第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等

回次

第41期

第42期

第43期

第44期

第45期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

62,030

58,746

55,395

57,244

105,317

経常利益

(百万円)

4,971

5,310

6,010

6,525

6,683

親会社株主に帰属する
当期純利益

(百万円)

3,131

4,957

4,730

5,822

4,189

包括利益

(百万円)

3,016

4,874

4,931

5,561

4,020

純資産額

(百万円)

27,978

31,848

35,726

40,132

43,015

総資産額

(百万円)

43,801

44,640

49,318

54,371

60,286

1株当たり純資産額

(円)

696.58

792.27

888.80

997.54

1,061.24

1株当たり当期純利益

(円)

78.05

123.49

117.79

144.91

104.19

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

63.8

71.3

72.4

73.7

70.8

自己資本利益率

(%)

11.6

16.6

14.0

15.4

10.1

株価収益率

(倍)

12.8

6.9

9.9

7.1

11.3

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

3,807

6,014

6,574

4,425

4,200

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

△1,352

401

△898

1,565

△4,508

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

△2,846

△4,459

△1,530

△1,547

△2,128

現金及び現金同等物の
期末残高

(百万円)

15,356

17,336

21,485

25,939

23,494

従業員数

(名)

1,455

1,456

1,416

1,302

1,468

(外、平均臨時雇用者数)

(717)

(697)

(565)

(391)

(390)

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 キャッシュ・フローにおける△は支出を示しております。

3 2019年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第41期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益を算定しております。

4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第44期の期首から適用しており、第43期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

5 第45期における売上高の大幅な増加は、コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社を連結の範囲に含めたことに伴う事業領域の拡大等によるものであります。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

回次

第41期

第42期

第43期

第44期

第45期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

売上高

(百万円)

29,656

29,714

26,972

28,784

30,350

経常利益

(百万円)

3,985

4,208

4,900

5,726

6,058

当期純利益

(百万円)

1,557

3,886

4,142

6,460

4,064

資本金

(百万円)

1,824

1,849

1,849

1,849

1,849

発行済株式総数

(株)

20,940,000

41,925,300

41,925,300

41,925,300

41,925,300

純資産額

(百万円)

25,297

28,318

31,754

37,128

39,607

総資産額

(百万円)

29,958

32,903

36,658

42,404

44,563

1株当たり純資産額

(円)

630.60

705.11

790.73

923.69

984.75

1株当たり配当額

(円)

50.00

27.50

25.00

35.00

35.00

(内1株当たり中間配当額)

(25.00)

(13.75)

(12.50)

(17.50)

(17.50)

1株当たり当期純利益

(円)

38.82

96.81

103.15

160.79

101.10

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

84.4

86.1

86.6

87.6

88.9

自己資本利益率

(%)

6.2

14.5

13.8

18.8

10.6

株価収益率

(倍)

25.8

8.9

11.4

6.4

11.7

配当性向

(%)

64.4

28.4

24.2

21.8

34.6

従業員数

(名)

589

570

544

523

523

(外、平均臨時雇用者数)

( 75)

( 63)

( 55)

( 48)

( 44)

株主総利回り

(%)

123.1

109.2

150.0

137.7

159.6

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(95.0)

(85.9)

(122.1)

(124.6)

(131.8)

最高株価

(円)

2,016

1,438

(2,193)

1,383

1,674

1,274

最低株価

(円)

1,198

741

(1,711)

802

982

922

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 2019年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第41期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益を算定しております。なお、発行済株式総数及び1株当たり配当額は、当該株式分割前の実際の株式数及び配当額を記載しております。

3 第42期の1株当たり配当額には、記念配当2円50銭を含んでおります。

4 最高株価及び最低株価は、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであり、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2019年3月24日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。また、当社は、2019年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第42期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しております。

5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第44期の期首から適用しており、第43期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

 

 

2 【沿革】

1977年10月

現代表取締役会長横山博一が名古屋市において「中古車通信」を創刊。

1979年6月

中古車情報誌の制作・販売を主たる目的として、株式会社プロジェクトエイト(資本金1百万円、所在地名古屋市千種区、代表者横山博一)を設立。

1985年8月

「週刊オークション情報」(現「オークション情報」)を創刊。

1991年2月

名古屋市中区新栄に新社屋を建設し本社を移転。同時に、株式会社プロジェクトエイトから株式会社プロトコーポレーションへ商号変更。

1991年6月

輸入車情報誌「ENZO」(現「グーワールド」)を創刊。

1992年10月

「中古車通信」を「Goo」(現「グー」)に表題変更。

1996年4月

インターネットを利用した中古車データ検索システム「DataLine」を商品開発し、情報サービスの提供を開始。

1996年10月

中古車情報検索サイト「Goonet」(現「グーネット」)による情報サービスの提供を開始。

1997年12月

名古屋市中区葵に新社屋を購入し、本社を移転。

1999年4月

東京都文京区に新社屋を建設し東京支社を移転。同時に、東京支社を東京本社として支店登記。

1999年4月

不動産事業を開始。

1999年10月

中古車基準価格ガイド「ブルーブック」を創刊。

2001年8月

バイク情報誌「GooBike」(現「グーバイク」)を創刊。

2001年9月

ジャスダック(店頭)市場に上場。

2002年10月

自動車業界全体を見据えた情報サービスの拡充を目的として、株式会社リペアテック出版(現株式会社プロトリオス)の株式を取得し、子会社化。

2007年4月

消費者メリットを追求した様々なコンテンツサービスの開発・提供を迅速に展開すると同時に、更なるコストダウンを図ることを目的として、株式会社プロトデータセンター(現株式会社プロトソリューション)を設立。

2009年1月

国内中古車販売店の販路拡大ならびに海外ユーザーを対象とした情報サービスの拡充を図ることを目的として、株式会社グーオート(現株式会社グーネットエクスチェンジ)を設立。

2009年10月

自動車メンテナンスに関する情報・サービスをグループ内で幅広く展開することによって、自動車業界における顧客層の拡大を図ることを目的として、株式会社システムワン(現株式会社プロトリオス)の株式を取得し、子会社化。

2009年10月

医療・介護業界における人材紹介サービスの拡充を目的として、株式会社Medical CUBIC(2011年5月株式会社プロトメディカルケアに商号変更)の株式を取得し、子会社化。

2010年4月

中古バイクの物件情報において多くのコンテンツを確保するとともに、バイクパーツ・バイク用品のEC販売の強化、バイク専門誌・専門サイトを通じたコンテンツならびにメディアの強化によるユーザー接点の強化ならびに顧客層の拡大を推進することを目的として、株式会社バイクブロス(現株式会社プロトコーポレーション)の株式を取得し、子会社化。

2012年1月

自動車整備、修理・鈑金・塗装といったカーアフターマーケットにおける事業規模の拡大をより一層推進していくにあたり、当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、株式会社システムワンと株式会社リペアテック(存続会社)が合併し、商号を株式会社プロトリオスに変更。

2012年2月

「Goo認定」(現「グー鑑定」)サービスの更なる強化を図っていくことを目的として、株式会社カークレドを設立。

2012年4月

中古車輸出支援サービスを通じた中古車販売店の更なる販路拡大を目的として、株式会社キングスオート(現株式会社グーネットエクスチェンジ)の株式を取得し、子会社化。

2012年7月

当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、株式会社グーオートと株式会社キングスオート(存続会社、現株式会社グーネットエクスチェンジ)が合併。

2013年4月

自動車関連情報事業の更なる成長を図ることを目的として、株式会社オートウェイの株式を取得し、子会社化。

 

2015年4月

自動車関連情報事業の更なる成長を図ることを目的として、株式会社タイヤワールド館ベストの株式を取得し、子会社化。

2016年10月

当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、株式会社アイソリューションズと株式会社プロトデータセンター(存続会社)が合併し、商号を株式会社プロトソリューションに変更。

2019年3月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第一部に市場変更。

2019年4月

当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、株式会社バイクブロスと当社(存続会社)が合併。

2019年4月

新しいビジネスの企画・研究開発の強化、協業による既存事業とのシナジー創出により、当社グループ全体の競争力強化と更なる企業価値向上を図ることを目的として、株式会社プロトベンチャーズを設立。

2019年9月

名古屋証券取引所市場第一部に上場。

2020年4月

株式会社キングスオートの商号を株式会社グーネットエクスチェンジに変更。

2021年4月

国内外のスタートアップ企業等への投資を目的として、プロトベンチャーズ2号投資事業有限責任組合を設立。

2021年6月

当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、当社が保有する株式会社プロトメディカルケア(現株式会社ハートメディカルケア)の株式の全てを譲渡。

2022年4月

新規事業の開始及び協業による既存事業とのシナジー創出により、更なる企業価値向上を図ることを目的として、コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社の株式を取得し、子会社化。

2022年4月

東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、それぞれ東京証券取引所市場第一部から同取引所プライム市場へ、名古屋証券取引所市場第一部から同取引所プレミア市場へ移行。

 

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、連結子会社18社及び持分法適用関連会社1社により構成されております。主な事業といたしましては、モビリティ領域のDXを推進し、顧客の業務効率改善や成約率の向上に寄与するとともにデータプラットフォームの構築を推進し、モビリティに関連する情報を収集・整理・分類し、有用な情報コンテンツに加工した上で、当社グループのメディアを通じて消費者ならびに法人企業の皆様に提供するとともに、法人企業の事業運営を支援する関連サービスの提供を行っております。

当連結会計年度において、報告セグメントの区分を変更しております。また、主要な関係会社の異動は、次のとおりであります。

 

(コマース)

当連結会計年度において、コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社の全株式を取得し、連結の範囲に含めております。

(その他)

当連結会計年度において、沖縄バスケットボール株式会社の株式を取得し、同社及び同社の子会社である沖縄アリーナ株式会社及び沖縄スポーツアカデミー株式会社を連結の範囲に含めております。

 

当社グループの事業内容と、グループ各社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

 

(1) プラットフォーム

当社では、モビリティに関連する事業領域のうち、主に中古車領域、整備領域、新車領域で事業を展開しています。中古車領域においては、自動車ディーラー、中古車販売店等の商品在庫車両データを広告出稿というかたちで収集しております。これらの在庫車両データを整理・分類してデータベース化し、最終的には当社のメディア(情報誌・PC・スマホ・アプリケーション)を通じて、消費者にとって有用な情報コンテンツとして提供しております。

また、整備領域においては、整備工場の車検、整備等に関するデータを収集し、これらのデータを整理・分類してデータベース化し、最終的には当社のメディア(PC・スマホ・アプリケーション)を通じて、消費者にとって有用な情報コンテンツとして提供しております。

新車領域においては、新車商談支援システムを提供し、自動車ディーラーの商談支援を行っております。

このように当社は、法人企業・消費者双方のニーズをマッチングさせることによって、消費者の購買活動をサポートするとともに、法人企業の業務拡大に寄与しております。

加えて、中古車販売店をはじめとする法人企業向けサービスとして、全国のオート・オークション会場から収集した中古車落札価格情報をはじめ、落札価格情報をもとに当社が独自に商品化した中古車基準価格情報等、中古車流通において有用な情報の提供を行っております。更に、中古車の車両状態の情報を消費者に開示する「ID車両(グー鑑定車+メーカー認定中古車)」サービスの提供により、中古車選びにおける安心・信頼を高めるための事業支援サービスも行っております。

主な事業収入といたしましては、自動車ディーラー、中古車販売店、整備工場等が所有する自動車又は整備に関するデータを、当社のシステムに登録するためのシステム利用料及び当社のメディアに掲載する情報掲載料(広告収入)と、情報コンテンツや関連サービスを提供する情報・サービス提供料があります。

株式会社プロトリオスにつきましては、自動車の修理や部品に関する情報の提供、ならびに鈑金・修理関連の業務支援ソフトウエアの開発及び販売を行っております。

株式会社プロトソリューションにつきましては、沖縄県においてクルマ及びバイクの情報誌の発行及び当社メディア(PC・スマホ・アプリケーション)への掲載ならびに沖縄の賃貸・不動産情報誌・情報メディア「グーホーム」の発行及び運営を行うとともに、当社メディアに掲載する情報のデータ入力業務、デザイン制作業務、Webソリューション業務、カスタマーサポート業務、グループ内におけるソフトウエアの開発等を行っております。

株式会社カークレドにつきましては、消費者に対し中古車選びにおける安心・信頼を提供するため、販売店が保有する中古車の検査・鑑定業務を行っております。

 

(2) コマース

株式会社オートウェイにつきましては、タイヤ・ホイール通販サイト「AUTOWAY LOOP」ならびに店舗において輸入タイヤ及びホイールの販売を行っております。

株式会社タイヤワールド館ベストにつきましては、タイヤ・ホイール通販サイト「BESTオンラインショップ」ならびに店舗において国産タイヤ及びホイール等の販売を行っております。

株式会社グーネットエクスチェンジにつきましては、オークション会場から仕入れた車両を海外へ輸出するとともに、海外ユーザー向け当社メディア「GOONET Exchange」を通じて、国内中古車販売店の中古車輸出支援業務を行っております。

コスミック流通産業株式会社につきましては、直営店及びECサイト「J・market」を通じて、商品券やギフト券等のチケットの二次流通事業を行っております。

 

(3) その他

当社は、賃貸等不動産の保全・管理及び農業事業を行っております。

株式会社プロトソリューションにつきましては、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業としてデータ入力業務、デザイン制作業務、Webソリューション業務ならびにテレマーケティング業務に関するサービスの提供、ソフトウエアの開発・販売、人材派遣事業を行っております。

株式会社オートウェイにつきましては、売電事業を行っております。

株式会社プロトベンチャーズ及びプロトベンチャーズ2号投資事業有限責任組合につきましては、投資事業ならびに新規事業者、ベンチャー企業等の発掘調査、及びこれらに基づく情報提供業を行っております。

以上の当社グループにつきまして、事業体系を図示いたしますと、次のとおりとなります。

 


プラットフォームセグメント 主な商品ラインアップ

*1 クルマ情報メディア「グーネット」、グーネットのバックグラウンドシステム「MOTOR GATE」

クルマ情報誌「グー」、輸入車情報誌「グーワールド」、バイク総合メディア「グーバイク」

カーメンテナンス情報メディア「グーネットピット」、中古車オークション相場情報誌

「オークション情報」、新車ディーラー向け営業支援システム「DataLine」「DataLine SalesGuide」など

*2 クルマ情報メディア「グーネット沖縄」、クルマ情報誌「グー沖縄」、バイク情報誌

    「グーバイク沖縄」、賃貸・不動産情報誌・情報メディア「グーホーム」など

*3 自動車整備業鈑金統合システム「RacroSⅡ」、「月刊ボデーショップレポート」など

 

(注) 1 事業体系図内における「鑑定書発行」につきましては、特定非営利活動法人日本自動車鑑定協会に加盟する株式会社カークレド他の検査会社が、同協会の検査基準に基づいて中古車の車両状態を検査し、当該結果を基に同協会が鑑定書を発行しております。

2 株式会社グーネットエクスチェンジは、上記以外に国内輸出企業の中古車輸出販売を仲介するアライアンス事業も行っております。

3 コスミック流通産業株式会社の連結子会社であるコスミックGCシステム株式会社では、ギフト券・商品券の販売事業を行っております。

4 当社は、上記以外に不動産管理事業及び農業事業も行っております。

5 株式会社オートウェイは、上記以外に売電事業も行っております。

6 株式会社プロトソリューションは、上記以外にグループ内外におけるソフトウエアの開発・販売等も行っております。

7 株式会社プロトソリューションの連結子会社である株式会社沖縄コールスタッフサービス及び株式会社アソシエは人材派遣事業を行っており、株式会社オニオンは映像制作事業を行っております。

8 上記のほか、株式会社プロトソリューションの持分法適用関連会社である株式会社UB Datatechは経済情報の取得、整理及びデータの組成事業を行っております。

9 2022年7月1日付で、株式会社プロトソリューションは、沖縄バスケットボール株式会社ならびにその連結子会社である沖縄アリーナ株式会社及び沖縄スポーツアカデミー株式会社を連結子会社化しております。

 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有(被所有)割合

関係内容

所有割合(%)

被所有割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

コスミック流通産業株式会社

(注)6

横浜市神奈川区

30

コマース

その他

100.00

商品券の仕入
資金の貸付
役員の兼任2名

株式会社オートウェイ

(注)2、7

 

福岡県京都郡苅田町

499

 

コマース

その他

100.00

 

タイヤの仕入
資金の貸付
役員の兼任2名

株式会社プロトソリューション

(注)2

沖縄県宜野湾市

100

プラットフォーム

その他

100.00

データエントリー業務・
デザイン制作業務・Webソリューション業務・カスタマーサポート業務・ソフトウエア開発の委託
役員の兼任3名

株式会社タイヤワールド館ベスト

(注)2

仙台市宮城野区

499

コマース

100.00

タイヤの仕入
資金の貸付
役員の兼任2名

株式会社グーネットエクスチェンジ

浜松市東区

88

コマース

100.00

データの販売

資金の貸付
役員の兼任2名

株式会社カークレド

(注)2

東京都新宿区

99

プラットフォーム

100.00

中古車の鑑定業務の委託
役員の兼任3名

株式会社プロトリオス

大阪市中央区

60

プラットフォーム

100.00

カタログデータ作成業務の委託
役員の兼任2名

株式会社プロトベンチャーズ

(注)2

東京都新宿区

430

その他

100.00

情報提供業務

資金の貸付
役員の兼任2名

プロトベンチャーズ2号投資事業有限責任組合 (注)2

東京都新宿区

1,200

その他

100.00

(0.50)

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

株式会社UB Datatech

沖縄県宜野湾市

30

その他

33.33

(33.33)

 

(注) 1 主要な事業の内容には、報告セグメントの名称を記載しております。

2 特定子会社であります。

3 議決権所有割合の()内は、間接所有割合で内数であります。

4 上記以外にコスミック流通産業株式会社の連結子会社が1社、株式会社プロトソリューションの連結子会社が6社、株式会社カークレドの連結子会社が2社あります。

5 当社は、2022年4月1日付でコスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社の全株式を取得し、連結子会社といたしました。また、2022年11月1日付でコスミック流通産業株式会社を完全親会社とし、コスミックGCシステム株式会社を完全子会社とする株式交換を実施いたしました。

6 コスミック流通産業株式会社につきましては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

  主要な損益情報等 (1)売上高        33,802百万円

           (2)経常利益         295百万円

           (3)当期純利益       207百万円

           (4)純資産額         663百万円

           (5)総資産額       3,066百万円

7 株式会社オートウェイにつきましては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

  主要な損益情報等 (1)売上高        17,694百万円

           (2)経常損失        39百万円

           (3)当期純損失     32百万円

           (4)純資産額       5,060百万円

           (5)総資産額      12,178百万円

 

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2023年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

プラットフォーム

818

(190)

コマース

356

(60)

その他

243

(126)

全社(共通)

51

(14)

合計

1,468

(390)

 

(注) 1 従業員数は当社グループから当社グループ外への出向者を除く就業人員数であり、臨時雇用者数は( )
内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2 全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

3 当連結会計年度において、コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社の全株式を取得し連結の範囲に含めたことに加えて、沖縄バスケットボール株式会社の株式を取得し、同社及び同社の子会社である沖縄アリーナ株式会社及び沖縄スポーツアカデミー株式会社を連結の範囲に含めたことなどにより、当社グループの従業員数は、前連結会計年度末と比較して、166名の増加となりました。

 

(2) 提出会社の状況

2023年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

523

(44)

38.9

11.6

6,388

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

プラットフォーム

421

(27)

コマース

42

(2)

その他

9

(1)

全社(共通)

51

(14)

合計

523

(44)

 

(注) 1 従業員数は当社から他社への出向者を除く就業人員数であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員
を外数で記載しております。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

当事業年度

管理職に占める女性労働者の割合(%)(注2)

男性労働者の
育児休業取得率(%)(注2)

労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)(注3)

全労働者

正規雇用労働者

パート・
有期労働者

-

-

42.0

80.0

86.0

 

(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

   2 提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、公表状況に応じ、公表されていない指標を「-」と表記しております。

   3 労働者の男女の賃金の差異の算出は、以下の条件で行っております。

     賃金には、基本給、超過労働に対する報酬(定額時間外手当)、賞与、責任者手当等を含む。

     正規雇用労働者は、当社から社外への出向者を含み(ただし出向先職位が役員のものを除く)、他社から当社への出向者を除く。パート・有期労働者のうち、定年再雇用者、所定労働時間が正社員と全く同一のパートタイマーを含み、派遣社員、休職した社員を除く。パート・有期労働者は、所定労働時間が正社員と異なるパートタイマーを指す。

   4 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)に基づく情報公表については、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。

 

 ② 主要な連結子会社

当事業年度

名称

管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)

男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)

労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用
労働者

パート・
有期労働者

コスミック流通産業株式会社

8.3

100.0

-

-

-

株式会社オートウェイ

8.3

-

-

-

-

株式会社プロトソリューション

19.5

100.0

66.4

66.4

-(注3)

株式会社タイヤワールド館ベスト

-

60.0

-

-

-

株式会社プロトリオス

7.7

-

-

-

-

 

(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

   2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

   3 株式会社プロトソリューションにおいて、労働者の男女の賃金の差異のパート・有期労働者は対象者がおりません。

   4 主要な連結子会社において、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため公表されていない指標は、公表状況に応じ、「-」と表記しております。

   5 連結子会社のうち、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定により3指標以外を公表している会社は、記載を省略しております。