2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2023年11月30日)

当事業年度

(2024年11月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,297,125

1,357,138

売掛金

81,183

78,837

仕掛品

486

8,168

前払費用

26,456

33,621

その他

4,192

6,861

流動資産合計

1,409,443

1,484,627

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

1,811

2,882

減価償却累計額

845

351

建物(純額)

966

2,531

工具、器具及び備品

7,165

8,207

減価償却累計額

6,511

4,945

工具、器具及び備品(純額)

653

3,261

有形固定資産合計

1,620

5,793

無形固定資産

 

 

特許権

11,178

ソフトウエア

12,564

8,096

その他

16,097

8,134

無形固定資産合計

28,661

27,408

投資その他の資産

 

 

関係会社株式

0

0

出資金

20

20

長期前払費用

6,069

23,968

繰延税金資産

2,078

4,988

その他

20,492

46,437

投資その他の資産合計

28,660

75,414

固定資産合計

58,942

108,615

資産合計

1,468,386

1,593,242

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2023年11月30日)

当事業年度

(2024年11月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

27,370

30,378

1年内返済予定の長期借入金

28,840

41,463

未払金

3,834

5,779

未払費用

27,255

36,895

未払法人税等

35,250

25,745

契約負債

19,862

18,704

その他

13,555

10,172

流動負債合計

155,969

169,139

固定負債

 

 

長期借入金

54,279

62,077

固定負債合計

54,279

62,077

負債合計

210,248

231,216

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

429,394

444,847

資本剰余金

 

 

資本準備金

389,394

404,847

資本剰余金合計

389,394

404,847

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

439,445

512,428

利益剰余金合計

439,445

512,428

自己株式

96

96

株主資本合計

1,258,137

1,362,026

純資産合計

1,258,137

1,362,026

負債純資産合計

1,468,386

1,593,242

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

売上高

843,615

826,137

売上原価

297,346

335,115

売上総利益

546,268

491,021

販売費及び一般管理費

※1 270,803

※1 292,882

営業利益

275,465

198,139

営業外収益

 

 

受取利息

8

202

受取配当金

0

0

受取奨励金

1,450

為替差益

21

営業外収益合計

30

1,652

営業外費用

 

 

支払利息

1,091

909

保証料償却

270

414

上場関連費用

20,342

為替差損

289

その他

0

7

営業外費用合計

21,705

1,620

経常利益

253,790

198,171

特別利益

 

 

関係会社株式売却益

※2 2,064

特別利益合計

2,064

特別損失

 

 

固定資産除却損

※3 51

特別損失合計

51

税引前当期純利益

255,802

198,171

法人税、住民税及び事業税

74,960

58,918

法人税等調整額

5,527

2,909

法人税等合計

80,488

56,008

当期純利益

175,314

142,162

 

【売上原価明細書】

 

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

区分

注記

番号

金額(千円)

構成比

(%)

金額(千円)

構成比

(%)

Ⅰ 材料費

 

Ⅱ 労務費

 

90,174

29.9

110,102

31.9

Ⅲ 経費

※1

211,385

70.1

235,548

68.1

当期総製造原価

 

301,560

100.0

345,650

100.0

期首仕掛品棚卸高

 

396

 

486

 

合計

 

301,956

 

346,136

 

期末仕掛品棚卸高

 

486

 

8,168

 

他勘定振替高

※2

4,123

 

2,852

 

当期売上原価

 

297,346

 

335,115

 

原価計算の方法

 当社の原価計算は、個別原価計算による実際原価計算であります。

 

(注)※1.主な内訳は次のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

クラウド利用料(千円)

113,064

120,921

サービス利用料(千円)

23,025

19,975

外注加工費(千円)

60,537

72,537

 

※2.他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

ソフトウエア仮勘定(千円)

4,123

2,852

合計(千円)

4,123

2,852

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

純資産合計

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

資本準備金

資本剰余金合計

その他利益剰余金

利益剰余金合計

繰越利益剰余金

当期首残高

40,000

264,130

264,130

304,130

304,130

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

389,394

389,394

389,394

 

 

 

778,789

778,789

当期純利益

 

 

 

175,314

175,314

 

175,314

175,314

自己株式の取得

 

 

 

 

 

96

96

96

当期変動額合計

389,394

389,394

389,394

175,314

175,314

96

954,007

954,007

当期末残高

429,394

389,394

389,394

439,445

439,445

96

1,258,137

1,258,137

 

当事業年度(自 2023年12月1日 至 2024年11月30日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

純資産合計

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

資本準備金

資本剰余金合計

その他利益剰余金

利益剰余金合計

繰越利益剰余金

当期首残高

429,394

389,394

389,394

439,445

439,445

96

1,258,137

1,258,137

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

15,452

15,452

15,452

 

 

 

30,905

30,905

剰余金の配当

 

 

 

69,179

69,179

 

69,179

69,179

当期純利益

 

 

 

142,162

142,162

 

142,162

142,162

当期変動額合計

15,452

15,452

15,452

72,983

72,983

103,888

103,888

当期末残高

444,847

404,847

404,847

512,428

512,428

96

1,362,026

1,362,026

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1.有価証券の評価基準及び評価方法

子会社株式及び関連会社株式

 移動平均法による原価法を採用しております。

 

2.棚卸資産の評価基準及び評価方法

仕掛品

 個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

 

3.固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産

 定率法を採用しております。ただし、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備については、定額法を採用しております。

 なお、主な耐用年数は次のとおりです。

建物附属設備        4年~15年

工具、器具及び備品     4年~6年

 

(2)無形固定資産

 定額法を採用しております。

 なお、市場販売目的ソフトウエアについては、見込販売収益に基づく償却額と見込販売可能期間(3年)に基づく均等配分額とを比較し、いずれか大きい額を計上する方法を採用しており、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(最長5年)に基づく定額法を採用しております。

 また、特許権については3年で償却しております。

 

4.引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

 債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

 なお、当事業年度においては、貸倒実績はなく、また貸倒懸念債権等もないため、貸倒引当金を計上しておりません。

 

5.収益及び費用の計上基準

 当社は、KUSANAGI Stack事業を展開しており、顧客との契約から生じる収益は、「KUSANAGI」を利用する顧客のWebサイトの保守・運用をサブスクリプション型の月額課金にて行う「KUSANAGIマネージドサービス」、サービス導入時や運用時のシステムインテグレーションを行う「クラウドインテグレーションサービス」及びクラウド事業者などへのライセンス提供やブランド提供等を行う「ライセンス販売」から構成されております。

 各サービスにおける収益を認識する通常の時点は以下のとおりです。

 「KUSANAGIマネージドサービス」については、一定期間の契約締結を行っており、サービス期間の経過に伴って履行義務が充足されることで収益を認識しており、契約に基づく月額利用料を基に毎月収益を認識しております。

 「クラウドインテグレーションサービス」については、各顧客の要求する仕様を満たす必要があることから、各サービスの個別性が高く、完了までに一定の期間を要します。このような契約においては、履行義務の充足に係る進捗度に基づき、一定期間にわたり収益を認識しております。進捗度は総原価見積額に対する事業年度末までの発生原価の割合に基づき算定しております。なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い契約については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

 「ライセンス販売」については、契約に基づく顧客へのサービス提供が、一定の期間にわたり継続的に履行義務を充足する取引であると判断しており、契約期間にわたり一定の役務提供がなされるため、顧客との契約におけるサービス提供期間にわたり契約に基づく取引価格を按分し収益を認識しております。

 なお、これらの履行義務に対する対価は、履行義務を充足してから概ね1年以内に受領しており、重要な金融要素を含んでおりません。

(重要な会計上の見積り)

該当事項はありません。

 

(損益計算書関係)

※1 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度9%、当事業年度10%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度91%、当事業年度90%であります。

 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

役員報酬

68,549千円

57,773千円

給料及び手当

49,174

47,426

減価償却費

533

1,531

支払報酬料

45,510

50,629

広告宣伝費

24,971

30,148

支払手数料

21,559

31,762

 

(表示方法の変更)

 前事業年度において主要な費目として表示していなかった「広告宣伝費」及び「支払手数料」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より主要な費目として表示しております。なお、この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度におきましても主要な費目として表示しております。

 

※2 関係会社株式売却益

前事業年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)

 当社の連結子会社であったPrime Strategy Singapore Pte. Ltd.の全株式を譲渡したことによるものであります。

 

※3 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

工具、器具及び備品

51千円

-千円

51

 

(有価証券関係)

前事業年度(2023年11月30日)

 市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

区分

当事業年度

(千円)

子会社株式

0

 

当事業年度(2024年11月30日)

 市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

区分

当事業年度

(千円)

子会社株式

0

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2023年11月30日)

当事業年度

(2024年11月30日)

繰延税金資産

 

 

未払事業税

1,553千円

2,300千円

関係会社株式

1,172

1,172

その他

525

1,514

繰延税金資産小計

3,251

4,988

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△1,172

評価性引当額小計

△1,172

繰延税金資産合計

2,078

4,988

繰延税金資産の純額

2,078

4,988

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前事業年度

(2023年11月30日)

当事業年度

(2024年11月30日)

法定実効税率

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

30.6%

(調整)

 

税額控除

△2.2%

評価性引当額の増減

△0.6%

外国子会社合算税制

0.3%

その他

0.2%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

28.3%

 

 

(収益認識関係)

 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

 

(重要な後発事象)

「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

 

 

④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】

資産の種類

当期首残高

(千円)

当期増加額

(千円)

当期減少額

(千円)

当期末残高

(千円)

当期末減価償却累計額又は償却累計額

(千円)

当期償却額

(千円)

差引当期末残高(千円)

有形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

建物

1,811

2,882

1,811

2,882

351

412

2,531

工具、器具及び備品

7,165

4,252

3,210

8,207

4,945

1,644

3,261

有形固定資産計

8,977

7,135

5,022

11,090

5,297

2,056

5,793

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

特許権

12,070

12,070

892

892

11,178

ソフトウエア

48,713

1,880

50,593

42,496

6,348

8,096

その他

16,097

5,987

13,950

8,134

8,134

無形固定資産計

64,810

19,938

13,950

70,797

43,388

7,240

27,408

長期前払費用

6,069

21,091

3,193

23,968

23,968

 (注)1.当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。

特許権          特許権の取得                       12,070千円

その他          ソフトウエア仮勘定の増加額                 2,303千円

2.当期減少額のうち主なものは次のとおりであります。

その他          特許権及びソフトウエアへの振替額           13,950千円

3.長期前払費用は、費用の期間配分に係るものであり、減価償却と性格が異なるため、当期償却額の算定には含めておりません。

 

 

【引当金明細表】

     該当事項はありません。

 

(2)【主な資産及び負債の内容】

 連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

 

(3)【その他】

 該当事項はありません。