(自己株式の取得)
当社は、2023年5月12日開催の取締役会において、会社法第459条第1項及び当社定款第32条の規定に基づき、自己株式を取得すること及びその具体的な取得方法について決議し、自己株式の取得を以下のとおり実施しました。
(1)2023年5月12日開催の取締役会における決議内容
1. 取得対象株式の種類 当社普通株式
2. 取得しうる株式の総数 55,000,000 株(上限)
3. 株式の取得価額の総額 100,000 百万円(上限)
4. 取得期間 2023年5月15日~2024年1月31日
5. 取得方法 取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付
(2)上記取締役会決議に基づき取得した自己株式
1.取得した株式の総数 32,561,000株
2.株式の取得価額の総額 63,976百万円
3.取得期間 2023年5月15日~2023年9月30日
(非支配持分との資本取引)
当社グループは、2023年8月4日付で、オリンパステルモバイオマテリアル株式会社(以下、OTB)の全株式を取得し、当社グループのOTBに対する持分比率が66.6%から100%に上昇したことにより、OTBは当社グループの完全子会社になりました。この結果、前中間連結会計期間において、非支配持分が1,329百万円、資本剰余金が1,592百万円減少しました。
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
(自己株式の消却)
当社は、2023年11月9日開催の取締役会決議に基づき、2024年4月30日付で自己株式の消却を行いました。この消却により自己株式は、当中間連結会計期間において37,446,500株減少しました。当該消却の影響として、自己株式が77,161百万円減少し(資本におけるマイナス表示額の縮小)、資本剰余金についても77,161百万円減少しています。
なお、上記消却の金額は資本剰余金の中のその他資本剰余金から減額していますが、その他資本剰余金を上回る金額については利益剰余金より減額しています。
(自己株式の処分)
当社は、2024年6月10日付及び2024年7月24日付で事後交付型譲渡制限付株式報酬及び業績連動型株式報酬制度に基づく自己株式の処分などを行いました。これらの処分により自己株式は、当中間連結会計期間において692,833株減少しました。当該処分の影響として、自己株式が1,425百万円減少しています。
(自己株式の取得)
当社は、2024年5月10日開催の取締役会において、会社法第459条第1項及び当社定款第32条の規定に基づき、自己株式を取得すること及びその具体的な取得方法について決議し、自己株式の取得を以下のとおり実施しました。
(1)2024年5月10日開催の取締役会における決議内容
1. 取得対象株式の種類 当社普通株式
2. 取得しうる株式の総数 60,000,000株(上限)
3. 株式の取得価額の総額 100,000 百万円(上限)
4. 取得期間 2024年5月13日~2024年12月31日
5. 取得方法 取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付
(2)上記取締役会決議に基づき取得した自己株式
1.取得した株式の総数 22,373,500株
2.株式の取得価額の総額 56,463百万円
3.取得期間 2024年5月13日~2024年9月30日
なお、当中間連結会計期間末後の自己株式の取得については、注記「19.後発事象 (自己株式の取得)」に記載しています。
配当金の支払額は以下のとおりです。
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
決議日 |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
2023年5月12日 取締役会 |
普通株式 |
20,057 |
16 |
2023年3月31日 |
2023年6月6日 |
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
決議日 |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
2024年5月10日 取締役会 |
普通株式 |
20,981 |
18 |
2024年3月31日 |
2024年6月5日 |
当社グループは、内視鏡事業、治療機器事業、及びその他事業を基本にして組織が構成されていましたが、当中間連結会計期間より、内視鏡事業及び治療機器事業を基本にした組織構成に変更しています。
当社は、PTCJ-60ホールディングス株式会社及びPTCJ-6Fホールディングス株式会社(ポラリス・キャピタル・グループ株式会社が設立した特別目的会社で以下、「ポラリス・キャピタル・グループ」と総称します)に対して、オリンパステルモバイオマテリアル株式会社およびFH Ortho SAS社(以下、「FHOグループ」)から構成される整形外科事業を譲渡することについて、ポラリス・キャピタル・グループとの間でプット・オプション契約を締結し、当該契約に基づき、2024年7月12日に譲渡を完了しました。
この譲渡の結果、従来の「その他事業」に関して財務情報として金額的な重要性が低下するため、上記の通り組織構成の変更を行っています。
内視鏡事業及び治療機器事業については、事業毎に分離された財務情報が入手可能であり、経営資源の配分の決定及び業績の評価を行うために、定期的に検討を行う単位となっていることから、これらの事業で計上する収益を売上高として表示しています。また、売上高は顧客の所在地に基づき地域別に分解しています。これらの分解した売上高と各事業セグメントの売上高との関連は以下のとおりです。
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
(単位:百万円) |
|
内視鏡 |
治療機器 |
その他 |
計 |
日本 |
34,730 |
21,913 |
597 |
57,240 |
北米 |
96,790 |
63,243 |
9 |
160,042 |
欧州 |
62,651 |
41,014 |
53 |
103,718 |
中国 |
40,806 |
15,945 |
311 |
57,062 |
アジア・オセアニア |
28,288 |
14,160 |
58 |
42,506 |
その他 |
7,602 |
3,423 |
- |
11,025 |
合計 |
270,867 |
159,698 |
1,028 |
431,593 |
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
(単位:百万円) |
|
内視鏡 |
治療機器 |
その他 |
計 |
日本 |
32,812 |
19,394 |
214 |
52,420 |
北米 |
123,288 |
75,404 |
3 |
198,695 |
欧州 |
69,028 |
46,537 |
43 |
115,608 |
中国 |
33,484 |
14,323 |
14 |
47,821 |
アジア・オセアニア |
30,259 |
15,263 |
11 |
45,533 |
その他 |
9,835 |
4,117 |
- |
13,952 |
合計 |
298,706 |
175,038 |
285 |
474,029 |
内視鏡事業においては、消化器内視鏡、外科内視鏡などの医療機器の販売並びにリース及び修理などの医療サービスを行っており、国内外の医療機関を主な顧客としています。
治療機器事業においては、消化器科処置具、泌尿器科製品、呼吸器科製品、エネルギーデバイス並びに耳鼻咽喉科製品及び婦人科製品などの医療機器の販売を行っており、国内外の医療機関を主な顧客としています。
その他には、新規事業に関する研究開発や探索活動などの報告セグメントに含まれない事業セグメントに関連する売上高が含まれています。
これらの製品の販売等にかかる収益は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一の会計方針に従って、会計処理しています。
(1)その他の収益
その他の収益のうち、主なものは以下のとおりです。
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
(コラーゲン事業及び歯科用商品販売事業の譲渡)
コラーゲン事業及び歯科用商品販売事業に対する支配の喪失に伴って認識した譲渡益1,127百万円を「その他の収益」に計上しています。詳細は、注記「15.キャッシュ・フロー情報 (コラーゲン事業及び歯科用商品販売事業の譲渡)」に記載のとおりです。
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
(連結子会社の訴訟に関連する引当金の戻入)
当社の連結子会社であるOlympus (Shenzhen) Industrial Ltd.と深圳市安平泰投资发展有限公司との間で控訴審を終結させる旨の裁判上の和解が成立したことに伴い、訴訟等に係る損失に備えるため過去に見積もり計上した引当金の戻入額1,308百万円を「その他の収益」に計上しています。
(2)その他の費用
その他の費用のうち、主なものは以下のとおりです。
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
(品質関連費用)
各国当局の医療機器に対する品質法規制を遵守し、品質保証機能を強化する目的で、コンプレイント対応、医療機器報告(MDR)、プロセスおよび設計の検証等の改善活動費用11,938百万円を「その他の費用」に計上しています。
(Veran Medical Technologies,Inc. 製品の製造・販売終了に関する損失)
Veran Medical Technologies,Inc.の電磁ナビゲーションシステムの製造・販売終了に関する損失49,586百万円(棚卸資産評価損2,278百万円、固定資産の減損損失40,736百万円 (注)、製品の自主回収に伴う費用等6,572百万円)を「その他の費用」に計上しています。
(注)固定資産の減損損失の内容については、注記「8.非金融資産の減損」に記載のとおりです。
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
(品質関連費用)
各国当局の医療機器に対する品質法規制を遵守し、品質保証機能を強化する目的で、コンプレイント対応、医療機器報告(MDR)、プロセスおよび設計の検証等の改善活動費用10,998百万円を「その他の費用」に計上しています。
(社外転進支援制度の実施)
当社および当社グループ会社が実施した社外転進支援制度による特別支援金の支給や再就職の支援において
発生する費用として、2,764百万円を「その他の費用」に計上しています。
(1)基本的1株当たり中間利益及び希薄化後1株当たり中間利益
|
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
基本的1株当たり中間利益(△は損失)(円) |
|
|
継続事業 |
△10.15 |
42.49 |
非継続事業 |
183.96 |
△0.25 |
基本的1株当たり中間利益 |
173.81 |
42.24 |
希薄化後1株当たり中間利益(△は損失)(円) |
|
|
継続事業 |
△10.15 |
42.41 |
非継続事業 |
183.96 |
△0.25 |
希薄化後1株当たり中間利益 |
173.81 |
42.16 |
|
前第2四半期連結会計期間 (自 2023年7月1日 至 2023年9月30日) |
当第2四半期連結会計期間 (自 2024年7月1日 至 2024年9月30日) |
基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円) |
|
|
継続事業 |
△21.16 |
29.90 |
非継続事業 |
1.52 |
△0.08 |
基本的1株当たり四半期利益 |
△19.64 |
29.82 |
希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)(円) |
|
|
継続事業 |
△21.16 |
29.84 |
非継続事業 |
1.52 |
△0.07 |
希薄化後1株当たり四半期利益 |
△19.64 |
29.77 |
(2)基本的1株当たり中間利益及び希薄化後1株当たり中間利益の算定上の基礎
|
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
基本的1株当たり中間利益及び希薄化後1株当たり中間利益の計算に使用する中間利益 |
|
|
親会社の所有者に帰属する中間利益(百万円) |
216,296 |
48,978 |
親会社の普通株主に帰属しない中間利益(百万円) |
- |
- |
基本的1株当たり中間利益の計算に使用する中間利益(△は損失)(百万円) |
216,296 |
48,978 |
継続事業 |
△12,631 |
49,263 |
非継続事業 |
228,927 |
△285 |
中間利益調整額(百万円) |
- |
- |
希薄化後1株当たり中間利益の計算に使用する中間利益(△は損失)(百万円) |
216,296 |
48,978 |
継続事業 |
△12,631 |
49,263 |
非継続事業 |
228,927 |
△285 |
|
|
|
基本的1株当たり中間利益及び希薄化後1株当たり中間利益の計算に使用する普通株式の加重平均株式数 |
|
|
普通株式の加重平均株式数(千株) |
1,244,420 |
1,159,474 |
普通株式増加数 |
|
|
ストック・オプションによる新株予約権(千株) |
- |
277 |
業績連動型株式報酬による普通株式(千株) |
- |
1,020 |
事後交付型譲渡制限付株式報酬による普通株式(千株) |
- |
854 |
希薄化後の普通株式の期中平均株式数(千株) |
1,244,420 |
1,161,625 |
(注)前中間連結会計期間においては、ストック・オプションによる新株予約権、業績連動型株式報酬による普通株式及び事後交付型譲渡制限付株式報酬による普通株式の増加が、親会社の所有者に帰属する継続事業からの1株当たり中間損失を減少させるため、希薄化効果の調整に含めていません。
|
前第2四半期連結会計期間 (自 2023年7月1日 至 2023年9月30日) |
当第2四半期連結会計期間 (自 2024年7月1日 至 2024年9月30日) |
基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(△は損失) |
|
|
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) |
△24,264 |
34,395 |
親会社の普通株主に帰属しない四半期利益(百万円) |
- |
- |
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(△は損失)(百万円) |
△24,264 |
34,395 |
継続事業 |
△26,143 |
34,477 |
非継続事業 |
1,879 |
△82 |
四半期利益調整額(百万円) |
- |
- |
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(△は損失)(百万円) |
△24,264 |
34,395 |
継続事業 |
△26,143 |
34,477 |
非継続事業 |
1,879 |
△82 |
|
|
|
基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する普通株式の加重平均株式数 |
|
|
普通株式の加重平均株式数(千株) |
1,235,285 |
1,153,255 |
普通株式増加数 |
|
|
ストック・オプションによる新株予約権(千株) |
- |
275 |
業績連動型株式報酬による普通株式(千株) |
- |
1,042 |
事後交付型譲渡制限付株式報酬による普通株式(千株) |
- |
833 |
希薄化後の普通株式の期中平均株式数(千株) |
1,235,285 |
1,155,405 |
(注)前第2四半期連結会計期間においては、ストック・オプションによる新株予約権、業績連動型株式報酬による普通株式及び事後交付型譲渡制限付株式報酬による普通株式の増加が、親会社の所有者に帰属する継続事業からの1株当たり四半期損失を減少させるため、希薄化効果の調整に含めていません。
前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
(科学事業の譲渡)
(ⅰ)取引の概要
当社は、科学事業を行っている当社の連結子会社である株式会社エビデント(以下、エビデント)の全株式をベインキャピタルが投資助言を行う投資ファンドが間接的に株式を保有する特別目的会社である株式会社BCJ-66へ譲渡する契約を2022年8月29日に締結し、2023年4月3日をもって譲渡手続きを完了しました。この結果、当社は同日付を以てエビデントに対する支配を喪失しました。
(ⅱ)支配の喪失を伴う資産及び負債
|
(単位:百万円) |
|
金額 |
流動資産 |
118,936 |
非流動資産 |
50,119 |
資産合計 |
169,055 |
流動負債 |
30,657 |
非流動負債 |
12,497 |
負債合計 |
43,154 |
(ⅲ)支配の喪失に伴うキャッシュ・フロー
|
(単位:百万円) |
|
金額 |
支配喪失の対価として受け取った現金及び現金同等物 |
420,973 |
事業譲渡に関連する費用 |
△2,892 |
支配を喪失した子会社における現金及び現金同等物 |
△36,183 |
科学事業の譲渡による収入(注) |
381,898 |
(注)科学事業の譲渡による収入は、要約中間連結キャッシュ・フロー計算書において投資活動によるキャッシュ・フローに含まれています。
(ⅳ)支配の喪失に伴う損益
エビデントに対する支配の喪失に伴って認識した譲渡益は349,036百万円であり、要約中間連結損益計算書上、「非継続事業からの中間利益(△は損失)」に含めています。
(Gyrus Medical Limitedの譲渡)
(ⅰ)取引の概要
当社は、当社の連結子会社であるGyrus Medical Limited(以下、GML)の全株式をATL TECHNOLOGY UK HOLDINGS LIMITEDへ譲渡する契約を2023年4月21日付で締結しました。
当株式譲渡契約に基づく株式の譲渡は、同日完了し当社はGMLに対する支配を喪失しました。
(ⅱ)支配の喪失を伴う資産及び負債
|
(単位:百万円) |
|
金額 |
流動資産 |
2,226 |
非流動資産 |
1,285 |
資産合計 |
3,511 |
流動負債 |
688 |
非流動負債 |
17 |
負債合計 |
705 |
(ⅲ)支配の喪失に伴うキャッシュ・フロー
|
(単位:百万円) |
|
金額 |
支配喪失の対価として受け取った現金及び現金同等物 |
4,375 |
支配を喪失した子会社における現金及び現金同等物 |
△0 |
子会社の売却による収入(注) |
4,375 |
(注)子会社の売却による収入は、要約中間連結キャッシュ・フロー計算書において投資活動によるキャッシュ・フローに含まれています。
(ⅳ)支配の喪失に伴う損益
GMLに対する支配の喪失に伴って認識した譲渡益は74百万円であり、要約中間連結損益計算書上、「その他の収益」に含めています。
(コラーゲン事業及び歯科用商品販売事業の譲渡)
(ⅰ)取引の概要
当社の連結子会社であるオリンパステルモバイオマテリアル株式会社は、2023年3月28日付で株式会社ジーシーとの間で当社グループの「その他事業」に含まれるコラーゲン製品の開発・製造・販売事業及び歯科用商品販売事業の譲渡に関する会社分割契約を締結しています。当該契約に基づき、2023年7月3日に当該事業の譲渡を完了しています。この結果、当社は同日付を以てコラーゲン事業及び歯科用商品販売事業に対する支配を喪失しました。
(ⅱ)支配の喪失を伴う資産及び負債
|
(単位:百万円) |
|
金額 |
流動資産 |
158 |
非流動資産 |
399 |
資産合計 |
557 |
流動負債 |
28 |
非流動負債 |
- |
負債合計 |
28 |
(ⅲ)支配の喪失に伴うキャッシュ・フロー
|
(単位:百万円) |
|
金額 |
支配喪失の対価として受け取った現金及び現金同等物 |
1,769 |
事業譲渡に関連する費用 |
△113 |
コラーゲン事業及び歯科用商品販売事業の譲渡による収入(注) |
1,656 |
(注)コラーゲン事業及び歯科用商品販売事業の譲渡による収入は、要約中間連結キャッシュ・フロー計算書において投資活動によるキャッシュ・フローに含まれています。
(ⅳ)支配の喪失に伴う損益
コラーゲン事業及び歯科用商品販売事業に対する支配の喪失に伴って認識した譲渡益は1,127百万円であり、要約中間連結損益計算書上、「その他の収益」に含めています。
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
(整形外科事業の譲渡)
(ⅰ)取引の概要
当社は、PTCJ-6Oホールディングス株式会社及びPTCJ-6Fホールディングス株式会社(ポラリス・キャピタル・グループ株式会社が設立した特別目的会社で以下、「ポラリス・キャピタル・グループ」と総称します)に対して、オリンパステルモバイオマテリアル株式会社およびFH Ortho SAS社(以下、「FHOグループ」)から構成される整形外科事業を譲渡することについて、ポラリス・キャピタル・グループとの間でプット・オプション契約を締結しました。当該契約に基づき、2024年7月12日に本事業譲渡を完了しています。この結果、当社は同日付を以て整形外科事業に対する支配を喪失しました。
(ⅱ)支配の喪失を伴う資産及び負債
|
(単位:百万円) |
|
金額 |
流動資産 |
10,122 |
非流動資産 |
2,358 |
資産合計 |
12,480 |
流動負債 |
2,937 |
非流動負債 |
1,093 |
負債合計 |
4,030 |
(ⅲ)支配の喪失に伴うキャッシュ・フロー
|
(単位:百万円) |
|
金額 |
支配喪失の対価として受け取った現金及び現金同等物(注1) |
3,682 |
事業譲渡に関連する費用 |
- |
支配を喪失した子会社における現金及び現金同等物 |
△1,554 |
整形外科事業の譲渡による収入(注2) |
2,128 |
(注1)契約上の価格調整を行い確定します。
(注2)整形外科事業の譲渡による収入は、要約中間連結キャッシュ・フロー計算書において投資活動による
キャッシュ・フローに含まれています。
(ⅳ)支配の喪失に伴う損益
整形外科事業に対する支配の喪失に伴って認識した譲渡損は207百万円であり、要約中間連結損益計算書上、「非継続事業からの中間利益(△は損失)」に含めています。
金融商品の公正価値
公正価値の測定レベルは、測定に用いた評価技法へのインプットの観察可能性に応じて以下の3つに区分しています。
レベル1:同一の資産又は負債に関する活発な市場における(無調整の)市場価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算定された公正価値
レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプットを含む評価技法から算定された公正価値
金融商品のレベル間の振替は、各中間連結会計期間末に発生したものとして認識しています。なお、前連結会計年度及び当中間連結会計期間において、レベル間の振替が行われた重要な金融商品はありません。
(1)公正価値で測定される金融商品
公正価値で測定される主な金融商品の測定方法は以下のとおりです。
(その他の金融資産、その他の金融負債)
上場株式はレベル1に区分し、各期末の市場価格によって測定しています。
非上場株式等はレベル3に区分し、類似公開会社比較法等の評価技法を用いて測定しています。
デリバティブ資産・負債はレベル2に区分し、通貨デリバティブは先物為替相場、金利デリバティブは市場金利や信用リスク、満期までの期間等の観察可能なデータに基づいて、それぞれ測定しています。
企業結合により生じた条件付対価の公正価値は、レベル3に区分し、将来の支払い可能性を見積り測定しています。
公正価値で測定される主な金融商品の、公正価値の測定レベル別の内訳は以下のとおりです。
前連結会計年度(2024年3月31日)
(単位:百万円) |
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
金融資産 |
|
|
|
|
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 |
|
|
|
|
デリバティブ資産 |
- |
14,358 |
- |
14,358 |
株式等 |
- |
- |
704 |
704 |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 |
|
|
|
|
株式等 |
538 |
- |
7,014 |
7,552 |
金融負債 |
|
|
|
|
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 |
|
|
|
|
デリバティブ負債 |
- |
2,483 |
- |
2,483 |
条件付対価 |
- |
- |
7,119 |
7,119 |
当中間連結会計期間(2024年9月30日)
(単位:百万円) |
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
金融資産 |
|
|
|
|
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 |
|
|
|
|
デリバティブ資産 |
- |
13,074 |
- |
13,074 |
株式等 |
- |
- |
787 |
787 |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 |
|
|
|
|
株式等 |
575 |
- |
14,572 |
15,147 |
金融負債 |
|
|
|
|
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 |
|
|
|
|
デリバティブ負債 |
- |
560 |
- |
560 |
条件付対価 |
- |
- |
3,499 |
3,499 |
レベル3に区分された金融資産の増減は以下のとおりです。
(単位:百万円) |
|
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
期首残高 |
7,368 |
7,718 |
利得及び損失(注) |
|
|
純損益 |
60 |
68 |
その他の包括利益 |
61 |
53 |
購入 |
15 |
8,458 |
その他 |
594 |
△938 |
期末残高 |
8,098 |
15,359 |
(注) 純損益に認識した利得又は損失は、主に要約中間連結損益計算書上の「金融収益」又は「金融費用」に表示しており、その他の包括利益に認識した利得又は損失は、要約中間連結包括利益計算書上の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に表示しています。
純損益に認識した利得又は損失合計の内、各中間連結会計期間末において保有する金融商品に係るものは、前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間において、それぞれ60百万円及び68百万円です。
レベル3に区分された金融負債の増減は以下のとおりです。
(単位:百万円) |
|
前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
期首残高 |
8,226 |
7,119 |
決済 |
△314 |
△3,877 |
公正価値の変動 |
687 |
298 |
その他 |
721 |
△41 |
期末残高 |
9,320 |
3,499 |
(2)償却原価で測定される金融商品
償却原価で測定される主な金融商品の公正価値の測定方法は以下のとおりです。なお、これらの金融商品は主としてレベル2に区分しています。
(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)
短期間で決済されるものについては、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって測定しています。
リース債権は、一定の期間ごとに区分した債権毎に、債権の額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割引いた現在価値に基づいて測定しています。
(その他の金融資産、その他の金融負債)
短期間で決済されるものについては、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって測定しています。
(社債及び借入金)
固定金利による社債及び借入金は、将来キャッシュ・フローを同様の社債の発行や新規借入を行った場合に想定される利率で割引いて測定しています。
変動金利による借入金は、短期間で市場金利を反映し、また、信用状態は実行後大きく異なっていないため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって測定しています。
なお、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーは、短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって測定しています。
償却原価で測定される主な金融商品の帳簿価額と公正価値は以下のとおりです。なお、帳簿価額と公正価値がほぼ等しい金融商品は下表に含めていません。
(単位:百万円) |
|
前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当中間連結会計期間 (2024年9月30日) |
||
帳簿価額 |
公正価値 |
帳簿価額 |
公正価値 |
|
金融資産 |
|
|
|
|
リース債権 |
86,238 |
86,085 |
86,787 |
86,874 |
金融負債 |
|
|
|
|
社債 |
145,250 |
139,324 |
141,000 |
136,613 |
借入金 |
94,372 |
94,225 |
94,475 |
94,438 |
(1)科学事業
当社は、2022年8月29日付で、ベインキャピタルが投資助言を行う投資ファンドが間接的に株式を保有する特別目的会社である株式会社BCJ-66と、当社の科学事業の譲渡に関する株式譲渡契約を締結しました。これに伴い、科学事業に関わる損益を非継続事業に分類しています。なお、科学事業を行っているエビデント株式の譲渡は、2023年4月3日に完了しています。詳細は、注記「15.キャッシュ・フロー情報」に記載のとおりです。
①非継続事業の損益
非継続事業の損益は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
|
前中間連結会計期間 |
当中間連結会計期間 |
売上高 |
- |
- |
売上原価 |
- |
- |
売上総利益 |
- |
- |
販売費及び一般管理費 |
388 |
- |
その他の収益(注1) |
349,156 |
- |
その他の費用(注2) |
586 |
- |
営業利益 |
348,182 |
- |
金融収益 |
- |
- |
金融費用 |
- |
- |
税引前中間利益 |
348,182 |
- |
法人所得税費用(注3) |
120,033 |
- |
非継続事業からの中間利益 |
228,149 |
- |
(注1) その他の収益には、科学事業の譲渡益が、前中間連結会計期間において349,036百万円含まれています。
(注2) その他の費用には、科学事業の分社化及びその経営体制の強化に係る費用が、前中間連結会計期間において116百万円含まれています。
(注3) 前中間連結会計期間における法人所得税費用120,033百万円は、科学事業の譲渡益に関連する税金費用です。
②非継続事業のキャッシュ・フロー
非継続事業のキャッシュ・フローは、以下のとおりです。
(単位:百万円)
非継続事業のキャッシュ・フロー |
前中間連結会計期間 |
当中間連結会計期間 |
営業活動によるキャッシュ・フロー(純額) |
△57,668 |
- |
投資活動によるキャッシュ・フロー(純額) (注) |
433,898 |
- |
財務活動によるキャッシュ・フロー(純額) |
- |
- |
(注) 投資活動によるキャッシュ・フロー(純額)には、前中間連結会計期間において、科学事業の譲渡による収入381,898百万円及び株式会社エビデントからの貸付金の回収による収入52,000百万円が含まれています。
(2)整形外科事業
当社は、PTCJ-6Oホールディングス株式会社及びPTCJ-6Fホールディングス株式会社(ポラリス・キャピタル・グループ株式会社が設立した特別目的会社で以下、「ポラリス・キャピタル・グループ」と総称します)に対して、オリンパステルモバイオマテリアル株式会社およびFH Ortho SAS社(以下、「FHOグループ」)から構成される整形外科事業を譲渡することについて、ポラリス・キャピタル・グループとの間でプット・オプション契約を締結し、当該契約に基づき、2024年7月12日に譲渡を完了しました。
これに伴い、当中間連結会計期間より、整形外科事業に関わる損益を非継続事業に分類しており、前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間についても同様の形で表示しています。
①非継続事業の損益
非継続事業の損益は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
|
前中間連結会計期間 |
当中間連結会計期間 |
売上高 |
5,051 |
2,951 |
売上原価 |
1,844 |
1,006 |
売上総利益 |
3,207 |
1,945 |
販売費及び一般管理費 |
3,152 |
1,865 |
その他の収益 |
1,129 |
1 |
その他の費用 |
162 |
410 |
営業利益(△は損失) |
1,022 |
△329 |
金融収益 |
75 |
22 |
金融費用 |
4 |
3 |
税引前中間利益(△は損失) |
1,093 |
△310 |
法人所得税費用 |
315 |
△25 |
非継続事業からの中間利益(△は損失) |
778 |
△285 |
②非継続事業のキャッシュ・フロー
非継続事業のキャッシュ・フローは、以下のとおりです。
(単位:百万円)
非継続事業のキャッシュ・フロー |
前中間連結会計期間 |
当中間連結会計期間 |
営業活動によるキャッシュ・フロー(純額) |
△323 |
△830 |
投資活動によるキャッシュ・フロー(純額) (注) |
1,125 |
4,946 |
財務活動によるキャッシュ・フロー(純額) |
△3,193 |
△43 |
(注) 投資活動によるキャッシュ・フロー(純額)には、当中間連結会計期間において、整形外科事業の譲渡による収入2,128百万円及びオリンパステルモバイオマテリアル株式会社からの貸付金の回収による収入3,101百万円が含まれています。
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事項から、重要な変動はありません。
(自己株式の取得)
当社は、2024年5月10日開催の取締役会において、会社法第459条第1項及び当社定款第32条の規定に基づき、自己株式を取得すること及びその具体的な取得方法について決議し、自己株式の取得を以下のとおり実施しました。
(1)2024年5月10日開催の取締役会における決議内容
1. 取得対象株式の種類 当社普通株式
2. 取得しうる株式の総数 60,000,000株(上限)
3. 株式の取得価額の総額 100,000百万円(上限)
4. 取得期間 2024年5月13日~2024年12月31日
5. 取得方法 取引一任契約に基づく東京証券取引所における市場買付
(2)上記取締役会決議に基づき当中間連結会計期間後に取得した自己株式
(受渡ベース)
1.取得した株式の総数 7,590,700株
2.株式の取得価額の総額 21,239百万円
3.取得期間 2024年10月1日~2024年10月31日
(約定ベース)
1.取得した株式の総数 8,363,100株
2.株式の取得価額の総額 23,327百万円
3.取得期間 2024年10月1日~2024年10月31日
2024年5月10日開催の取締役会において、次のとおり剰余金の配当を行うことを決議いたしました。
(イ)配当金の総額・・・・・・・・・・・・・・・・・・20,981百万円
(ロ)1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・・・・18円00銭
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日・・・・・・・2024年6月5日
(注)2024年3月31日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し支払いを行います。