(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1 報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、主に国内外の生命保険会社を子会社等とする保険持株会社であり、これらの会社の経営管理等を行っております。また、これらの会社は保険業法等の規制環境の下にあります。

従って、当社は、傘下の子会社等を基礎としたセグメントから構成されており、「国内保険事業」、「海外保険事業」、「その他事業」の3つを報告セグメントとしております。

「国内保険事業」は国内の保険事業を行っている子会社から構成されており、「海外保険事業」は海外の保険事業を行っている子会社及び関連会社から構成されております。「国内保険事業」及び「海外保険事業」のどちらにも該当しない当社、子会社及び関連会社は「その他事業」としており、主にグループ会社の経営管理及び資産運用事業であります。

 

2 報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。また、報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります。

セグメント間の内部収益は、市場実勢価格等に基づいております。

 

 

3 報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)2

中間連結
財務諸表
計上額
(注)3

国内保険
事業

海外保険
事業

その他事業

経常収益(注)1

 

 

 

 

 

 

 外部顧客からの経常収益

4,220,055

1,593,471

7,182

5,820,709

283,996

5,536,713

 セグメント間の内部
 経常収益又は振替高

117,215

27,828

202,269

347,314

347,314

4,337,271

1,621,299

209,452

6,168,023

631,310

5,536,713

セグメント利益又は損失(△)

174,485

86,544

196,434

457,463

192,918

264,544

セグメント資産

45,074,210

20,019,946

3,156,071

68,250,228

2,852,768

65,397,460

セグメント負債

42,669,137

19,385,771

599,981

62,654,889

261,843

62,393,046

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 賃貸用不動産等減価償却費

7,228

11

7,239

7,239

 減価償却費

26,629

11,284

141

38,056

38,056

 のれんの償却額

533

4,244

4,777

4,777

 利息及び配当金等収入

452,691

256,965

195,207

904,864

197,547

707,317

 支払利息

4,368

15,691

2,382

22,441

2,271

20,170

 持分法投資利益又は

 損失(△)

1,229

4,216

5,446

5,446

 特別利益

314

156

471

471

 特別損失

10,487

163

10,650

10,650

 (減損損失)

(856)

(-)

(-)

(856)

(-)

(856)

 税金費用

34,618

19,873

482

54,010

54,010

 持分法適用会社への投資額

53,980

40,834

94,814

94,814

 有形固定資産及び
 無形固定資産の増加額

36,562

2,545

16

39,124

39,124

 

(注)1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

2 調整額は次のとおりであります。

(1) 外部顧客からの経常収益の調整額△283,996百万円は、主に経常収益のうちその他経常収益241,427百万円、金融派生商品収益18,760百万円について、中間連結損益計算書上は、経常費用のうち責任準備金繰入額、金融派生商品費用にそれぞれ含めたことによる振替額であります。

(2) セグメント利益又は損失(△)の調整額△192,918百万円は、主に関係会社からの受取配当金の消去額であります。

(3) セグメント資産の調整額△2,852,768百万円は、主に関係会社株式の消去額であります。

(4) セグメント負債の調整額△261,843百万円は、主にセグメント間の債権債務消去額であります。

(5) その他の項目の調整額は、主にセグメント間取引の消去額であります。

3 セグメント利益又は損失(△)は、中間連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。

 

 

当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)2

中間連結
財務諸表
計上額
(注)3

国内保険
事業

海外保険
事業

その他事業

経常収益(注)1

 

 

 

 

 

 

 外部顧客からの経常収益

4,212,291

1,895,172

17,588

6,125,052

933,808

5,191,244

 セグメント間の内部
 経常収益又は振替高

208,035

26,454

252,032

486,522

486,522

4,420,326

1,921,627

269,621

6,611,575

1,420,331

5,191,244

セグメント利益又は損失(△)

284,554

98,967

229,582

613,104

241,007

372,097

セグメント資産

44,340,787

24,789,420

3,894,947

73,025,154

3,548,946

69,476,208

セグメント負債

41,467,760

23,917,072

1,146,415

66,531,248

638,897

65,892,350

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 賃貸用不動産等減価償却費

7,397

4

7,402

7,402

 減価償却費

27,733

14,011

1,376

43,121

43,121

 のれんの償却額

550

4,554

5,014

10,119

10,119

 利息及び配当金等収入

483,084

304,737

245,893

1,033,715

246,076

787,639

 支払利息

5,439

18,564

4,082

28,087

3,454

24,632

 持分法投資利益又は

 損失(△)

888

31

857

857

 特別利益

1,489

348

1,837

1,837

 特別損失

14,329

37

860

15,227

15,227

 (減損損失)

(1,309)

(-)

(-)

(1,309)

(-)

(1,309)

 税金費用

63,042

19,215

749

83,007

83,007

 持分法適用会社への投資額

63,022

81,609

144,631

144,631

 有形固定資産及び
 無形固定資産の増加額

41,583

6,714

403

48,701

48,701

 

(注)1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

2 調整額は次のとおりであります。

(1) 外部顧客からの経常収益の調整額△933,808百万円は、主に経常収益のうちその他経常収益900,404百万円、経常費用のうち売買目的有価証券運用損18,023百万円について、中間連結損益計算書上は、経常費用のうち責任準備金繰入額、経常収益のうち売買目的有価証券運用益にそれぞれ含めたことによる振替額であります。

(2) セグメント利益又は損失(△)の調整額△241,007百万円は、主に関係会社からの受取配当金の消去額であります。

(3) セグメント資産の調整額△3,548,946百万円は、主に関係会社株式の消去額であります。

(4) セグメント負債の調整額△638,897百万円は、主にセグメント間の債権債務消去額であります。

(5) その他の項目の調整額は、主にセグメント間取引の消去額であります。

3 セグメント利益又は損失(△)は、中間連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。

 

 

【関連情報】

前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

1 製品及びサービスごとの情報

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

国内保険
事業

海外保険
事業

その他事業

合計

保険料等収入

2,752,927

929,366

3,682,294

 

 

2 地域ごとの情報
(1) 経常収益

 

 

 

(単位:百万円)

日本

米国

その他

合計

3,675,021

1,018,608

843,083

5,536,713

 

        (注)1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

            2 経常収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

有形固定資産全体に占める本邦の割合が90%を超えているため、地域ごとの情報の記載を省略しております。

 

3 主要な顧客ごとの情報

特定の顧客に対する経常収益で中間連結損益計算書の経常収益の10%を占めるものがないため、主要な顧客ごとの記載を省略しております。

 

当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

1 製品及びサービスごとの情報

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

国内保険
事業

海外保険
事業

その他事業

合計

保険料等収入

2,652,051

944,560

3,596,611

 

 

2 地域ごとの情報
(1) 経常収益

 

 

 

(単位:百万円)

日本

米国

その他

合計

3,001,209

1,103,943

1,086,091

5,191,244

 

        (注)1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

            2 経常収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

有形固定資産全体に占める本邦の割合が90%を超えているため、地域ごとの情報の記載を省略しております。

 

3 主要な顧客ごとの情報

特定の顧客に対する経常収益で中間連結損益計算書の経常収益の10%を占めるものがないため、主要な顧客ごとの記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

国内保険
事業

海外保険
事業

その他事業

合計

当中間期償却額

533

4,244

4,777

当中間期末残高

15,191

105,452

120,643

 

 

当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

国内保険
事業

海外保険
事業

その他事業

合計

当中間期償却額

550

4,554

5,014

10,119

当中間期末残高

13,750

103,962

195,577

313,290

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前中間連結会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

該当事項はありません。

 

当中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

1  1株当たり純資産額及び算定上の基礎は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当中間連結会計期間
(2024年9月30日)

1株当たり純資産額

4,107円03銭

3,894円14銭

(算定上の基礎)

 

 

純資産の部の合計額(百万円)

3,882,157

3,583,857

純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)

302

257

(うち新株予約権(百万円))

(302)

(257)

普通株式に係る中間期末(期末)の純資産額(百万円)

3,881,854

3,583,599

1株当たり純資産額の算定に用いられた中間期末(期末)の普通株式の数(千株)

945,172

920,253

 

(注) 株式給付信託(J-ESOP)により信託口が所有する当社株式は、1株当たり純資産額の算定上、中間期末(期末)発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。

   1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の中間期末(期末)株式数は、前連結会計年度3,807 

   千株、当中間連結会計期間4,229千株であります。

 

2  1株当たり中間純利益及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり中間純利益及び算定上の基礎は、次のとおりであります。

 

前中間連結会計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年9月30日)

当中間連結会計期間

(自  2024年4月1日

至  2024年9月30日)

(1) 1株当たり中間純利益

160円13銭

250円09銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する中間純利益(百万円)

157,454

233,188

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する中間純利益
(百万円)

157,454

233,188

普通株式の期中平均株式数(千株)

983,314

932,399

(2) 潜在株式調整後1株当たり中間純利益

160円08銭

250円06銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する中間純利益調整額(百万円)

普通株式増加数(千株)

256

145

(うち新株予約権(千株))

(256)

(145)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり中間純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

(注) 株式給付信託(J-ESOP)により信託口が所有する当社株式は、1株当たり中間純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

1株当たり中間純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前中間連結会計期間3,825千株、当中間連結会計期間4,156千株であります。

 

 

(重要な後発事象)

  当社の連結子会社であるProtective Life Corporation(以下、「Protective」)は、2024年11月1日(米国時間)に、米国で団体保険事業を展開するShelterPoint Group, Inc.(以下、「ShelterPoint社」)を完全子会社化に向けた所定の前提条件を全て充足したことから、当社の子会社といたしました。

(1)企業結合の概要

① 被取得企業の名称及び事業の内容

被取得企業の名称    ShelterPoint Group, Inc.
事業の内容         団体保険事業

② 企業結合を行った主な理由

ShelterPoint社は米国で1972年に創業され、ニューヨーク州等で企業・団体に加入が義務付けられているDisability Benefits Law insurance(短期所得補償保険、以下「DBL」)やPaid Family Leave insurance(有給休暇補償保険、以下「PFL」)、Paid Family and Medical Leave insurance(DBLとPFL双方の補償範囲を兼ね備えた有給休暇補償保険、以下「PFML」)の販売・引受を主に行っており、ニューヨーク州ではDBL・PFLにおいてリーディングポジションを確立しております。本件買収は、Protectiveにとっては新規の事業ライン獲得であり、事業分散・収益安定化に寄与するものと考えております。また、PFMLの採用州は今後も増加する見込であり、更なるお客さま基盤の拡充が期待されております。

③ 企業結合日

2024年11月1日

④ 取得した議決権比率

100%

⑤ 取得企業を決定するに至った主な根拠

ProtectiveがShelterPoint社の議決権の100%を取得することから、Protectiveを取得企業と決定しております。

(2)被取得企業の取得原価及び対価の種類

取得の対価

現金

750

百万米ドル

取得原価

 

750

 

※契約書に基づき、取得対価は今後変動する可能性があります。