第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

 

回次

第6期

第7期

第8期

第9期

第10期

決算年月

2020年8月

2021年8月

2022年8月

2023年8月

2024年8月

売上高

(千円)

2,946,007

3,044,429

2,833,435

2,979,047

5,024,345

経常利益又は
経常損失(△)

(千円)

259,767

239,793

144,147

113,671

344,873

当期純利益又は
当期純損失(△)

(千円)

362,077

561,392

350,379

79,670

88,940

持分法を適用した場合の
投資利益

(千円)

資本金

(千円)

549,720

549,720

551,819

801,818

801,818

発行済株式総数

(株)

9,827,120

9,827,120

9,853,520

11,261,970

11,261,970

純資産額

(千円)

1,449,684

888,292

540,995

1,120,665

1,209,605

総資産額

(千円)

6,343,848

5,376,550

4,855,398

5,275,373

2,627,362

1株当たり純資産額

(円)

147.41

90.28

54.91

99.51

107.41

1株当たり配当額
(1株当たり中間配当額)

(円)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)

(円)

37.01

57.13

35.57

7.25

7.90

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額

(円)

7.25

7.90

自己資本比率

(%)

22.83

16.50

11.14

21.24

46.04

自己資本利益率

(%)

9.59

7.63

株価収益率

(倍)

46.77

41.39

配当性向

(%)

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

3,282,905

118,116

32,058

71,012

1,826,797

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

316,099

79,713

69,401

131,669

1,662,980

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

3,274,392

55,764

332,938

385,575

2,851,282

現金及び現金同等物の
期末残高

(千円)

1,028,320

774,726

479,131

925,363

1,563,860

従業員数
〔外、平均臨時
雇用者数〕

(名)

119

105

117

125

130

59

56

34

14

16

株主総利回り

(%)

40.4

24.3

17.1

14.5

12.6

(比較指標:TOPIX(配当込み)

(%)

(109.8)

(135.9)

(139.4)

(170.1)

(202.4)

最高株価

(円)

2,524

1,209

571

443

389

最低株価

(円)

769

552

321

324

236

 

 

(注) 1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第8期の期首から適用しており、第8期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2.第6期から第8期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。

3.第6期から第8期の自己資本利益率については、当期純損失を計上しているため、記載しておりません。

4.第6期から第8期の株価収益率については、当期純損失を計上しているため、記載しておりません。

5.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため記載しておりません。

6.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を〔 〕外数で記載しております。

7.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社を有していないため記載しておりません。

8.第9期において、2022年11月10日を払込期日とする第三者割当増資により、発行済株式総数が1,408,450株、資本金及び資本剰余金がそれぞれ249,999千円増加しております。

9.当社は、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、2022年4月4日をもって、東京証券取引所市場第一部から東京証券取引所プライム市場へ市場区分を移行した後、2023年10月20日をもって東京証券取引所スタンダード市場に移行しております。また、2020年2月14日をもって東京証券取引所マザーズから東京証券取引所市場第一部へ市場変更いたしました。従いまして、株主総利回りの算定に使用した当社株価並びに最高株価及び最低株価は、2023年10月20日以降は、東京証券取引所スタンダード市場における株価であり、2022年4月4日以降は、東京証券取引所プライム市場における株価であり、2020年2月14日以降は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2020年2月13日以前は東京証券取引所マザーズにおけるものであります。

 

 

2 【沿革】

当社は、2014年9月に、株式会社famousの100%子会社として設立されました。
 株式会社famousは、広告代理事業を目的として、当社取締役会長小原崇幹らによって2012年5月に立ち上げられました。その後、株式会社famousを運営していく中で、スマートフォンアプリ事業に商機を見出した小原崇幹によって、同事業を本格的に行うため、スマートフォンアプリ事業に注力する子会社として、当社が設立されました。

そして、2014年10月に、さらなるスマートフォンアプリ事業の拡大及び親会社から独立した自主的な経営が不可欠であるとの考えから、小原崇幹を中心とした当社取締役らが株式会社famousから株式を買い取り、事業範囲を拡大し、現在に至っております。

 

年月

概要

2014年9月

東京都渋谷区神宮前六丁目に当社を設立

2014年10月

株式会社イグニスよりスマートフォンアプリ『どこでもミラー』を取得し(現在は、サービス終了)、Smartphone APP事業を開始

 

スマートフォンゲームアプリの攻略及びマルチプレイ(注)のパートナー募集掲示板アプリ「最強シリーズ」のiOS版を提供開始(現在は、サービス終了)

2015年4月

株式会社イグニスと資本提携

2015年6月

東京都渋谷区神宮前三丁目に本社移転

2015年10月

新規事業開発を目的としてC-studio株式会社(2017年8月当社が吸収合併したことにより消滅)を設立

2016年8月

最先端IoTデバイスを集結させたスマートホステル『&AND HOSTEL』を福岡に開設し、IoT事業を開始

2016年10月

東京都目黒区に本社移転

2017年1月

株式会社スクウェア・エニックスとの協業によりスマートフォン向けのマンガアプリ『マンガUP!』iOS版・Android版をリリース

2017年4月

『&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH』を開設(現在は、店舗閉鎖)

2017年5月

『&AND HOSTEL UENO』を開設(現在は、店舗閉鎖)

2017年8月

当社がC-studio株式会社を吸収合併

 

株式会社白泉社との協業によりスマートフォンアプリ『マンガPark』iOS版・Android版をリリース

2018年2月

『&AND HOSTEL AKIHABARA』を開設

2018年3月

『&AND HOSTEL KANDA』を開設

2018年8月

『&AND HOSTEL ASAKUSA STATION』を開設(現在は、店舗閉鎖)

2018年9月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2018年11月

株式会社集英社との協業によりスマートフォンアプリ『マンガMee』iOS版・Android版をリリース

2018年12月

株式会社ビーグリーとの協業によりスマートフォンアプリ『コミックevery』iOS 版・Android 版をリリース(現在は、サービス終了)

2019年2月

『&AND HOSTEL ASAKUSA』(現在は、店舗閉鎖)『&AND HOSTEL MINOWA』を開設(現在は、店舗閉鎖)

2019年4月

株式会社日本文芸社との業務提携を実施

2019年6月

占いアプリ『uraraca』iOS版・Android版をリリース

2019年7月

株式会社小学館との業務提携を実施

2019年7月

株式会社スクウェア・エニックスと資本業務提携を実施

2019年7月

株式会社スクウェア・エニックスと共同開発したスマートフォンアプリ『FFBEデジタルアルティマニア』iOS版・Android版をリリース

2019年8月

株式会社小学館との協業によりスマートフォンアプリ『サンデーうぇぶり』iOS 版・Android 版をリリース(フルリニューアル)

2019年8月

『&AND HOSTEL HOMMACHI EAST』を開設

2019年10月

『&AND HOSTEL KURAMAE WEST』を開設

2019年10月

株式会社小学館、株式会社集英社及び株式会社白泉社と資本業務提携を実施

2019年10月

株式会社アムタスと業務提携を実施(2023年11月業務提携を解消)

2019年11月

株式会社日本文芸社との協業によりスマートフォンアプリ『マンガTOP』iOS 版・Android 版をリリース

2019年11月

『&AND HOSTEL SHINSAIBASHI EAST』を開設

2019年11月

『&AND HOSTEL MINAMISENJU』を開設

2020年2月

『&AND HOSTEL NAMBA』を開設(現在は、店舗閉鎖)

2020年2月

東京証券取引所第一部へ市場変更

2020年4月

株式会社集英社との協業によりスマートフォンアプリ『ヤンジャン!』iOS 版・Android 版をリリース(フルリニューアル)

2020年5月

株式会社アムタスとの協業によりスマートフォンアプリ『めちゃコミックの毎日連載マンガアプリ』iOS 版・Android 版をリリース(フルリニューアル)(2023年11月協業終了)

2020年8月

東京証券取引所貸借銘柄に選定

2020年10月

ミラーフィット株式会社と業務提携を実施

2021年1月

『&AND HOSTEL KURAMAE WEST』を「ウェルネスを届けるスマートホステル」としてリニューアルオープン

2021年2月

株式会社Skyfallと資本業務提携を実施

2021年3月

『&AND HOSTEL ASAKUSA KAPPABASHI』を開設

2021年6月

IoT事業における事業構造改革(不採算事業の縮小及び撤退)を発表。宿泊予約管理システム「innto」事業、宿泊施設向けタブレットサービス「tabii」事業及び賃貸不動産領域向けサービス「totono」を事業譲渡することを発表。&AND HOSTEL事業では赤字店舗を中心とする一部店舗の契約見直しを行うことを発表

2021年9月

月額占いサイト『星ひとみの占い―5秒で見抜く宿命と刻』をリリース

2021年12月

スマートフォンアプリ『星ひとみの占い―5秒で見抜く宿命と刻』のiOS版・Android版をリリース

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年10月

株式会社セプテーニ・ホールディングスと資本業務提携を実施

2022年12月

株式会社ロイヤリティ マーケティングとの業務提携を実施

2023年10月

デジタルカタパルト株式会社と資本業務提携を実施

2023年10月

東京証券取引所スタンダード市場に市場変更

2023年11月

監査等委員会設置会社に移行

2023年12月

株式会社ロイヤリティ マーケティングとの協業により電子書籍ストア『Pontaマンガ』をリリース

2024年7月

株式会社集英社との共同により少女マンガの人気キャラクターをマーケティングに活用できる!BtoBサイト『集英社少女マンガIPガイド』をリリース

2024年8月

縦スクロールマンガ「Webtoon」制作スタジオ事業を開始

 

(注)マルチプレイとは、スマートフォンゲームアプリで他のアプリユーザーと一緒にプレイすることであります。

(注)2024年9月1日に株式会社サウスワークスの株式の80%を取得し子会社化しました。

(注)2024年10月1日にデジタルカタパルト株式会社から電子書籍ストア『ソク読み』事業を譲受しました。

 

 

 

3 【事業の内容】

当社は、「日常に&を届ける」こと、つまり人々の生活を豊かにするサービスを提供することをミッションとしており、様々な領域での事業可能性に対して真摯に取り組んでおります。そのような事業環境の下で、当社は、「APP事業」及び「RET事業」を展開しております。

 

2014年9月の創業以来、当社は、APP事業を中核に事業を展開し、スマートフォンアプリ開発によって培った、当社の強みであるUI/UX(*1)デザインの構築力によって、事業規模を急速に拡大させてまいりました。優れたUI/UXデザインの構築は、ユーザーが何らかの行動を起こすに当たって快適なデザインが何かを追求することで、より快適なユーザー体験を提供することを可能にします。スマートフォンアプリに関係するビジネスを展開するに際して、UI/UXデザインの構築力は欠かせないものとなっており、他社との優位性という点で重要な要素であります。

当社の主要事業である、APP事業はスマートフォンアプリを基礎として運営されている事業であります。当社がAPP事業において培ったUI/UXデザインの構築力は、RET事業におけるサービス開発にも展開され、事業間の垣根を越えたシナジー効果を生んでおり、当社の強みであると同時に、当社の事業運営の基盤となっております。

以下に当社が運営する各事業の具体的な内容を記載いたします。なお、以下に示す事業区分は「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

(1) APP事業

当社は、株式会社スクウェア・エニックスと共同開発したスマートフォン向けマンガアプリ「マンガUP!」や株式会社白泉社と共同開発したスマートフォン向けマンガアプリ「マンガPark」などを始めとするマンガアプリ及びWEBサービスの開発・運用を行っており、協業先のアプリとしてApple Inc.の運営する「App Store」やGoogle Inc.の運営する「Google Play」等の配信プラットフォームを(*2)通じて提供しております。また、電話やチャットを通じて占いができるスマートフォン向けの占いアプリ「uraraca」や有名占い師の公式アプリ等を開発・運用しており、Apple Inc.の運営する「App Store」やGoogle Inc.の運営する「Google Play」等の配信プラットフォームを通じて提供しております。なお、他社が運営する人気スマートフォンゲームアプリの攻略及びマルチプレイ(*3)のパートナーを募集する掲示板アプリ「最強シリーズ」は収益の伸長が見込めない事から、リソース配分を最適化する為、2024年3月末を以てサービス提供を終了しております。

 

マンガアプリの主な収益構造は、アプリ内で販売する電子マンガのダウンロード課金及びアドネットワーク(*4)を通じて得る広告収入となっております。

「uraraca」の主な収益構造は、アプリ内で提供するサービスである電話やチャットでの相談時間に応じた課金及びコンテンツ提供による課金収入となっております。有名占い師監修の公式WEBサイト及びアプリの主な収益構造は、サービス提供期間中に継続的に受領する月額利用料収入となっております。

 

当社は、スマートフォンアプリ市場の中でビジネスが大きく成長している分野にリソースを投下して、事業を創り出すことを事業方針としており、現在は、マンガアプリ市場は成熟期に移行しているとされますが、依然としてスマートフォンアプリの中で大きな市場となっております。株式会社インプレスの「電子書籍ビジネス調査報告書2024」によりますと、2023年度の電子書籍の市場規模は6,449億円で、前年度の6,026億円から7.0%増加し、そのうちの87.6%にあたる5,647億円をコミックが占めております。

マンガアプリは、参入する事業者が多くユーザー獲得のための競争が激化しており、また他社との差別化を図るため、オリジナルタイトルの開発・作成も必要ですが、当たり外れの大きいオリジナルタイトルの開発・作成をするのではなく、大手出版社等と連携する戦略を採っております。これにより大手出版社が有する人気タイトルを提供できること、両社で開発やプロモーション等の役割分担をすることで事業リスクを分散することを可能にしております。当社は、今後も大手出版社との連携を深化していくことで、マンガアプリの利用促進による収益拡大を図ってまいります。また、マンガアプリの開発・運営のみならず、出版業界の効率化や付加価値の提供を目指し新たなサービスの創出に注力していく方針です。

 

2024年8月31日現在で、当社が運営する主なスマートフォンアプリ、WEBサービスのタイトルは以下のとおりであります。

カテゴリー(注)

分類

アプリタイトル

内容


スマートフォン向けゲームサポートアプリ

FFBE デジタル アルティマニア

株式会社スクウェア・エニックスと共同開発したスマートフォン向けゲーム『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』のサポートアプリ

占いアプリ

uraraca

スマートフォン向け占いアプリ。星占いや占い師によるコンテンツ占いの配信に加え、電話相談も可能

星ひとみの占い

占い師である星ひとみが監修する公式占いサービス


マンガアプリ

マンガUP!

株式会社スクウェア・エニックスと共同開発したスマートフォン向けマンガアプリ。「コミックガンガン」といったマンガ雑誌の掲載コンテンツに加え、マンガUP!オリジナルのコンテンツを配信

マンガPark

株式会社白泉社と共同開発したスマートフォン向けマンガアプリ。「ヤングアニマル」、「花とゆめ」といったマンガ雑誌の掲載コンテンツに加え、マンガParkオリジナルのコンテンツを配信

マンガMee

株式会社集英社と共同開発したスマートフォン向けマンガアプリ。「りぼん」、「マーガレット」、「別冊マーガレット」といったマンガ雑誌の掲載コンテンツに加え、マンガMeeオリジナルのコンテンツを配信

サンデーうぇぶり

株式会社小学館と共同開発したスマートフォン向けマンガアプリ。「週刊少年サンデー」、「ゲッサン」、「サンデーGX」といったマンガ雑誌の掲載コンテンツに加え、サンデーうぇぶりオリジナルのコンテンツを配信

マンガTOP

株式会社日本文芸社と共同開発したスマートフォン向けマンガアプリ。「漫画ゴラク」、「コミックヘヴン」、「Webゴラク」といったマンガ雑誌の掲載コンテンツに加え、マンガTOPオリジナルのコンテンツを配信

ヤンジャン!

株式会社集英社と共同開発したスマートフォン向けマンガアプリ。「週刊ヤングジャンプ」本誌及び、「ウルトラジャンプ」、「グランドジャンプ」、「となりのヤングジャンプ」といったマンガ雑誌の掲載コンテンツに加え、ヤンジャン!オリジナルのコンテンツを配信

WEBサービス

Pontaマンガ

株式会社ロイヤリティ マーケティングとの共同開発したWEBブラウザ書店。Pontaポイントも利用してマンガが読める大型ポイント連携型総合電子書店。

 

  (注) 当社が運営するスマートフォンアプリ、WEBサービスのサービスカテゴリーの名称であります。

APP事業における「占いアプリ」「マンガアプリ」の収益源は、上述のとおり各アプリの運営において得られる広告収入及び課金収入であり、MAU(*5)の規模が収益の獲得規模に大きく影響いたします。
 そのため、競争の激化するスマートフォンアプリの事業環境においてMAUの規模が、事業基盤の核となるものであります。

 

当社のAPP事業において運営するスマートフォンアプリのうち、「マンガアプリ」及び「WEBサービス」の四半期毎の平均MAU数の推移は下表のとおりであります。

                            (単位:万人)

年月

平均MAU数

年月

平均MAU数

2017年5月末

31

2021年2月末

1,054

2017年8月末

65

2021年5月末

1,056

2017年11月末

108

2021年8月末

1,101

2018年2月末

150

2021年11月末

1,046

2018年5月末

204

2022年2月末

1,044

2018年8月末

238

2022年5月末

1,121

2018年11月末

279

2022年8月末

1,152

2019年2月末

362

2022年11月末

1,129

2019年5月末

430

2023年2月末

1,105

2019年8月末

532

2023年5月末

1,140

2019年11月末

641

2023年8月末

1,161

2020年2月末

720

2023年11月末

1,126

2020年5月末

906

2024年2月末

972

2020年8月末

994

2024年5月末

971

2020年11月末

1,026

2024年8月末

943

 

(注)上記の平均MAU数は、各四半期における平均値を記載しております。

 

 

APP事業 事業系統図

 


 

 

 

(2) RET事業

当社は、主に宿泊施設である「&AND HOSTEL」の運営を行っております。また、不動産の売買仲介および開発コンサルティングを提供しております。

 

① 宿泊施設「&AND HOSTEL」

当社は、「ウェルネスを届けるスマートホステル」をブランドコンセプトに、IoTのある暮らし、そして、空間、食事、アートや先進デバイスを活用コンテンツの提供などを通じてウェルネス体験の提供を目指すホステルである「&AND HOSTEL」を運営しております。

「&AND HOSTEL」は、主に他者が所有する不動産に関して、当社が当該不動産を「&AND HOSTEL」として企画・開発を行うことで新規店舗として展開する方法により展開しております。収益構造については、コンサルティング、不動産の仲介等による「&AND HOSTEL」の企画・開発に係る対価を収受しており、またホステル運営に当たってはホステルオーナーより運営受託に係る対価を収受しております。

 

2024年8月31日現在における「&AND HOSTEL」の開設状況は以下のとおりであります。

名 称

所在地

&AND HOSTEL AKIHABARA

東京都千代田区

&AND HOSTEL HOMMACHI EAST

大阪府大阪市中央区

&AND HOSTEL KURAMAE WEST

東京都台東区

&AND HOSTEL SHINSAIBASHI EAST

大阪府大阪市中央区

&AND HOSTEL MINAMISENJU

東京都荒川区

&AND HOSTEL ASAKUSA KAPPABASHI

東京都台東区

 

 

② 不動産の売買仲介および開発コンサルティング

主に、不動産所有者から不動産の運用・開発に関する依頼を受けて、不動産開発のノウハウを持つ当社スタッフが依頼主の要望に応じた提案をしております。また、不動産の売買仲介を行う等、様々な形で不動産の利活用に関するコンサルティングサービスを提供しております。

 

RET事業 事業系統図


 

 <用語解説>

注書き

用語

用語の定義

*1

UI/UX

UIはUser Interfaceの略称で、デザインやフォント、外観などユーザーの視覚に触れる全ての情報のこと

UXはUser Experienceの略称で、ユーザーが製品・サービスを利用する一連の行動の中で得た経験、感じたこと

*2

プラットフォーム

アプリケーションが動作するための土台や環境

*3

マルチプレイ

スマートフォンゲームアプリで他のアプリユーザーと一緒にプレイすること

*4

アドネットワーク

複数の広告媒体(Webサイトやソーシャルメディア、ブログ等)を集めて広告配信ネットワークを作り、それらの媒体に広告をまとめて配信する仕組み

*5

MAU

Monthly Active Userの略称であり、1カ月に一度でもアプリを利用したユーザーの数

 

 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の

被所有割合(%)

関係内容

(その他の関係会社)

㈱セプテーニ・ホールディングス

(注)

東京都新宿区

18,430

デジタルマーケティング事業

メディアプラットフォーム事業

21.29

資本業務提携

 

(注) 有価証券報告書を提出しております。

 

5 【従業員の状況】

(1) 提出会社の状況

 

 

 

2024年8月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

130

(16)

34.4

3.9

6,078

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

APP事業

113

(15)

RET事業

6

(-)

その他

-

(-)

全社(共通)

11

(1)

合計

130

(16)

 

(注) 1.従業員数は就業人員数であり、使用人兼務役員を含んでおりません。

2.アルバイト、派遣社員は、期中平均人員数を( )内に外数で記載しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属する従業員の数であり、Corporate Div.の所属従業員数を記載しております。

 

(2) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

当社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務に基づく公表項目として選択しておらず公表していないため、記載を省略しております。