(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1  報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは健康食品及び医薬品の製造販売する事業のほか、百貨店事業、飲食事業と多岐にわたる事業を営んでおります。当社及び当社の連結子会社には、単一製品の製造に従事する会社だけでなく複数製品の製造販売を営んでいる会社もあり、当社グループとしては取り扱う製品ごと及びサービスごとに包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社グループは取り扱い製品を基礎として製品別に「ヘルスケア事業」及び「医薬品事業」を報告セグメントとしている他、サービス別に「百貨店事業」及び「飲食事業」並びに「その他事業」そして当連結会計年度より「その他事業」に含まれていた「不動産・建託事業」を量的な重要性が増したことから報告セグメントとしており、合わせた6つを報告セグメントとしております。なお、前連結会計年度の数値は変更後のセグメント区分に組替えた数値となっております。

「ヘルスケア事業」は、健康食品・化粧品の製造販売及びOEM供給を行っております。「医薬品事業」は、漢方医療用医薬品・一般用医薬品の製造販売及びジェネリック医薬品の販売を行っております。「百貨店事業」は、多種多様な商品を提供する小売事業を行っております。「飲食事業」は、飲食店を経営しております。「不動産・建託事業」は、不動産、建設そして顧客の土地活用、アパート賃貸経営支援を進めております。「その他事業」は、創業間もない企業を含め将来グループ事業の柱とするべく新たな事業に投資する投資育成事業としております。

2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2022年9月1日  至  2023年8月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注1)

連結
財務諸

表計上額(注2)

ヘルス
ケア事業

医薬品

事業

百貨店

事業

飲食事業

不動産・建託事業

その他

事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への
  売上高

15,249,817

2,087,128

5,203,982

1,482,588

1,297,440

258,051

25,579,009

25,579,009

  セグメント間の
  内部売上高又は
  振替高

15,249,817

2,087,128

5,203,982

1,482,588

1,297,440

258,051

25,579,009

25,579,009

セグメント利益又は

損失(△)

1,991,977

202,207

94,647

119,366

64,800

83,300

2,150,966

514,681

1,636,285

セグメント資産

19,824,250

1,674,191

12,394,509

2,270,744

2,277,414

1,280,044

39,721,155

1,350,593

41,071,748

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費 

318,100

84,526

328,574

34,347

12,788

36,488

814,785

9,135

823,920

  有形固定資産及び
  無形固定資産の
  増加額

915,535

68,313

73,253

48,794

822,211

58,966

1,987,074

31,375

2,018,450

 

(注) 1. セグメント利益の調整額△514,681千円は管理部門に係る全社費用の内、各報告セグメントに配賦していない費用等であります。セグメント資産の調整額1,350,593千円は全社資産に係るものであります。また、その他の項目の減価償却費の調整額9,135千円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額31,375千円はそれぞれ全社に係るものであります。

2. セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。また、各セグメント利益は、のれんの償却(百貨店事業:91,411千円、飲食事業:61,579千円、その他事業:7,086千円)控除後になります。

 

当連結会計年度(自  2023年9月1日  至  2024年8月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注1)

連結
財務諸

表計上額(注2)

ヘルス
ケア事業

医薬品

事業

百貨店

事業

飲食事業

不動産・建託事業

その他

事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への
  売上高

18,099,200

2,310,475

4,945,949

2,164,564

1,907,549

757,711

30,185,451

30,185,451

  セグメント間の
  内部売上高又は
  振替高

101,420

4,193

13,412

44,490

14,562

178,080

178,080

18,200,621

2,310,475

4,950,143

2,177,977

1,952,039

772,274

30,363,531

178,080

30,185,451

セグメント利益又は

損失(△)

2,711,589

215,651

33,397

70,977

267,824

98,109

2,523,727

607,539

1,916,188

セグメント資産

19,999,423

1,843,182

11,985,529

2,915,238

6,613,580

1,848,917

45,205,872

1,824,812

47,030,684

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費 

304,305

78,451

319,391

60,504

67,047

27,180

856,880

5,765

862,646

  有形固定資産及び
  無形固定資産の
  増加額

335,891

151,722

305,094

241,431

1,393,890

3,510

2,431,540

510,699

2,942,240

 

(注) 1. セグメント利益の調整額△607,539千円は管理部門に係る全社費用の内、各報告セグメントに配賦していない費用等であります。セグメント資産の調整額1,824,812千円は全社資産に係るものであります。また、その他の項目の減価償却費の調整額5,765千円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額510,699千円はそれぞれ全社に係るものであります。

2. セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。また、各セグメント利益は、のれんの償却(百貨店事業:91,411千円、飲食事業:78,315千円、不動産・建託事業:42,070千円、その他事業:11,116千円)控除後になります。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2022年9月1日 至 2023年8月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:千円)

日本

アジア(日本を除く。)

その他

合計

23,571,012

1,994,014

13,982

25,579,009

 

(注)売上高は販売拠点の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

3  主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため記載しておりません。

 

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日  至  2024年8月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:千円)

日本

アジア(日本を除く。)

その他

合計

26,350,138

3,828,978

6,334

30,185,451

 

(注)売上高は販売拠点の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

3  主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため記載しておりません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

ヘルスケア事業

医薬品事業

百貨店事業

飲食事業

不動産・
建託事業

その他

事業

減損損失

273

273

 

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

ヘルスケア事業

医薬品事業

百貨店事業

飲食事業

不動産・
建託事業

その他

事業

減損損失

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

ヘルスケア事業

医薬品事業

百貨店事業

飲食事業

不動産・
建託事業

その他事業

当期償却額

91,411

61,579

7,086

160,077

160,077

当期末残高

708,439

477,242

103,898

1,289,580

1,289,580

 

 

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

ヘルスケア事業

医薬品事業

百貨店事業

飲食事業

不動産・
建託事業

その他事業

当期償却額

91,411

78,315

42,070

11,116

222,914

222,914

当期末残高

617,027

622,074

518,870

591,240

2,349,212

2,349,212

 

(注)飲食事業のうち、415,662千円は株式会社なすびののれん残高であります。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

ラビットトラベル株式会社の全株式を取得し、同社を連結の範囲に含めております。これによって、負ののれん発生益が10,356千円発生しております。なお、当連結会計期間において、特別利益として一括計上しております。

 

 

【関連当事者情報】

連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

 前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金(千円)

事業の内容又は職

議決権等の所有(被所有)割合

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額(千円)

科目

期末残高(千円)

役員及びその近親者

浅山忠彦

連結子会社代表取締役

被所有

直接14.7%

連結子会社との土地建物の売買

㈱エーエフシー不動産との土地建物の売買

246,943

役員の近親者

多々良

宏平

連結子会社取締役の近親者

連結子会社との土地の売買

㈱エーエフシー不動産との土地の売買

85,662

 

(注)取引条件及び取引条件の決定方針等

   連結子会社との土地建物の売買については、市場価格等を勘案し、価格交渉の上決定しております。

 

   当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金(千円)

事業の内容又は職

議決権等の所有(被所有)割合

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額(千円)

科目

期末残高(千円)

役員及びその近親者

浅山忠彦

連結子会社代表取締役

被所有

直接14.8%

連結子会社との建物の売買

㈱AFCスマイル建設との建物の売買

81,161

契約

負債

81,161

連結子会社との土地の売買

㈱AFCスマイル不動産との土地の売買

50,000

役員及びその近親者

藤田かず代

連結子会社取締役の近親者

連結子会社への貸付

FSC㈱への貸付

55,909

短期

借入金

55,909

役員及びその近親者

藤田聰明

連結子会社取締役

連結子会社からの借入

㈱AFCスマイル建設からの借入

21,000

短期

貸付金

21,000

 

(注)取引条件及び取引条件の決定方針等

   ・連結子会社との建物・土地の売買については、市場価格等を勘案し、価格交渉の上決定しております。

・連結子会社への資金の貸付及び連結子会社からの資金の借入については、市場金利を勘案し利率を合理的に決定しております。

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2022年9月1日

至 2023年8月31日)

当連結会計年度

(自 2023年9月1日

至 2024年8月31日)

1株当たり純資産額

938円25銭

1株当たり純資産額

990円10銭

1株当たり当期純利益

78円51銭

1株当たり当期純利益

89円20銭

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

78円46銭

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

89円11銭

 

(注) 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次のとおりであります。

項  目

前連結会計年度

(自  2022年9月1日

至  2023年8月31日)

当連結会計年度

(自  2023年9月1日

至  2024年8月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

1,102,563

1,252,067

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益(千円)

1,102,563

1,252,067

普通株式の期中平均株式数(株)

14,044,029

14,037,133

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円)

普通株式増加数(株)

8,541

14,387

(うち新株予約権(株))

(8,541)

(14,387)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

連結子会社の㈱さいか屋が発行のA種優先株式

1,483,036株

連結子会社の㈱さいか屋が発行のA種優先株式

         1,483,036株

 

 

 

(重要な後発事象)

(重要な子会社同士の合併)

 2024年9月1日付で、当社の連結子会社である株式会社AFCスマイル建託は、同社を存続会社として同じく当社の連結子会社である株式会社AFCスマイル建設を吸収合併しております。

1. 合併の目的

グループ経営の効率化による収益性の向上と、機動的な組織体制を構築し、職場環境等の改善を図るため、本吸収合併を行うことといたしました。

2. 合併の要旨

(1)合併の日程

吸収合併決議臨時株主総会  2024年7月17日

合併期日          2024年9月1日

(2)合併の方式(内容)

株式会社AFCスマイル建託を存続会社として株式会社AFCスマイル建設を消滅会社とした吸収合併。

(3)事業内容

 株式会社AFCスマイル建託:建託業

(4)実施した会計処理の概要

 「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理をしております。

 

(子会社の増資)

 当社は、2024年8月30日開催の取締役会において、当社子会社である株式会社AFCスマイル建託の増資引受を決議し、2024年9月1日を払込期日として実行いたしました。

1.増資の目的

 子会社の自己資本の増強を図るためであります。

2.子会社の概要

(1)商号

株式会社AFCスマイル建託

(2)所在地

静岡市駿河区曲金二丁目5番38号

(3)代表者

代表取締役会長 浅山忠彦

(4)資本金

52,000千円

(5)払込総額

300,000千円

(6)増資後の資本金

352,000千円

(7)事業内容

建託業

(8)当社の出資比率

100%